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2021/12/21更新

キャンプの前にお試しで。最新外遊び「チェアリング」をやってみよう

趣味

 
コロナで 密になってはいけません、と言われてから人気に火が付いたキャンプ。

やってみたいけど道具を揃えるのにいくらかかるか…
それならチェアリングはいかがですか?

手軽に始められて自然を満喫できる、チェアリングをご紹介します。
 

チェアリングとは


 
日帰りでいくデイキャンプやグランピング、ベランダでやるべランピングなど、最近のキャンプスタイルはどんどん増えてきています。

そして今、もっとも新しいスタイルが「チェアリング」です。

チェアリングは一言で言えば、自然の中でイスに座ってのんびりしましょう、というものです。
イスがあればどこでも、いつでもできます。

デイキャンプよりは荷物が少なく手軽、花見よりも自然に親しむ意味ではキャンプに近いのが特徴です。

では、チェアリングについてもう少し詳しく見ていきましょう。
 

チェアリングはどこでやる?

 
先ほどは、花見 → チェアリング → デイキャンプ → キャンプと言いました。
でもどこでやればいいのか分からないですよね。

具体的にどこでチェアリングを楽しめばいいのか説明します。
 

キャンプ場

 
最初におすすめするのはキャンプ場です。

キャンプ場なら当然自然もいっぱいで、森や湖などを眺めながらゆったりできます。

ただどうしてもキャンプ場は郊外にあるので、移動に時間がかかり、気軽にとはいかないのが気になる点です。
 

公園

 
「公園は子どもの行くところ」と思われるかもしれません。
しかし最近は都市の緑化に力を入れる自治体のお陰で、公園の緑は増えています。

公園でジョギングをする人が増えたのも、その影響が考えられます。
近所に緑のある、こんなにいい環境を逃すのはもったいない!
最大限に活用しましょう。

公園は市内にいくつもあります。
同じ公園ばかりではなく、飽きたら違う公園に行けば、いつまでも新鮮な気持ちで楽しめますよ。
しかも無料です。
 

 
これを読んでいて持ち家のある人は、ぜひ庭でやってみてください。

「いや、庭なら焼き肉でしょう」と思いますよね。
ただ焼き肉となると、肉や野菜の準備をして、火を起こして片づけなければなりません。

お昼からやっても結構な手間がかかり、終わるころには暗くなっています。
正直、年に2〜3回やればいいほうではないでしょうか。

しかし、繰り返しますが、チェアリングはイスを出すだけで始められます。

あえて言うなら、庭なら運転しないのでビールも飲めます。

「せっかくの休みに庭か」なんて言わずに、1度試してみてください。
家を建ててよかったな、ときっと思うはずです。
 

チェアリングに必要なものは?


 
ではチェアリングに必要なものを見ていきましょう。
 

基本はイス

 
チェアリングの名の通り、イスがないと始まりません。
イスに座ってのんびりするのが目的なので、簡易的なものより、背もたれのしっかりしたイスの方がいいでしょう。

アウトドアファニチャーブランド、ヘリノックスの「チェアツー」が座り心地がよく、おすすめです。

*Helinox(ヘリノックス) チェアツー
 

飲みもの

 
イスに座るだけでも意外とのどが渇きます。
特に最近の夏は暑いので、飲みものは必ず用意しましょう。

ただ、アルコールは避けた方がいいです。
日帰り前提なので、キャンプ場や公園に車で行くと違反になるばかりでなく、事故を起こして大変なことになります。

公園に歩いて行っても、子どもたちの遊んでいるところでのお酒はあまり見栄えのいいものではありません。

キャンプ場ならハンドルキーパーを決めて、たしなむ程度にしましょう。
 

クーラーボックス

 
冷たい飲みものは冷たく飲んだ方がおいしいので、クーラーボックスがあると便利です。

チェアリングは食事を作るわけではないので、大きなものは必要ありません。

6リットルのクーラーボックスでで500mlのペットボトルが4本、10リットルなら8本入ります。
夏の暑い日でも、2人で2〜3時間チェアリングを楽しむのには十分足ります。

またチェアリング目的なら、軽くて便利なソフトタイプもおすすめです。
 

チェアリングがおすすめな理由


 
チェアリングがおすすめな理由は、3つあります。
 

手軽さ

 
手軽さはチェアリングの大きな魅力です。
イスと飲みものだけ用意すればいいのですから。

午前中雨でも午後から出かけることができます。
持ちものはイスのほかに飲みものだけで、大がかりな道具は一切必要ありません。

できればスマホの電源も切って、少年の頃のように、のんびり雲の形に想像を巡らせてみるのはいかがですか?
 

低コスト

 
チェアリングは、お金がかかりません。
先ほど紹介したヘリノックスのイスは10,000円ほどしますが、ホームセンターに行けば3,000円くらいからあります。

初期費用があまりかからないので、お試しでアウトドアをやってみたい人にも、チェアリングはおすすめなのです。
 

どこでもできる

 
チェアリングは基本的にどこでもできます。
自然の中だけでなく、街中の公園も場所によっては木々がたくさんあるので、あなた好みの場所を見つけてください。

人目の付かないところでゆっくりしてもいいですし、あえて人のいるところで人間観察も面白いです。

また普段本を読むことのない人でも、この機会に読書もおすすめです。
ベタに村上春樹なんておすすめですよ。

何を読んでいいか分からない人は、図書館に行って係りの人に聞けばあなたに合った本を教えてくれます。
新しい自分に出会えるかもしれません。
 

チェアリングのイマイチなところ


 
チェアリングのイマイチな点を挙げるとすると、2つあります。
 

お酒が飲めない

 
せっかくの休みにお酒が飲めないのは辛いかもしれません。
ましてやキャンプ場に行っているのに。

でも、たまにはお酒のない休日もいいものです。自然の中で心が洗われます。

日差しがキツイ

 
日差しを遮るタープなどを使わないチェアリングでは、日差しが気になります。
日焼けの気になる人は、日焼け止めやサングラスを用意するといいでしょう。

曇りの日でも紫外線の影響があるので、注意が必要です。

林間のキャンプ場を選んだり、公園の東屋を利用するといいでしょう。
 

お手軽チェアリングをやってみよう

 
チェアリングは、キャンプをやってみたいけど、なんとなく尻込みしている人にピッタリです。

気の向いたときにちょっと出かける。
お金もかからない。
それでいて、アウトドア気分を味わえる。

疲れた体をリラックスさせれば、明日からのお仕事は元気満タンで行くことができます。
あなたもチェアリング、はじめてみませんか?
 
 

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この記事を書いた人

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