2023/03/14更新
家にあるアレで!シルバーアクセサリーの磨き方と保管方法
ファッション
大切なシルバーアクセサリーを長年使い続けていたり、しばらくの間保管していると、黒ずみやくすみが気になり、買ったばかりのころの輝きが失われてしまいます。
単に擦るだけでは取れない黒ずみも、実は家にあるもので簡単に綺麗にすることができるんです。
目次
シルバーアクセサリーが汚れる原因
シルバーアクセサリーが汚れる原因は大きく3つ「傷」「硫化」「汗・皮脂」です。
シルバーアクセサリーは長年使っているうちに、傷がついたり、汗・皮脂によってくすみ、輝きを失っていきます。
黒ずみの原因には傷や汗・皮脂とは別に「硫化」というものがあります。
銀は硫黄に反応して、黒く変色する性質を持っています。
硫黄というと温泉を思い浮かべますが、温泉も例外ではなく、シルバーアクセサリーを黒く変色させてしまいます。
また、硫黄は温泉だけでなく、空気中や汗にも微量ながら含まれています。
そのため長年使い続けていると、黒ずんできてしまうのです。
シルバーアクセサリーの手入れ
日頃のケアをしていても、長く使っていると汚れは気になるもの。
今回は家にあるものや、簡単に手に入るものでできる手入れの方法を3種類紹介します。
食器用洗剤を使う
くすみや軽い汚れが気になる場合は、食器用洗剤を使いましょう。
- 柔らかい布・スポンジ
- 食器用洗剤
手入れ方法
- 布に食器用洗剤を少量つけ、シルバーアクセサリーを磨く
- 水で洗い流して、乾いた布で水気を拭き取る
柔らかい布やスポンジに食器用洗剤をつけて洗うと、乾拭きしただけでは取れない皮脂汚れや指紋が綺麗になり光沢が出ます。
重曹とアルミホイルを使う
黒ずみがひどい場合は、重曹とアルミホイルを使います。
- 重曹
- アルミホイル
- 水
- 耐熱容器
手入れ方法
- 耐熱容器にアルミホイルを敷く
- 熱湯1カップ(200ml)に対して重曹大さじ1を入れる
泡がブクブクと出てくるので注意! - 2の熱湯のなかにシルバーアクセサリーを漬け込む
- 15分ほど放置したら、シルバーアクセサリーを取り出す
- 洗い流して、乾拭きする
重曹とアルミとの化学反応で黒ずみが綺麗になります。
シルバー以外のパーツがついている場合は、破損してしまう可能性があるので注意してください。
シルバークロスを使う
シルバークロスを使って磨く方法もあります。
シルバークロスとは、シルバー製品専用のクロスで100円ショップなどでも購入することができます。
細かな傷や黒ずみが磨かれ、新品のような光沢が戻りますが、削って光沢を出すので磨きすぎに注意です。
メッキ製品にも使用しないようにしましょう。
手入れ時の注意点
シルバーアクセサリーの手入れをする際、いぶしなどの加工がされているものやメッキ製品には注意が必要です。
いぶし加工
いぶし加工とは、わざと銀を硫化させ、黒く加工する手法です。
特にメンズ向けのアクセサリーに多く、アンティーク調でクールな仕上がりになります。
黒ずみを落とそうとして、いぶし加工まで落ちてしまったということにならないように、磨きすぎや洗浄液の使用に注意しましょう。
使用後はしっかり汚れを拭き取り、経年変化を楽しむのがおすすめです。
メッキ製品
銀メッキのアクセサリーは、研磨したり熱湯をかけると剥がれてしまうことがあります。
手入れをする際は、柔らかい布で汚れを拭き取り、メッキが剥がれないように注意してください。
シルバーアクセサリーの保管方法
シルバーアクセサリーを綺麗に使い続けるには、保管方法が大切です。
使用しないときは、保管前に少し手間をかけるだけで、黒ずみになるのを予防してくれます。
- アクセサリーを外し、乾いた布で汗や皮脂を拭き取る。
- ジップ付きの保存袋に1つ1つ、またはペアごとに入れる。
- なるべく保存袋の空気を抜いてから口を閉め、保管する。
ジップ付きの保存袋は、100円ショップに様々な大きさのものが売られています。
アクセサリーの大きさに合わせて使うといいでしょう。
お気に入りのアクセサリーは長く大切に
せっかく気に入って購入したアクセサリー。ましてやシルバー製品となるとそう安くはありません。
汚れや黒ずみのせいで、使わなくなってしまっては、もったいないですよね。
長く愛着を持って使い続けるために、日頃の手入れはしっかり行いましょう。
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