2023/08/08更新
免許を取るならどっち?マニュアル(MT)とオートマ(AT)車の違い
趣味
例年、2月〜3月は車の免許取得を考えている人が多い季節です。
大学生などは春休みなどを利用して合宿免許を利用する人も多いようですね。
合宿免許を予約する際に、オートマ車限定の免許取得コースか、マニュアル車も運伝できる免許取得コースかどうかを選ぶかと思われます。
新たに免許を取得する人は、どちらが自分に合っているのかわからない…という人もいるのではないでしょうか。
今回は、新たに車の免許を取得する方向け!
マニュアル車(MT)とオートマ車(AT)の違いや特徴などについて詳しくご紹介します。
オートマとマニュアルってなに?
車を大きく2つに分けると「オートマ(AT)車」と「マニュアル(MT)車」に分けられます。
オートマとは「オートマチックトランスミッション」、マニュアルは「マニュアルトランスミッション」の略称のことで、大きな違いはギアチェンジを自分で行うか行わないかという点です。
AT車は、その名の通りアクセルを踏むことで自動的にギアチェンジされます。
対してMT車は、アクセルやクラッチ、シフトレバーなどを使って、運転者がギアチェンジを行う必要があります。
近年の車の製造は、ほどんどがAT車であり、警察庁の運転免許統計データによると自動車免許取得者の約6割ほどがAT車限定の運転免許証の取得だと言われています。
しかしMT車には根強いファンも多く、クラシック車などの多くはMT車でもあります。
AT車・MT車のそれぞれの特徴
AT車の特徴
AT車は、車種が豊富なことから好きな車を選んで乗りやすいという点や、べダルがアクセルとブレーキの2種しかないことから、運転が楽というのが特徴です。
免許取得の難易度が低いことや取得費用が安いというのもAT車のメリットの一つです。
しかしメリットばかりではなく、デメリットもあります。
AT車にはクリープ現象という誤作動が起こる危険性もあります。
クリープ現象のクリープ (creep)とは、英語で「ゆっくり動く」という意味があり、エンジンをかけてアイドリングしているとき、ギアがパーキングかニュートラル以外の位置にあると、ブレーキから足を離したときに車が前進する現象のことを言います。
渋滞時や駐車の際には便利な機能でもあるのですが、誤発進の危険性もあるので注意が必要です。
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【特徴】
- 運転が楽
- 免許取得の難易度が低い
- 免許取得の費用が安い
- 車種が豊富にある
- 誤発進の危険性もある
MT車の特徴
MT車の大きな特徴は、両手両足でギアやクラッチを切り替えながら車をコントロールすることです。
自動化されているAT車にはないMT車の最大の魅力の部分と言えるでしょう。
特に、スポーツ車に乗りたい人などは車を運転しているという手応えを感じやすいのでおすすめです。
またMT車にはクラッチがあるため、ブレーキをする際には必ずクラッチペダルを踏む必要があり、アクセルとブレーキの踏み間違いなどが起こる可能性は極めて低いです。
ほかにも、AT車に比べ燃費が良いのも嬉しいポイントです。
デメリットとしては、免許取得の難易度が高く、卒業に必要な日数もAT車限定免許に比べると長くなってしまいます。
また国内市場に出回っている車のほどんどがAT車であることからMT車の免許を持っていれば、AT車も運転できますが、車種の選択肢が少ないというのも特徴です。
しかし、日本やアメリカではAT車が主流ですがヨーロッパなどではMT車の方が人気なので、国産にこだわりがなければ外国車でお気に入りの一台を探すのも良いかもしれません。
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【特徴】
- 車を運転している手応えを感じやすい
- 燃費を向上することができる
- AT車も運転できる
- 免許取得の難易度が高く、費用も割高
- 車種の選択肢が少ない
目的に合わせて選択を
「仕事でMT車に乗る機会がある」などの事情がなければAT車限定の免許で事足りますが、スポーツカーやクラシックカーなどに乗ってみたい場合はMT免許の取得も視野に入れてみてはいかがでしょうか。
決められないという人は、AT限定免許を取得してから、限定解除でMT免許に切り替えることもできます。
これから免許を取得して、将来どこかへドライブに行こうと考えるのも楽しいですね。
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