2022/12/22更新
冬ツーリングを楽しもう!寒さ対策や注意点を紹介
趣味
バイクは好きだけど、寒い日はバイクに乗る気がなかなか起きない…という人もいらっしゃるかと思います。
もしあなたが雪の降らない地域にお住まいなら、ぜひ冬もツーリングを楽しんでください!冬ツーリングには、他の季節にはない魅力がたくさんあります。
冬ツーリングの魅力と、寒さ対策をして安全に楽しむためのポイントを紹介します。
目次
冬ツーリングならではの魅力
冬もツーリングに行きたくなる、3つの魅力をご紹介します。
空気が済んでいて景色が綺麗
冬は空気が澄んでいるため、景色を遠くまでクリアに楽しむことができます。
愛車と風景を収める写真も、素敵なものになることでしょう。
また、キリリと冷えた冬の空気は、気持ちをスッキリさせてくれます。
筆者は、ちょっとした悩み事が冬ツーで解決したことが何度もあります!
観光地の人が少ない
一般的に、旅行・観光は冬の人出が少ないと言われています。
時期によって価格が変動する航空券などは1~2月に値段が下がることも多いですね。
温かい時期は混み合う海沿いや観光地も、冬は比較的スムーズに走ることができます。
渋滞のストレスがないツーリングは最高です。
食べ物が美味しい
ラーメンやうどんはツーリング先で食べる料理の定番ですね。冬ツーでは、これらの温かい料理が一層体にしみます。
頑張って走った先で食べる最初の一口は涙が出るほど美味しいですよ!
また、海鮮料理も脂がのって味わい深くなります。海沿いを走るプランの日は、漁港近くの飲食店等で旬の魚を味わってみてはいかがでしょうか。
冬ツーリングを安全に楽しむポイント
冬ツーリングを安全に楽しむためのポイントは、まず第一に寒さ対策です。
そのほか、日の短さや体力面も考慮したポイントを3つご紹介します。
防寒
寒さに耐えるばかりでは、せっかくのツーリングを楽しむことができません。油断せず、しっかり防寒をしましょう。
バイクに乗るときの防寒の基本は、保温と防風です。
保温できる素材 (ダウン) を内側に着て、温かい空気を閉じ込めます。
防風できる素材 (革やゴアテックス) を外側に着て、内側の温かい空気を逃さないようにします。
また、隙間をふさぐことも重要です。「首」が付く部分 (首・手首・足首) の隙間に注意しましょう。
部分ごとの対策
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首
ネックウォーマーを着用する。
服やヘルメットに干渉しなければ、薄手のものと厚手のものを重ねてさらに温かく。 -
手首
手袋の中に服の袖を入れ込む。
手首まで覆える長い手袋をする。 -
足首
ズボンの下にレッグウォーマーや丈の長いレギンスを着用する。
それでも寒さに耐えられない場合は、電熱インナーや貼るカイロを取り入れましょう。
電熱インナーは安いものなら、1万円程度で手に入ります。この価格帯ではベスト型など、体の一部だけを温めるものになりますが、それだけでも寒さをしのげますよ。
「たまにしか乗らないし、電熱インナーを買うのはもったいないな…」という方は、貼るカイロがおすすめです。
大判のものを背中とお腹に貼ることで、寒さしのぎになります。低温やけどを防ぐため、ベルトの下など圧迫される部分は避けて貼るようにしましょう。
中距離コースで早めに帰宅
冬場は、日没を過ぎると急に寒さを感じるようになります。冬のツーリングは、夕方には帰宅するくらいの、中距離・短時間コースがおすすめです。
凍結の可能性がある午前中は、とにかくスピードを抑えてゆっくり走りましょう。
また、寒い日はカーブミラーが結露や凍結して見えないこともあります。見通しの悪い道を通る際はくれぐれも気を付けてください。
山岳地帯は昼間でも凍結の可能性があります。山道はツーリングの定番ですが、冬季は避けるのが無難です。
休憩時間の過ごし方
安全運転にはこまめな休憩が必要です。寒さで体力を消耗することも考えて、しっかりと休憩を取りましょう。
休憩ポイントは多めにチェックしておくのがおすすめです。お手洗いのある場所、飲み物を調達できる場所のほか、室内で暖を取れる場所があるといいですね。
道の駅やイートインスペースのあるコンビニ、ファミレスなどを予めチェックしておきましょう。
寒さで体がこわばるので、ストレッチや体操などゆっくり体を動かす時間を作るのもおすすめです。適度にリラックスすることで安全運転にも繋がります。
また、気温が低くても体は乾いていきます。休憩時にはしっかりと水分補給をするようにしましょう。
魔法瓶をお持ちの方は、熱めのお湯を入れて持って行くと、どこでもほっと一息つけますよ。
冬ツーリングの魅力を味わおう
寒い時期はバイクを休ませていたライダーの皆さんも、この冬はぜひツーリングを楽しんでみてください!
積雪の多い地域の方も、旅行先でバイクをレンタルすることで冬ツーリングを楽しむことができます。
雪の降らない地域を訪れる機会があれば、ぜひバイクでお出かけしてみてくださいね。
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