2023/11/22更新
男のニオイ対策!夏までに知っておきたい汗のニオイの原因とケア方法
仕事
季節の変わり目が近づき、ムシムシとした暑い日も増えてきました。
ベッタリと肌に張り付く汗のニオイに、毎年悩まされている男性も少なくないのではないでしょうか。
冷房のない現場で作業をする上で、汗とニオイは切っても切れない仲です。
汗が流れるのは仕方ないにしても、せめてニオイだけでもなんとかしたい…!
今回はそんな男性に向けた夏までに知っておきたい、汗のニオイ対策についての紹介です。
目次
汗が出る原因
汗の成分は99%が水分で、それ以外の成分は塩分が大半を占めています。
本来は無臭のはずの汗ですが、放置しておくと汗の中の成分や皮脂と雑菌とが混ざり合い、ニオイ菌を生み出してしまいます。
実は汗の原料は血液であり、「血漿(けっしょう)」という液体から汗のもとがつくられます。
血漿が皮膚の表面に出るまでの道のりで、血漿に含まれるミネラルなどを体内に吸収することで余分な成分を含まない99%水分の汗が出てきます。
ただ体内に吸収するのにも限界があります。
ミネラルなどを吸収する機能が未発達だと、余分な成分が含まれた汗が発汗されるため、いやなニオイが発生しやすいのです。
また、体内に十分なミネラルを吸収されないと熱中症の原因になる場合もあります。
ニオイ対策
では、汗のニオイを軽減するにはどうすればいいのでしょうか。
すぐにできるニオイ対策として、3点ほどピックアップしてみました。
身体を清潔に保つ
まずは身体を清潔にすることが大前提です。
毎日お風呂に入り、一日の汚れや汗を洗い流すのが基本となります。
最低でも5分以上湯船につかり、汗腺を刺激し鍛えることでミネラルなどを吸収する機能が鍛えられ、ニオイの少ない汗を作りやすくします。
そのほかにも、汗腺は刺激することで鍛えられるので、有酸素運動をして適度に汗をかくなどをするとニオイの少ない汗を生み出せるようになります。
また、ニオイの少ない汗を出すためには十分な水分が必要です。
こまめな水分補給に心がけてください。
食事で内側から整える
汗のニオイや体臭を抑えるには、腸内環境を整えることがいいとされています。
腸内環境を整える食品を取ることで腸内の善玉菌を増やし悪玉菌を減らし、悪臭成分を排出します。
食物繊維やオリゴ糖が豊富なゴボウやトウモロコシ、バナナなどをバランスよく摂りましょう。
このほか、抗酸化作用の高い緑黄色野菜や緑茶・ココアやバナナなどはタンパク質や脂質の酸化を抑制し、ニオイのもとを取り除きます。
こまめに汗を拭く・抑える
上記でも触れましたが、ニオイのもとは雑菌です。
汗をかいた後一時間以上放置すればニオイの原因となります。
ボディーソープはデオドラント効果のあるものを選び、また日中は汗をかいたらウェットシートなどでこまめに拭くことを意識しましょう。
また、吸水性の高い肌着を着るのがおすすめです。
さらに、防臭効果のある制汗剤などを使うのも手段の一つです。
ニオイのもとに直塗りするロールオンタイプなど種類も豊富ですので、確認してみてください。
種類豊富!ニオイを抑える便利アイテム
近年の男性のニオイの悩みに応えるアイテムが各社から様々展開されています。
定番のものや、新たに開発されたものまで、ニオイの悩みに寄り添うアイテムが多数取り揃えています。
制汗・デオドラント剤
汗や汗のニオイを抑える定番アイテムです。
CMなどでスプレー状のものを体に吹きつけるのを見たことがある人も多いのではないでしょうか。
近年ではスプレータイプの他に肌に直接塗ることのできるクリームタイプやスティックタイプ、コロコロと患部に当てるロールオンタイプなど種類も様々です。
自信の好みや用途に合ったものを選んで使用しましょう。
おすすめはデオナチュレ ソフトストーンW。
忙しい時でも気になる部分に手軽に「直塗り」できるスティックタイプの防臭制汗剤です。
消臭効果のあるミョウバンを含んでおり、汗をかく前に塗っているだけで長時間効果が持続します。
ワキのニオイに悩んでいる人におすすめの商品です。
ボディシート・シャワーシート
汗のニオイや汚れの他にべたつく感触も拭ってくれます。
ボディ用と顔兼用のものとありますが、顔兼用のものを使用するといいでしょう。
殺菌成分や銀イオンなどのニオイを抑える成分が含まれたものも多数出ています。
おススメはマンダムのGATSBY シャワーペーパー クリアシャボン。
中味液がシートにたっぷりしみ込んでおり、大量の汗・ベタつき・ニオイをたった1枚ですっきり落とせます。
拭いた後の爽快感や大判のため全身を拭くこともできる優れものです。
ミョウバンを含んだタオル
上記にも触れましたが、ミョウバンには消臭効果があります。
そのほかにも血管を収縮させる作用があり、この作用により汗腺が閉じて汗が出にくくなります。
制汗剤として肌に使用する際は、ミョウバン原液を水で10倍に薄めてから使用します。
薄めたミョウバン原液をタオルやティッシュに染み込ませて使用することでニオイを抑える効果が期待できます。
今年はニオイ知らずで働く!
汗を流すということは体温調節機能が正常に働いている健康な体の証拠です。
吸水性の高い肌着を着たり、こまめに汗を拭くなどの対策で、ニオイはある程度軽減されます。
しっかり対策をして、清潔な状態で仕事に励みたいですね。
▽BUILDでは、ヘルメットなどのニオイの対策方法の紹介もしています。▽
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