BUILD

職人のためのライフスタイルメディア

2020/12/26更新

もうすぐ新年!大晦日の夜に年越し蕎麦を食べる由来や込められた意味を知る

趣味

クリスマスも終わり、いよいよ激動だった2020年も終わりを迎えようとしています。
新しい生活様式になり、今までと環境が大きく変わった方もいることかと思います。

そんな一年の締め括りの大晦日に、日本人は年越し蕎麦を食べる習慣がありますよね。
大晦日に年越しそばを食べる日本人は60パーセント以上とも言われており、昔から深く定着していることが窺えます。

今年はコロナ渦の影響で、有名店から蕎麦をお取り寄せして楽しむ家庭も増えており、温かいお蕎麦や冷たいお蕎麦どちらにしようかと今から悩んでいる人もいるようです。

今回は、そんな年越し蕎麦の意味や由来のご紹介をしていきます。

年越し蕎麦の由来


 
年越し蕎麦は様々な名称があり、地方の風習によって大晦日蕎麦、大年蕎麦、年取り蕎麦、年切り蕎麦、縁切り蕎麦などとも呼ばれています。

年越し蕎麦の歴史は古く、一説には鎌倉時代に博多のお寺で作られた「そば餅」と言う蕎麦粉で作った餅を年を越せない貧しい人に振る舞ったことが、大晦日に蕎麦を食べる由来だと言われています。

のちに、江戸時代に今の年越し蕎麦のようなスタイルに定着していったと言われています。

年越し蕎麦に込められた意味


 
日本人は験担ぎをよくしますが、年越し蕎麦にも縁起のいい意味が込められています。

蕎麦のように細く長く過ごせることを願った長寿を願う意味や、蕎麦はほかの麺類に比べて切れやすいため、今年1年の苦労や不運などを切り捨てて、幸せな新年を迎えると言う意味もあります。

また、昔の金細工の職人が金粉を集めるときに蕎麦粉を使っていたことから金運上昇の願いが込められていたり、蕎麦が風雨に強い植物であることから無病息災を願っているとも言われています。

いずれも新年を元気で幸せに過ごしたいと言う人々の願いが込められており、縁起を担いでいます。

ほかにもトッピングの具材にも様々な意味が込められています。

  1. ニシン…二親(にしん)から、子孫繁栄を願う。
  2. 海老…腰が曲がっているので、長寿祈願。
  3. ねぎ…一年の労をねぎらう意味から。
  4. 卵焼き…黄金色で金運上昇を願う。
  5. 油揚げ…お稲荷さんの商売繁盛、家内安全から。

 
このような意味が込められていることから、年越し蕎麦の食べるタイミングは、大晦日の昼食や夕食がいいでしょう。
家庭によっては、除夜の鐘を聴きながら23時ごろに食べるところも多いとか。
できるだけ年が変わる前に食べ切りましょう。

 

それぞれの年越し蕎麦

年越し蕎麦に明確なルールはないので、温かい蕎麦か冷たい蕎麦か、地方によって食べ方も異なります。

関東では鰹だしと濃口しょうゆをベースにした海老天蕎麦が一般的と言われており、関西は昆布だしと薄口しょうゆをベースにした蕎麦が食べられています。
また、岩手県ではわんこそば、うどんの名産地である香川県では、蕎麦ではなくうどんを年越しに食べていたりなど、地域ごとに特色のある年越し蕎麦の食べ方があります。

今年は趣向を変えて、別の地方の年越し蕎麦の食べ方をしてみても楽しいかもしれないですね。

 

Pocket   はてブ   保存
BUILD編集部

この記事を書いた人

BUILD編集部