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2022/06/07更新

職長教育とは?講習内容・実務での役割を解説!

資格

 
建設業の現場では、多種の業者が同時に作業を行います。

各業種でそれぞれ、1人または複数人、職長(リーダー)を配置する必要があります。

職長教育について「聞いたことはあるけれどよくわからないな」と思っている方に、講習から実務の詳細までを解説します!
 

そもそも職長教育って?

職長教育とは、現場で新たに職長になる人に対して実施が義務付けられている講習です。

労働安全衛生法で定められており、現場の指揮に必要な知識を学びます。
 

職長教育が実施されている職種

次に、どんな職種の人が受けるべき教育なのか説明していきます。

法令で定められている職長教育を受けるべき職種は

  • 建設業
  • 製造業(一部業種を除く)
  • 電気業
  • ガス業
  • 自動車整備業
  • 機械修理業

 

と多岐にわたります。

建設業に携わり、かつ各業種のリーダーになりうる皆さんは、職長教育を受けることになるかもしれません。

また、建設業の現場においては、指揮を執る人の資格として「安全衛生責任者」というものもあります。職長と安全衛生責任者を兼任する場面もあり、これら二つの教育をひとつにまとめた「職長・安全衛生責任者教育」も実施されています。
 

受講場所

講習を受けられる場所は、以下の通りです。

  1. 各都道府県に支部がある労働基準協会
  2. 中小建設業特別教育協会や建設業労働災害防止協会などの各協会
  3. Web講座

 

これら3つの中から選択が可能で、各団体のホームページや申し込み書類に記入をして受講をします。
 

講習の内容

職長教育は労働安全衛生法により講習内容と時間が定められており、合計12時間、2日間にわたって行われます。

講習内容と講習時間は以下の通りです。

 
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以上の内容を全て受講したら、講習会終了後に修了証が渡され、職長教育修了者として現場に入り、リーダーとしての役割をこなしていきます。

みっちり2日間講習会場に入りますので、時間に余裕をもって受けられることをおすすめします。
 

資格取得後の実務と役割

 
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修了証が発行されたら、早速現場で職長として元請けに報告することができます。

各建築現場では、元請けが労働管理を行い、各下請け業者は元請け業者へ安全書類を提出する義務があります。

その中の一つに以下のような作業員名簿があり、名簿に職長として報告された人が、職長(リーダー)として現場で従事するのです。

 

実際の現場での役割は以下の通りです。

  • チームの統率(各作業員に指揮・指示・指導)
  • 安全な作業環境を構築する
  • 作業員が安全かつ効率的に作業ができるように元請けとの調整を行う(安全衛生責任者の資格も取得した場合)

 

職長教育修了者は現場の要

 
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ここまでお話ししたように、職長として現場に入るには、

  1. 講習を申し込む
  2. 2日間講習を受ける
  3. 受講後に修了書を受け取る
  4. 現場に自分が職長である旨を報告する

 
以上のステップを踏むことが必要です。

職長になれば、現場でのリーダー・指揮官として、作業員の安全を確保し楽しく充実した現場を作れるように工夫していけます。

建築現場では、ときには危険な作業にあたることもあります。

職長の力で明日からのお仕事現場を、よりよい環境にしていきましょう!

 
 

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