2024/01/19更新
産後や育児中の妻がイライラ…その原因は夫にあるのか!?探ってみよう
家族
育児中の妻が毎日イライラしている…
何かをする度に怒っていて、こっちまでイライラしてくる…
産後のママはホルモンバランスが乱れ、イライラしてしまうことがよくあるといわれています。
このイライラはいつまで続くの?と思っているパパ、ホルモンの乱れだけをイライラの原因にしていませんか?
ホルモンの乱れは、イライラしやすくしてしまうもの。
イライラをつくっている原因は、自分にあるかもしれません!
今回はどのようなことで妻がイライラしているのか、考えられる原因やチェックポイントを紹介します。
目次
妻がイライラしている原因
イライラしてしまう要因は家庭によって様々あります。
特に子どもが生まれた家庭では、今までの生活が急激に変化します。
その変化の中でもママは手探りで子育てをし、家事をしています。
一方で、その変化を自覚していないのか、今までと同じような生活をしてしまう新米パパは、ママがイライラしてしまう原因となります。
具体的にどのような言動がイライラさせてしまうのでしょうか。
自分中心的な考え
子どもが生まれると、ママは子どものことを一番に考えるようになります。
全ての行動は子どものためにしているのに対して、パパはまず自分のことを考えて行動してしまいがちなことにイライラしてしまいます。
チェックポイント
- 仕事が忙しく帰ってきたら家でゆっくりしたいからと、何もせず、育児も後回しにしていませんか?
- 子どもの世話を頼まれても、携帯片手に子どもを見ていたり、おもちゃで遊ばず子どもにテレビや携帯を見せたりしていませんか?
- 家にいないことが多い、帰りが遅いことが多くなっていませんか?
- 会社の飲み会だからといって頻繁に参加していませんか?
- トイレの時間やお風呂の時間が異様に長かったりしていませんか?
仕事場では休憩時間や土日の休みがあるのに対して、育児と家事に休憩や休日はありません。
ゆっくりお風呂に浸かることや、休みの日にゆっくり寝ることもできず、毎日子どもの世話をし、家事をしています。
また子どもの事や家族のスケジュール管理、毎日の献立、必要なものの買い出しなど、考えることもたくさんあり、頭は常にフル回転しています。
育児は夫婦でするもの。
忙しい日々を過ごしている一方で、自分の時間が長かったり、ゆっくりしたい、ゲームしたいなどの自分中心的な考えや行動は、ママをイライラさせてしまう原因になりますよね。
子どものいる家庭では、ママはパパに育児を協力して欲しい、協力してくれると期待しています。
育児・家事は基本妻任せ
育児と家事はママがなんとかしてくれると思っていませんか?
子どもと一緒に過ごす時間がママよりも短いパパは、育児にあまり慣れていない人も多いですよね。子どもも何かあると「ママ、ママ」となってしまいます。
しかしそういってママに頼り切っていると、イライラを積もらせる原因となってしまいます。
チェックポイント
- 子どもが泣いたらすぐママに子どもを押し付けていませんか?
- 子どもが飲み物をこぼしてしまった、おしっこを漏らしてしまったなどのハプニングのとき、自分で解決しようとせず、すぐママに頼っていませんか?
- 何かを頼まれてから行動(指示待ち)していませんか?
- 何か一つ手伝っただけで満足していませんか?
やることの多いママは、1人で解決しようとしないパパにイライラしてしまいます。
また一つ手伝ったからと他に何もしないのも、イラつかせる原因となります。
▽子どもがパパに懐いていない場合は、以下の記事も参考にしてくださいね。▽
行動が適当
子どもは予想しない行動ばかりします。
ママはそれを踏まえた上で、いつでもすぐに動けるようたくさんのことを考えて行動しています。
先のことを考え、工夫して行動しているのに対し、いわれたことを適当にやり過ごしているのは、イライラの原因になります。
チェックポイント
- 取り替えたオムツを捨てずにそのままにしていたり、ゴミ捨てに行った後、ゴミ箱に新しいゴミ袋を被せないなど、やることが中途半端になっていませんか?
- いわれたことをただやればいいと思って、何も考えず適当に行動していませんか?
- いわれたことを面倒と思いながらやっていませんか?
何も考えず「ただやればいい」「早く終わらせたい」は、後からママに影響してきます。
例えば食器洗いは、洗い残しが出てしまいます。
洗濯物干しはシワを伸ばさないで干すことで、シワシワの服になってしまいます。
洗い直しせざる終えなくなり、2度手間や時間の無駄になるだけでなく、ママのやることが増えイライラが積もる原因となります。
トイレットペーパーの芯を替えない、飲み終わった缶をテーブルに置いたまま、出したものをしまわないなど、小さなことが積もり積もってしまいます。
育児・家事は給料が出る仕事と同じです。仕事だと思って取り組みましょう。
無神経な言動
良かれと思っていっていることが実は妻をイラつかせている可能性があります。
自分では思っていなくても、言い方が上から目線になっていたり、何にもしていないといっているような言葉、何様と思わせるような発言など、言い方には注意が必要です。
チェックポイント
- 「今日何していたの?」は絶対NG
コミュニケーションの一つとして「今日何してたの?」と聞いてしまいがちですが、これをいう =「何もしていなかったの?」と遠回しにいってしまっているようなものです。
「何していたの?」は「何かをしていないといけなかったの!?」と思わせてしまいます。
- 「手伝おうか?」「○○したら?」は上から目線
忙しそうにしている妻を気遣っていっていても、上から目線の言い方で「しょうがないから手伝ってあげる」と聞こえてしまいます。
自分は何もしていないのに上から目線でいってくるな、とイラつかせてしまう原因です。
「何をしたらいい?」や「○○する?」と言い換えましょう。また「○○したら?」は、忙しくてできていないのに偉そうに!と思われてしまいます。
気づいたのであれば自分から行動するようにしましょう。 - 「はいはい」という返事や「○○すればいいんでしょ」は何様発言
自分もいわれたらイラッとくるのではないでしょうか?「こうして欲しい」という主張は、できていない、気づいてやってくれないからお願いをしています。
それを「はいはい」で済ませたり、イラついたように「○○すればいいんでしょ」というのは、何様!と思わせてしまいます。
面倒なことを頼まれたと、ついつい言い返したくなってしまうかもしれませんが、黙ってイライラされているよりかは、いってくれている方が良いと思って謙虚に捉えましょう。
イライラの対処法を考えよう
夫が原因で起こる妻のイライラは、夫に対する期待があるからこそで、期待外れのことをされてしまうとつい頭にきてしまいます。
イライラしている態度につい反撃したくなってしまいますが、喧嘩になってしまいますよね。
何か期待外れなことをしてしまったのかな?と冷静に考え対処することで、妻のイライラは減ってきます。
妻の毎日の忙しさは心の余裕に反映され、イライラにつながります。
育児や家事に積極的に参加することで妻の忙しさを減らし、ストレスから開放してあげましょう。
妻のイライラは家庭崩壊の危機!?
「夫婦のパートナーシップ」づくりに役立つ情報を発信している「産後夫婦ナビ」では、子どもが2歳になるまでに離婚をする家庭が多くいたり、産後1年以内に夫に対する愛情が冷めていく状況が多いといわれています。
参考:産後夫婦ナビ「産後2年が別れ道!産後クライシスを乗り越えた夫婦に共通する3つの特徴」
出産をしてから妻をサポートするのは、一番身近にいる夫の役割となり、夫の言動がとても重要で妻のイライラ度を変えます。
付き合い当時や新婚時などの「気を使わなくて良い関係」は子どもが生まれてからはガラッと変わります。
気を使い合ってこそ、良い関係を築くことができます。
なんで自分ばかり気を使わないといけないのかと思ってしまうかもしれませんが、それは相手も同じことを思っています。
円満な夫婦関係を築くには、互いを思いやり、対話ができる関係です。
妻が毎日イライラしていたら、まずは日々の生活と自分自身を見直してみませんか?
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