2024/02/21更新
この秋から始めたい!魅力溢れるクロダイ釣りを解説!
趣味
夏が終わりに近づき、気温が落ち着いてくると、釣りがやりやすくなる時期ですね。
秋の釣りはたくさんの魚を楽しむことができますが、クロダイ釣りもその中の一つです。
クロダイはその引きの強さから、釣り人に大変人気があります。
本記事では、クロダイ釣りの基本やおすすめの釣法などを解説しますので、ぜひ秋釣りの参考にしていただけると幸いです。
目次
クロダイとは?
クロダイはタイ科の魚で、色は名前の通り黒またはグレーで、形はマダイに似ています。
日本では北海道から沖縄まで生息しており、全国的に釣り人から人気のある魚種です。
汚染にも強い性質を持っており、東京湾でも釣ることができます。
クロダイは関西方面では「チヌ」と呼ばれているため、クロダイ釣りを「チヌ釣り」と呼ぶ人も多くおり、今では「チヌ釣り」という言葉は全国的に広がっているようです。
また、チヌという言葉が広がったことから、ルアーでクロダイを狙うことを「チニング」と呼びます。
クロダイ釣りのシーズン
クロダイが捕食活動をする水温は10〜30°Cと幅が広いため、クロダイ釣りはほぼ1年を通して楽しむことができます。
よく釣れる時期を強いて挙げるならば、5月〜11月あたりが狙い目です。
水温が10°Cを切ると、ある程度の水深がないと釣ることが厳しくなるため、寒い時期は堤防釣りでは期待が薄くなります。
クロダイの釣法
チニング
近年、クロダイをルアー(擬似餌)で狙う「チニング」が流行しています。
都市部のおかっぱり(陸地からの釣り)でも手軽に楽しめることから、たくさんの釣り人から注目を浴びています。
一般的に使用されるルアーは、バイブレーション、ミノーなど。
ロッドは専用のチニングロッドもありますが、シーバスロッドでも代用できます。
餌を触るのに抵抗がある方でも気軽にクロダイを狙えるチニングは、釣り初心者にもおすすめの釣法の一つです。
浮きフカセ釣り
もう一つのクロダイの代表的な釣法として「浮きフカセ釣り」があります。
浮きフカセ釣りとは、浮きを使用し、寄せ餌を撒いて魚を呼び込む釣法です。
磯、堤防などさまざまなポイントでクロダイを狙うことができます。
撒き餌はオキアミを使用、付け(刺し)餌はオキアミの他にイソメや練り餌なども使用できます。
撒き餌と付け餌を同調させて、クロダイの口に針をさすことがポイントです。
釣りやすい時間帯
クロダイは夜行性ではありますが、日中でも狙うことができる魚です。
ベストタイミングを強いて挙げるならば、フカセ釣りは夜明け前(朝マズメ)と日没(夕マズメ)、チニングであれば干潮前後の2時間ほどが狙い目でしょう。
クロダイを狙うポイント
ゴロタ場
ゴロタ場とは、大きめの石や岩が積み上げられた場所です。
足場が悪い・根がかりがしやすいなど、初心者にとっては難易度が高い場所と思われますが、フナムシやカニなどクロダイが好む餌が多くおり、クロダイを狙いやすいポイントでもあります。
クロダイが泳ぐ姿が見えることもありますので、チェックするといいでしょう。
河口付近の浅瀬
クロダイは河口付近にある50cmから1mほどの浅瀬でも釣ることができます。浅瀬はクロダイにとって餌を捕食しやすいポイントの一つなのです。
浅い場所で泳いでいるクロダイを目視できるため、釣り人からは「見えチヌ」と呼ばれています。
しかし、クロダイは非常に警戒心が強い魚です。見えチヌを狙うには、遠くからルアーを投げるか、夜に狙うのがよいと言われています。
テトラ帯
テトラの脇や沈みテトラの上もクロダイがいるポイントです。
テトラ帯は、ゴロタ場と同様にフナムシやカニが多く生息していますので、クロダイの捕食する絶好のポイントになります。
注意点として、テトラ帯は足場が非常に悪く滑りやすいので、事故がよく起きる場所です。
スパイク付きの靴を履くなど、安全対策をしっかりするようにしましょう。
クロダイは美味いのか?
クロダイは鯛の仲間なので、味もいいのか?と想像しますよね。
しかし、クロダイは雑食であるため、食べたものによっては臭みが生じてしまい、味に関しては評判がよくありません。
しかし、元々はマダイにも負けないくらいのおいしさを持つ魚であり、新鮮なうちに食べれば、歯応えもよくお刺身にすると絶品と言われています。
生息している環境によって味が変化するので、沖で釣ったクロダイはすぐに締めればおいしくいただけることでしょう。
お刺身だけでなく、焼き魚や煮魚にするのもおすすめです。
クロダイ釣りは魅力がたくさん!
引きの強さ、豊富な釣法、かっこいい魚体など、魅力たっぷりのクロダイ釣り。
特に引きの強さはたくさんの釣り人を魅了していることでしょう。
近年流行している「チニング」は、手軽にルアーでクロダイを狙える釣法なのでおすすめです。
秋が近づき釣りがしやすいシーズンになるので、この機会にクロダイ釣りを始めてみてはいかがでしょうか?
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