2019/12/26更新
冬の寒さと関節痛の関係性とは?身体を温める食べ物と冷やす食べ物
健康
1年の終わりが近づき、寒さが厳しい折になってきました。
今年は平年よりも温かい暖冬だと言われていますが、寒さ対策をしていないとしもやけになってしまいますね。
寒いと膝の関節が痛んだりする人も多いんじゃないでしょうか。
さて、寒いと痛くなるという人も多い関節痛。
悩まされている人も多いと思いますが、実際に寒さと関節痛に因果関係はあるのでしょうか?
今回は冬の寒さと関節痛の関係性や、身体を温める方法についてご紹介します。
寒さと痛みの関係
関節痛とは、主に膝やひざ、指の関節が痛む状態のことを指します。
長時間同じ姿勢でいた場合などに引き起こされることが多いです。
健康状態であるのにこのような症状が起こる場合は、実は寒さによる場合もあります。
体感温度が下がると、血管を収縮して体内の熱が逃げないように脳から指示を出します。
血管が収縮した状態が続くことで体温は低下し、関節や末端などの冷えを引き起こすのです。
寒くなり体が冷えると、抹消血管が収縮して筋肉への血流量が減ります。
血流不足になることで筋肉の緊張やこりが発生し、関節痛になる場合もあります。
また、寒さによる血流不足から筋肉への血流量が減ると、筋肉全体が硬くなります。
筋肉が硬くなれば、急な動きによる肉離れなどの危険性も高くなります。
つまり、冷えは関節痛の大きな原因であるといえ、寒さ対策をすることで関節痛が緩和できると考えられます。
もちろん寒さによるものではない場合もあります。
左右両方の関節、手足の関節が同時に痛む場合は、関節リウマチなど全身性の病気が考えられますので、痛みが酷い場合は、早めに病院にかかることをおすすめします。
寒さと食べ物の関係
関節痛の原因が寒さによるものなら、食事で身体を温めて対策をしていきましょう!
身体を内側から温める食べ物を積極的に取るなど、食べ方を工夫すれば冷えによる関節痛を和らげることができます。
身体を温める食べ物
身体を温める食べ物を見分けるには、食べ物が育つ環境などが関係してきます。
寒冷地で育つものや冬が旬であるものは、寒さに耐えるため熱を吸収して温める効果があります。
発酵食品は新陳代謝を高める効果を持つ酵素が多いため、身体を温めます。
また、香りが強い食べ物も血行促進の効果があります。
- にんじん
- かぼちゃ
- 玉ねぎ
- じゃがいも
- にんにく
- ニラ
- 納豆
など…
身体を冷やす食べ物
身体を温める食べ物とは逆に、身体を冷やす食べ物もあります。
水分量が多いものや、夏が旬だったりするものは身体を冷やす効果を持つ食べ物が多いです。
これらを摂取する際は生で食べるのではなく、炒めたり煮たり火を通すなどの工夫をしましょう。
- きゅうり
- キャベツ
- ほうれん草
- 小松菜
- トマト
- スイカ
- パイナップル
など…
身体の内側から対策を
関節痛対策に限らず、身体を温める食べ物を取ることは、冬の現場で長時間作業する際の寒さ対策にもつながります。
食事から寒さを乗り切り、健康に過ごしましょう。
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