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2020/01/28更新

加熱式・電子タバコは健康被害はないの?知っておくべき新型タバコ

健康

近年新型タバコとして人気のIQOSなどの「加熱式・電子タバコ」。
国内シェア70%程度を占めるIQOSは、世界シェアの96%を日本が占めていたという時期もあるほど人気の新型タバコです。

そんな新しいタバコの形として人気の加熱式・電子タバコですが、気になるのは自身や周りに対する健康被害の有無ですよね。

従来のものよりも健康被害は少ないのでは?と思われている新型タバコですが、実際はどうなのでしょうか。
 

新型タバコ「加熱式タバコ」と「電子タバコ」

非燃焼・加熱式タバコや電子タバコとは、従来型の燃焼式タバコとは違った新しいタバコ製品であり、形が異なります。

  • 非燃焼・加熱式タバコ
    葉タバコを加熱する。タールの含有量が削減されているものもある。
    ニコチンを含むエアロゾルを発生させて吸引するタイプ。
  • 電子タバコ
    液体を加熱する。ニコチンを含むもの、含まないものがある。
    タールの含有量が削減されているものもある。
    液体を加熱しエアロゾルを発生させて吸引するタイプ。
  • エアロゾル…口から出される水蒸気に似た煙のこと

 
日本でのシェア率が高いのは、従来の燃焼式タバコに比べてタールが削減されていることからだと言われています。
そのため「従来のタバコよりも健康リスクが少ない」という誤認も広まっています。

健康被害の有無

健康被害の認識が高まっている従来のタバコの代用品として、電子タバコを使用することを勧めてる場合もあります。
しかし、これらの新型タバコを使用することと病気などの関連性については、科学的根拠はまだありません。

非燃焼・加熱式タバコの主流煙中には、燃焼式タバコとほぼ同レベルのニコチンや、人体に悪影響のある揮発性有機化合物などの有害物質が含まれていることが報告されています。

また電子タバコの仕組みは、加熱時に液体内の成分を分解・混合すると発がん性物質に変化することが問題視されています。

「煙が出ない、あるいは煙が見えにくい」ことから受動喫煙の被害も少ないと思われている新型タバコですが、特殊なレーザー光を照射すると、従来のタバコと同じに大量のエアロゾルを吐いていることが分かっています。
つまり、従来のものと変わらず受動喫煙者の健康被害の可能性があるということです。

健康リスクを害するという明確な科学的根拠があるわけではありません。
しかし、可能性がないというわけでもないということを知っておく必要があります。

規制の対象として

厚生労働省では、これらの見解から従来の燃焼式タバコだけではなく加熱式タバコも規制の対象としています。
2020年4月から施行される改正健康増進法では、定められた場所以外ので喫煙は原則禁止となります。

オリンピックの前での施行となるため、混乱も招かれると思います。
しかし場合によっては違法となる場合もありますので、十分に注意する必要があります。

参考:厚生労働省
 

正しく知って使用しよう

新しく世に出たものは誤認識がされやすいものです。
誤った知識で新型タバコを使用するのではなく、正しい知識を身につけ自己責任で使用しましょう。

参考:日本呼吸器学会結核予防会結核研究所
 

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BUILD編集部

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