2022/05/27更新
BBQを安全に楽しむための心得!- 火の扱いや服装など –
趣味
気候がよくなり暖かくなってくると、外でご飯を食べたくなりますね。
外でBBQをしてお肉を焼いたり、美味しいお酒を飲んだりして楽しむ、という方も多いのではないでしょうか?
今回は、意外と知らないBBQを安全に楽しむための心得として、火の扱い方や服装について紹介していきます!
火の起こし方
BBQといえば、炭に火を付ける「火起こし」をしなければ始まりません。
手際よくササッと火起こしできれば、家族や周りから頼られる存在になれるかもしれませんよ!
しかし、いざやろうと思っても火起こしに慣れていないと、なかなか火がつかなかったり、手間取ってしまうこともあるでしょう。
知らないうちに危険な行動をしてしまう可能性もあるので、火起こしをするときは事前にやるべきことを知っておけば安心です。
着火剤で火を起こす場合
着火剤を使用する場合はまず新聞紙などの紙を用意して、その上に着火剤を出しましょう。
着火剤の上に小さな小枝、小さめの木炭、大きめの木炭の順番で、漢字の「井」の字の形に組み上げて置いていきます。こうすることで空気の通り道ができて、火がより起きやすくなります。
大きめの木炭に着火するまでうちわで仰ぎ、木炭の火を安定させましょう。うちわで仰ぐときは、火の粉が飛びやすいので注意が必要です。
大きめの木炭が燃焼しだしたら、あとは必要な量の炭を足していけば完了です。
バーナーで火を起こす場合
バーナーで火を起こす場合は、直接木炭をあぶります。大きな音と青く強烈な炎が出てきますが、怖がらずにあぶっていきましょう。
バーナーを使うときのコツは「小さな木炭からあぶっていく」ことです。
大きい木炭は火が付きにくいので、小さな木炭を先にあぶり、その上に大きな木炭を置いておけば効率よく火起こしできます。
火の消し方と片付け手順
火消しをきちんとやらなければ、火傷や火災など大きな事故を招く危険性もあります。片付けは、しっかりと消火してから行わないといけません。
安全で手間が省ける消火方法
木炭に直接水をかける消火方法もありますが、木炭の表面の火が消えていても内部でくすぶっている可能性があります。
火がくすぶっている状態で可燃物を近づけると、非常に危険です。
また、水をかけて消火したあとのグリルの掃除は炭がこびりつき大変ですので、この方法は片付けの面でもおすすめしません。
水を使わずに消火する方法として「火消しつぼ」があります。
金属製や陶器など様々な種類がありますが、火消しつぼを使えば空気を遮断できるので確実に消火することができます。
また、火消しつぼの場合は水を使わないため、木炭を乾燥した状態に保ち、次のBBQで再利用することも可能です。
したがって、火消しつぼは安全で、片付けや次回の手間も短縮してくれる便利なアイテムと言えるでしょう。
アルミホイルで片付けを楽に!
アルミホイルを使えば片付けが更に簡単になります。
グリルに木炭を置く前にあらかじめアルミホイルを敷いておけば、細かい炭もクルッと丸めるだけできれいに片付けられます。
また、食材を包んで蒸し焼きや炒め物をするときにも、アルミホイルがあれば後片付けが楽になりますよ!
BBQに適した服装とは?
BBQは基本的に屋外で行なわれるので、動きやすく肌の露出が少ない服装が好ましいです。
服装を選ぶときには、以下の3つのポイントを意識すると間違いないでしょう。
- 燃えにくい服装を選ぶ
- 場所に合わせた服装を選ぶ
- 悪天候に対応できる服装を選ぶ
それぞれ解説していきます。
燃えにくい服装を選ぶ
BBQを楽しんでいるときに火の粉が飛んで、服に穴が空いてしまう経験をした方もいらっしゃるかと思います。
綿素材でできている服は、化繊に比べて燃えにくいです。綿(コットン)100%の服があれば安心ですね。
ただし、どれだけ注意していても火の近くに行けば火の粉で穴が空いてしまう可能性はあるので、大切な服は着ていかないことをおすすめします。
場所に合わせた服装を選ぶ
BBQの場所が自然豊かな山や川なのか、グランピングなどの設備が整ったところなのかを考えて、その場所やシーンにあった服装を意識するといいでしょう。
山であれば、気温の変化に対応できる上着を用意する。水辺であれば防水の靴や、遊ぶとき用のサンダル・着替えを持っていくなど、気候や過ごし方を想定して服を選びましょう。
悪天候に対応できる服装を選ぶ
山でBBQをする場合、天候が突然変わり雨が降ることもあります。
そんなときのためにも、防水仕様の服装や上から着られるカッパなどを準備しておくと心強いです。
火の扱いや服装に注意して安全にBBQを楽しもう!
安全にBBQを楽しむためにも、正しい火の扱いは知っておくべきです。
火傷や火災など重大な事故にならないように、事前に正しい知識を身に付け、安全にBBQを楽しんでくださいね!
参考文献
アウトドアお役立ち情報 CAPTAIN STAG OUTDOOR LIFE
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