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2020/10/02更新

自分の耳は自分で守る。現場作業員におすすめの性能の高い耳栓5選

生活

 
耳で覆いたくなるほどの騒音が出る工事現場では、耳栓が必須となります。

耳栓の種類はたくさんあり、工事現場や飛行場などで使用するものから、普段の生活や寝る時に使うものまでと様々です。

今回は、そんなたくさんある耳栓の中から、現場作業員におすすめの遮音性が高く、耳が痛くなりにくい耳栓を紹介します。

 

耳栓の種類

耳栓と言ってもたくさんの種類が販売されており、その用途や着け心地、防音効果は様々なものがあります。

どんなものがあるのか、まずは耳栓の種類を紹介しましょう。
 

フォームタイプ

耳栓といえばフォームタイプを思い浮かべる人も多いのではないでしょうか。

スポンジや低反発のウレタン素材でできていることが多く、指で押し潰してから耳に装着するタイプの耳栓です。

耳の形にフィットしやすく、長時間つけていても痛くなりにくい特徴があります。

大きさを合わせないと、圧迫感で痛みを感じる場合があったり、耐久性が高くないため、使い捨てがほとんどです。

紐がついたタイプも販売されており、落とす心配がある人や、取り外しが多い作業時に便利です。
 

フランジタイプ

きのこを大きさ順に2~4つ重ねたような形をしているフランジタイプは、フランジと呼ばれるヒレの部分が耳穴をしっかりと塞いでくれる耳栓です。

持つ場所がついた、プラグの形をしていることが多いため取り外しがしやすく、耐久性が高いので、洗って繰り返し使える特徴があります。

シリコンでできていることが多く、フォームタイプに比べて硬めです。
耳にフィットするタイプではないので、長時間使用すると痛みを感じることがあります
 

イヤーバンド

フォームタイプやフランジタイプの耳栓に、バンドがついた耳栓。
聴診器のような形で、左右のアームの圧力でも耳を塞ぎます

耳栓部分を取り替えることができるので、バンド部分は繰り返し使用可能です。

バンドの圧力によっては、痛みを感じることがありますが、落とす心配や、着け外しの多い人向けです。
 

シリコン粘土

柔らかいシリコンでできた粘土状の耳栓は、自分で耳の形に合わせて耳穴全体を塞ぐタイプです。

それぞれの耳穴の形に合うので痛くなりにくいですが、しっかりと耳穴を塞がないと、隙間ができて音が入ってきてしまいます
また耳の奥まで入れてしまうと、取れにくくなってしまうので注意が必要です。

粘着力がなくなるまで、繰り返し使用できます。

フォームタイプ、フリンジタイプよりも防音性は低めなので、現場仕事向きというより、生活音を小さくしたい時に最適でしょう。
 

イヤープラグ・イヤープロテクター

特にクラブやライブなどで使用されることの多いイヤープラグ・イヤープロテクターは、音を遮断するのではなく、適度な音量に変えてくれる耳栓です。

騒音フィルターがついており、不要な音を減らしつつ、周囲の音は聞こえるようにてくれます。
高性能なものであれば、遮音レベルを調整できるイヤープラグもあります。
 

イヤーマフ

ヘッドホン型で遮音性の高い防音保護具です。
聴覚過敏の人や、工場、飛行場などで働く人によく使われています。

現場作業員であれば、ドリルを使用するときなどに必須なアイテムで、使用している現場作業員は多いでしょう。

イヤーマフとフォームタイプの耳栓を合わせて使うことで、さらに高い防音効果が得られます。
 

デジタル耳栓

ヘッドホンのノイズキャンセリングと同じで、必要な音は聞こえて、雑音や騒音などを減らしてくれる、新しいタイプの耳栓です。

電池を必要とし、スイッチを入れると不要な音をカットしてくれます。

飛行機や電車の中、工場、工事現場など、必要なアナウンスや人の声は聞きたいけど、騒音や余分な音は聞きたくないときに役立ちます。
 

現場作業員におすすめの耳栓

MOLDEX Meteors®

 
アメリカの会社で、高性能の防毒・防じんマスクと耳栓を製作、販売しているモルデックス。

耳栓は様々な用途に対応されており、フォームタイプ、フランジタイプ、イヤーマフ、イヤーバンドなどがあります。

中でも現場作業員におすすめのMeteors®
(メテオ)は、低反発の発泡ウレタンフォーム素材でできている、遮音性の高い耳栓です。

また、レギュラー・スモールの2種類のサイズと、耳穴の形に合わせられた独自のデザインにより、最小の圧力で高い防音機能に加え、フィット感、取り外しやすさも特徴です。

コード付きもあり、落とすのが心配な人にも安心です。


 

3M E-A-R™ フレキシブルフィット耳栓 HAシリーズ

 
家庭用品から医療、教育、自動車など、幅広い範囲で性能の高い製品をたくさん生産しているスリーエム。

耳栓はフォームタイプ、フランジタイプ、イヤーマフがあります。

取り外しが簡単なプラグ(グリップ)のついた種類や、紐やバンドがついたタイプ、初めてでも簡単に装着できる、潰さないフォームタイプの耳栓もあります。

中でもE-A-R™ フレキシブルフィット耳栓 HAシリーズは、片手で装着しても高い遮音性があり、両手で装着するとさらに高い遮音性を発揮します。

熱可塑性樹脂素材で、指で潰し必要もないので、簡単で清潔に装着ができます。
フォームタイプですが洗って繰り返し使え、最長2週間ほど使用可能です。


 

SUREFIRE EP7 Sonic Defender Ultra

 
アメリカのフラッシュライトブランドであるシュアファイア。

アメリカの軍隊や執行機関でも使用されているイヤープラグも手掛けています。

アメリカ環境保護局が制定したノイズ軽減率に準じて生産されているソニックディフェンダーの中でも、遮音性が一番高いEP7 Sonic Defender Ultraがおすすめです。

医療用ポリマーの使用と、独自のデザインでしっかりと耳に固定されるつくりになっており、日中装着していても快適に過ごすことができます。

上からヘルメットやイヤーマフも着けることができ、装着していても会話や通話も可能です。

また耐久性もあり、6ヶ月以上使用できると言われています。


 

UVEX exact-fit

 
防護服、保護メガネ、安全靴などの保護具専門メーカーであるウベックス。

イヤーマフとイヤープラグを手掛ける防音保護具は、解剖学見地から開発されたexact-fitがおすすめです。

遮音性はもちろんのこと、耳栓部分をつまむ必要がなく、ハンドルが付いており、衛生的で装着しやすい設計になっています。


 

KING JIM デジタル耳栓MM2000

 
テプラやデジタルノートなどの電子文具やオフィス用品を手掛けるキングジム。

デジタル耳栓を手掛けており、必要な音は聞こえて騒音をカットしてくれる耳栓です。

おすすめのデジタル耳栓MM2000は、乾電池不要のリチウムイオンリチウムイオンバッテリーが搭載されており、50時間の連続使用が可能です。

シリコン製のイヤピースに加え、遮音性に優れたウレタン製のイヤピースも付属されているので、プライベートと仕事現場の両方で使うことができます。

普通の耳栓に比べて値段はかなり高くなりますが、防滴・防塵設計で、汗や砂埃に強く、XSからLサイズまでのイヤピースが付いてくるので、自分の耳穴にあった大きさを選ぶことができ安心です。


 

耳栓の正しい付け方

耳栓を選んだら、装着方法もしっかりと見ておきましょう。

どんなに高い遮音性能でも、正しい方法で装着をしないとせっかくの防音機能も半減してしまいます。

付け方を今一度見直して、耳栓の最高の性能を発揮できるようにしましょう。


 

フォームタイプ

  1. 装着する耳側の手に耳栓を持ち、人差し指と親指を使って耳栓を潰し細くします。
    先が細くなるように、指で転がしながら耳栓の全体に圧力をかけます。
  2. 反対側の手を頭の上へ回して装着する耳の上の部分をつまみます。
  3. 耳をつまんでいる手を真上へ引っ張るように軽く持ち上げ、手に持っている耳栓を耳穴に入れ、耳栓の形が戻るまでそのままの状態でいます。
  4. 耳栓を軽く押し、耳にフィットさせます。

 
耳栓の下の部分が耳穴の入り口付近にあれば、正しく装着されています。
 

フランジタイプ

 
一般的に多い3ヒレの場合の装着方法です。

  1. 反対側の手を頭の上へ回して装着する耳の上の部分をつまみます。
  2. 耳をつまんでいる手を軽く真上へ引っ張るように持ち上げ、手に持っている耳栓を耳穴に入れます。
  3. 3番目のヒレが耳穴を塞いだ中で止めます。
  4. もし痛みがある場合は、2番目のヒレが耳穴を塞いだあたりで止めます。

 

シリコン粘土タイプ

 
挿入するというよりかは、耳穴に被せるやり方です。

  1. 耳栓を丸め、耳の穴に被せるように入れます。
  2. 耳穴の入り口部分で指を使って後ろ側(頭側)に耳栓を押し付けるように伸ばしたら、そのまま指を前(顔側)にもっていき、シリコンを平らに伸ばします。
  3. 耳穴が塞がれているか確認します。

 

イヤーマフ

 
ヘッドホンと同じように装着します。

  1. 耳全体を覆うようにイヤーマフをあてます。
  2. 位置がずれないように、ヘッドバンドの長さを調整します。
  3. 髪の毛などが挟まっている場合は取ります。

 

自分に合った耳栓を

耳栓一つとっても、たくさんの種類があります。

作業現場のどの様な場面で使いたいのか、長時間使用するのか、プライベートでも使用したいのかなどを考えると、どの種類がいいかが見えてきます。

また、装着の仕方によっても耳栓の性能が変わってきてしまいます。

使うシーン、自分の耳穴に合った耳栓を正しく装着して、騒音から耳を守りましょう。
 

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BUILD編集部

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