BUILD

職人のためのライフスタイルメディア

2021/12/21更新

建築士は食べていけるのか?仕事内容や年収の相場などを解説!

仕事

 
建設業における建物の設計、工事監理などを主に行う国家資格、建築士。
特に一級建築士となれば、合格率はとても低く、取得するだけでも一苦労です。

せっかく苦労して取得した建築士の資格でも、食べていけるのか心配になりますよね。

今回は、建築士をこれから目指そうと考えている人必見!
建築士の仕事内容や年収の相場、建築士で夢の年収1,000万円は実現可能なのかについて解説します。
 

建築士とは?


 
建築士とは建設予定の建物の設計を行うことを職業にしている人です。
実際に施工を行うわけではなく、施工する人たちが設計通りに建てられるかを考える仕事となります。

そのため、第三者が見ても不明点が出ないように図面を検討し、実際に施工が始まれば計画通りに施工が進められているかを確認する「工事監理」などを行います。
※「工事監理」は施工を管理する「工事管理」とは別のものです。

資格には一級や二級その他に分けられています。
 

建築士の仕事内容は?

建築士の具体的な仕事内容

 
建築士は通常、設計事務所やゼネコンなどで働いています。

主な仕事は、建物を建てたいお客様からの依頼により始まります。
どのような用途なのか、デザインはどうしたいかなど、お客様の要望を事細かくヒアリングし、実際に図面やパースに起こしてお客様のイメージを具現化していきます。

方向性が定まれば、次により詳細な設計を行い、精度の高い図面を作成します。
この図面を「実施設計」と呼び、実際に施工を行う際に必要な図面となります。

実際に工事が始まれば工事が設計通りに進められているかを定期的に確認をしていきます。
これを「工事監理」と呼びます。

以上が主な業務となり、実際には一人で全てを行うわけではなく、それぞれ分担していることが多いです。

一級と二級の違い

 
建築士の資格は、一級と二級に分けられています。
一級と二級の一番の違いは、取り扱うことのできる建物の規模と構造です。
業務内容の違いは、ほとんどありません。

二級には様々な制限がありますが、一級には無制限の設計が可能となります。
その分、二級に比べ一級の取得難易度は急激に上昇します。

また建築士の資格には、このほかにも細かく分けると「木造建築士」や「設備設計一級建築士」などの資格もあります。
 

建築士の平均年収は?


 
建築士の概要が分かったところで、いよいよ平均年収について解説します。
結論から言うと建築士の平均年収は450〜750万円程です。

日本人平均年収の中央値は370万円程と言われているので、年収は高い方と言えます。

建築士には一級と二級が存在することは前述しましたが、年収においても差はあるのでしょうか。
 

一級建築士

 
一級建築士の平均年収は550〜750万円程です。

建築士の平均年収を引き上げているのは、一級建築士であると言えます。
先ほど述べた通り、一級建築士の試験難易度は非常に高く、合格率もとても低い資格です。

難関であるがゆえに絶対数が少なく、各企業がこぞって求人をします。
よって各企業の資格手当の相場も高めであることが多く、年収が高額になります。
 

二級建築士

 
二級建築士の平均年収は450〜600万円程です。

一級建築士程ではないにせよ、二級建築士の試験も難関であることには変わりません。
資格手当も比較的高めのため、日本全体の平均年収を上回る結果となっています。
 

建築士で年収1,000万円は可能か?


 
結論、可能です。

建築士は年収を上げやすい職種であると言えます。その理由として建築士の絶対数が少ないためです。

建築士の資格試験は難関で、誰しもが簡単になれるものではありません。
よって、どの企業も喉から手が出るほど欲しい人材なのです。

建築士が年収を上げ続け、年収1,000万円を可能にする方法について解説します。
 

1.大手企業でキャリアを積む

 
まずは大手企業でキャリアを積んでいくことに専念します。

なぜ大手企業なのかと言うと、大手企業は中小企業と比べ、大きなプロジェクトなどが多く舞い込んできます。この大きなプロジェクトに抜擢されることが狙いです。

大きなプロジェクトの経験があれば、将来のための大きな実績となります。

まずは小さな仕事からコツコツと実績を積み重ね、社内での信頼を勝ち取り、大手企業ならではの巨大プロジェクトへ抜擢されましょう!
 

2.ハウスメーカーへ転職する

 
キャリアを積んだら、そこで培った能力や人間関係を武器に転職の準備をしましょう。

ハウスメーカーの理由は、建築士の中でもハウスメーカーの平均年収が高めに設定されているためです。
特にセキスイハイムでおなじみの積水化学工業の平均年収は870万円程(2021年3月期*)とされており、ハウスメーカーの中でも群を抜いています。

大手企業でのキャリアがあれば、大手ハウスメーカーへの転職は難しい話ではありません。また巨大プロジェクトの実績があることで、先方も貴重な人材であることを認識します。
よって、年収の引き上げ交渉も可能となります。

年収1,000万円は十分に可能なのです。

* 参考元:Resaco 【平均年収867万円】積水化学工業の給与・ボーナスが高いのはなぜなのか
 

建築士は食べていける!

 
建築士について解説しました。

年収1,000万円までのプロセスを述べましたが、ほんの一例に過ぎません。
何度も言いますが建築士の需要は非常に高いため、年収がどんどん上がる職種と言えるのです。

建物の設計も大事ですが、自身のキャリアプランも日々設計していきましょう!
 
 

Pocket   はてブ   保存
BUILD編集部

この記事を書いた人

BUILD編集部