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2022/05/30更新

建築業は休みが少ない!?現役職人の働き方や休日の実態とは

生活

 
週休2日が一般的になっている中、建築業は未だ週休1日が当たり前の業界なのは否定できません。

今回は建築業で働く職人はその少ない休日をどのように過ごしているのか、現役職人の休日についてお話ししていきます。
 

建築業の労働時間と休日のリアル

建築業の就労時間

 
建築業の就労時間は、基本的に現場の開始時間に合わせて動きます。

現場の開始時間とは、各現場の周囲の状況(道路や建物)に合わせて現場ごとにルールが定められ、その現場のルールに合わせて集合し、朝礼を行います。

会社員の職人は朝礼に間に合うように準備をしてから現場へ向かうので、出勤は早くなります。

一般的な現場の就労時間

現場のルールはこのようになっていますが、実は正確に決められているのは朝礼のみで、そのほかの時間は各業種に任せています。

夏場の暑い時期は休憩を上記よりも長くとったり、多くとったりもしますし、作業の流れ上、他業種の進捗を待ってからの作業というときは、帰ることもあります。

そのため、決められた時間に休憩しなければならない、ということは全くない、自由な職種でもあります。

極論、ほかの作業員に迷惑をかけなければ、気分でその日は休むなんてこともありえます。
 

他業種と比べて

 
どの職種も色々な働き方がありますが、建築業はその中でも比較的自由度が高いのではないでしょうか。

その理由として、先述したように、一日の就労時間に強い拘束力はなく、各職人の意見が尊重されやすい職種だからです。

その一方で、お施主様の都合に合わせる必要があるため、休日や時間外の作業も多い職種でもあります。

例として事務所の改修の場合、建築には大きな資材や重量物、騒音や粉じん、高所作業等、危険な作業が多いため、第3者への安全確保の観点から、休日や時間外の作業になります。

このように、良くも悪くも時間に自由度が高いため、休日は他業種に比べると少なくなっていきます。
 

現役職人の休日


 
休みが少ない建築業の職人ですが、休日はどのような過ごし方なのか、気になる人もいるでしょう。

現役職人でもある筆者の休日をお伝えします。

職人を目指している人やこれから現場で働く人など、1週間の働き方や過ごし方を参考にイメージしてみてください。
 

実際の休日の過ごし方

 
基本的に筆者の休日は日曜日です。

日曜日でも平日と同じ時間に起きて、庭掃除や家の掃除など妻が普段できない家の仕事を早い時間に済ませます。

午前中に子供たちと公園や買い物に行って、午後は少々ゆっくり過ごして明日からの仕事に備えます。

また、別の日は1日家族と遊園地やドライブなど、思いっきり休日を満喫するときもあります。

もちろん、自分の趣味で1日使うときもあれば、体力を使う仕事なので、終日休息にあてることもあります。

少ない休みだからこそ、充実した時間の使い方をして、家族と自分の時間を調整している形をとります。
 

長期休暇

 
また夏休みなどの一般的な長期休暇は、基本的に作業が入っているので、時期をずらして長期休暇を取ることになります。

そのため、どこへ行っても空いていて快適に過ごせる上に、宿泊先も安いので、とても満足できる長期休暇を過ごすことができます。

ほかの人とと休みが合わないデメリットもありますが、長期休暇などでは安くて快適に過ごせるメリットもあります。

現在では、少ない休みでも満喫できる過ごし方が体に染みついているせいか、3日もあれば十分満足できる休日と感じることができます。
 

やりがいのある仕事


 
今までお話ししたように、平日の時間的な決まりがありません。

そのため、普段から時間の使い方をとてもシビアに考えているためか、少ない休日でも有意義に過ごすことができます。

このように毎日決められた時間に就労するよりも、時間を自由に使えて、メリハリのある働き方ができる建築業は、とてもやりがいのある職種だといえます。
 

少ないからこそ最高の休日が過ごせる 

 
休日が少ないのは、一般的にネガティブなイメージがありますが、自由度の高い職種だからこそ、休日も自分の働き方次第で、調整が可能になります。

少ない休日だからといって、休んで体の疲れを取るよりも、家族や自分の時間を過ごして心の休息をとることで、毎日の仕事に活力が湧きます。

充実した休日を過ごすことで、仕事にやる気を生み出せ、また楽しい休日を迎える。
そうすることで気持ちが豊かになり、毎日楽しく過ごせるという好循環になります。

少ない休日だからこそ、最高の休息にすることができるのではないでしょうか。
 
 

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BUILD編集部

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