BUILD

職人のためのライフスタイルメディア

2020/11/07更新

香りでリラックス&集中力アップ!お香の効果と種類を知る

趣味

心が休まる方法、みなさんはどのようにされていますか?
忙しくてリラックスできていない、ストレスの発散がうまくできていないなど現状に満足していない人もいることでしょう。
そんな方は、自宅でゆったりとリラックスをする際に、お香を焚いてみましょう。

人間の脳は、匂いの記憶や感情と深く結びついています。
今回は、お香が私たちの心と身体に与える効果についてご紹介します。
 

お香の効果

お香は、今から1400年ほど前の時代から使用されていると言われています。
日本書紀に記されている「推古3年(595年)の4月、淡路島に沈香が漂着した」という表記が、日本におけるお香の始まりだとされています。

その後も、仏教とともに伝わったお香は、天然由来の希少な香木や植物を原料として作られた魔除け、厄除けとしての役割を担っていました。
ほかにも、防虫効果や消臭効果の役割も担っていました。

現代では、お香をストレスを低減するために使用している人が多いと言えるでしょう。
天然由来の香り成分が、心を落ち着かせる効果から深い癒しを与えてくれます。
 

お香のタイプ

お香には数種類タイプがあり、それぞれ燃焼時間や香りの広がり方も異なります。

スティックタイプ


 
もっとも一般的なタイプのお香です。
棒状のお香をスタンドや受け皿に固定して使います。
燃焼時間は、約15分~40分程度であり、煙が少なく、室内にゆっくりと香りを広げたい場合におすすめのタイプです。

コーンタイプ


 
短い時間で強い香りを放つお香であり、スピーディーに気分転換したいときにおすすめです。
燃焼時間は約10分程度であり、すぐに部屋の臭いを消したいときにも役立ちます。
また灰が飛び散らないので、ロビーやお部屋の出入り口などでも使えるのが魅力です。
小皿の上に置いて手軽に使えるので、お香をはじめてみようか悩んでいる人なんかにもおすすめのタイプとなっています。

渦巻きタイプ


 
香りを長く楽しみたいのであれば、渦巻状になっているタイプがおすすめです。
蚊取り線香でも採用されているこちらの形状は、長時間使用でき、燃焼時間は約1時間~2時間ほどです。
途中で金属のクリップなどで火を消し、燃焼時間を自分で決めることができるのも魅力のひとつでしょう。
 

香りの種類


 
お香の種類はバラエティーに富んでおり、その香りや効果はそれぞれ異なります。
近年では、より気軽にお香を楽しんでもらうために、フルーツや花などの香りがするものなども開発されています。

今回は、そんな数あるお香の中でも、昔から親しまれている香りの代表を一部紹介します。

白檀(びゃくだん)

白檀は世界各国で愛されている香りであり、古くから親しまれているポピュラーな香りの一つです。
日本では線香の原料に多く使用されています。
儀式などで使用されることの多かった歴史を持つ白檀は、清々しさのある香りであり、瞑想時などリラックスしたいときにおすすめです。

沈香(じんこう)

日本に初めて伝わったお香が沈香と言われています。
主に線香などに使用されているほか、祈りの場で使用されることが多い香りです。
気を沈める効果があり、ストレスが溜まっているときなどのリフレッシュに最適です。

伽羅(きゃら)

沈香の中でも希少価値が高い最高級品を伽羅といい、人工的には作り出せない香りであることから神の作った香りとも言われています。
優雅な香りがし、鎮静効果があるので心を落ち着かせたいときにおすすめです。

 

気分に合わせたお香を選ぼう

人間は香りにより、リラックスしたり集中力が高まったりします。
仕事や勉強中にはハーブ系やスパイス系の香りを選べば集中力が上がりウッディ系やフローラル系の香りリラックス効果があります。
お香を焚くとき、これらを参考にしてみると自分の気分に合った香りを選ぶことができますので、参考にしてみてください。
 

Pocket   はてブ   保存

この記事を書いた人

BUILD編集部

BUILDのSNSをフォローして
最新情報をチェックしよう!

のSNSをフォローして
最新情報をチェックしよう!