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2020/12/17更新

ブルーライトは目の疲れ以外にも悪影響がある?ブルーライトの影響と対策

健康

普段スマホやパソコンを触っていると、ブルーライトという言葉を目にしたことがある人も多いかと思います。
現代人はスマホやパソコンを見る時間が長いので、目へ悪影響があると言われているブルーライトは避けたいものです。
近年のスマホでは、ブルーライトカットも対応している機種も出ていますね。

今回は、そんなブルーライトが人体にどのような影響を与えているのか、正しい知識を紹介していきます。

 

ブルーライトとは


 
ブルーライトとは、光の波長が約380~500ナノメートル(nm)である光のことを指します。

人間が目で見ることのできる光のことを可視光線と言い、およそ380nm~780nm程度のものが人が目にすることのできる光の波長です。
可視光線の数値を下回る光は紫外線、上回る光は赤外線に分類されます。
ブルーライトは、可視光線の中でも最も短い波長を持ち、強いエネルギーを持っています。

角膜や水晶体が光を吸収せずに、直接網膜まで届いてしまうため、目や身体に大きな負担がかかるとされています。
厚生労働省も、1時間ほどディスプレイ機器作業を行った際には15分の休憩をすることを推奨しており、ブルーライトによる身体への影響の注意を呼びかけています。

 

ブルーライトによる身体への影響


 
ブルーライトは白色光にも含まれますが、LEDに多く含まれています。
これはLEDが青色と黄色の光を合わせて白色に見せているので、白色光よりも青色の比率が高いためです。
LEDは、パソコン機器やスマホ、携帯ゲーム機などの液晶画面に使用されており、普段から近距離で私たちはブルーライトを浴びています。

ブルーライトを長時間近距離で浴びていると、人体にどのような影響を及ぼすのでしょうか。

眼精疲労

厚生労働省も注意喚起をしているように、至近距離で波長が短く強いエネルギーを持つブルーライトを長時間浴びていると、目に疲れが出てきます。
これは、水晶体(目のレンズの役割を持つ器官)がブルーライトの短い波長に合わせて常にピントを合わせ続けている状態になるためです。
毛細体筋(レンズを調節する器官)が常に動き続けると疲労し、これが眼精疲労につながります。

ほかにも、眼精疲労からなる頭痛もブルーライトによる身体への影響のひとつです。

睡眠障害

ブルーライトが及ぼす悪影響は、目に対するものだけではありません。
人間の身体は、目に入る光によって体内時計を管理しています。
朝に光を浴びると、体内時計がリセットされて活動状態に導き、夜になり光が少なくなるとメラトニンと呼ばれるホルモンを体内で分泌します。

しかし、夜にブルーライトを長時間浴びると脳がまだ昼間だと勘違いしてしまい、睡眠を促すメラトニンの分泌を抑制してしまいます。
これにより寝付きが悪くなったり、自律神経に悪影響を及ぼすと懸念されています。

 

ブルーライトへの対策


 
現代社会を生きる上で、スマホやパソコンなどの機器は生活に必要不可欠です。
では、どのようにしてブルーライトの影響を抑えることができるでしょうか。

ブルーライト軽減機能

スマホに搭載されているブルーライト軽減機能(iPhoneで言うNight Shift機能)を使用すれば、画面の色味を青色を減らして赤色を増やしてくれます。
これによりブルーライトの量を減らし、目への負担を軽減することができます。

近年ではパソコンのモニターなどに、ブルーライト軽減機能のあるものも存在しています。
本来の画面の色味と異なる色味になってしまいますが、長時間パソコン画面を見る人にとっては重要なポイントです。

ブルーライトカット眼鏡

眼鏡メーカー各社で売られているPC眼鏡などは、ブルーライトカットの加工を施されています。
視力が悪い人にも度ありのブルーライトカット眼鏡が販売されているので、長時間画面を見ることが多い人におすすめです。
しかし、スマホのブルーライト軽減機能と違い、終始ブルーライトがカットされている状態になるので目に見えている色味が本来と違ったり、メラトニンの分泌が正常通り行われなかったりする場合もあります。
使用する時間帯なども考慮して使いましょう。

ブルーライトカットフィルム

ディスプレイに直接ブルーライトカットのフィルムを貼り付けるなども、ブルーライトの軽減に有効です。
ブルーライトカットの割合によって画面の色味が変わってしまいますが、刺激に弱い子どもなどが使用する場合はブルーライトカットの割合が多いものを選ぶようにしましょう。

 

ブルーライト対策をして目を労ろう

ブルーライトは、それが直接の病気の原因ではないにしても、目の疲労を加速させ、体内時計に悪影響を及ぼします。
体内時計が狂ってしまうと、より深刻な病にかかる可能性も高くなってしまいます。

毎日使うものだからこそ、健康なうちからできる対策をしていきましょう。

 

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BUILD編集部

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