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2022/06/07更新

活躍の場が広がる!福祉住環境コーディネーターの資格や仕事

資格

 
高齢者や障害者が生活しやすいようにするために住宅の環境を整え、サポートをすることができる『福祉住環境コーディネーターコーディネーター』の資格。

福祉住環境コーディネーターの資格を取得すると介護福祉だけでなく、建築などさまざまな分野で活躍できるのを知っていますか?

この記事では、福祉住環境コーディネーターについて、仕事内容や資格取得のための勉強方法などを紹介します。

高齢化社会によって、今後も福祉住環境コーディネーターの需要は増えることが予想されるため、注目したい資格の一つです。
 

福祉住環境コーディネーターとは?

福祉住環境コーディネーターは、高齢者や障害者が安全・安心の生活を送るための住環境に関する提案をおこなうアドバイザーです。

年齢や病気によって体が思うように動かなくなると、それまでは普通だった環境に不便さを感じるようになります。

家のなかの小さな段差一つでも、ストレスの要因になる可能性があります。
日常生活に支障がないように、そのときの体の状態に合わせた住環境整備をサポートするのが、福祉住環境コーディネーターの仕事です。
 

取得するケース

 
既に介護福祉に関する仕事に従事していて、さらに知識を高めるために資格を取得するケースが多くあります。

また建築工務店で、介護保険制度を利用した住宅の改修をおこなうときのために、取得する場合もあります。
 

働くまでの流れ

 
福祉住環境コーディネーターとして働くためには、東京商工会議所が認定する資格試験に合格する必要があります。

資格は1〜3級に分類されていて、資格試験に合格した段階で福祉住環境コーディネーターとして働くことができます。
 

福祉住環境コーディネーターの種類

福祉住環境コーディネーター資格試験には、以下の3つの種類があります。

  • 福祉住環境コーディネーター3級
  • 福祉住環境コーディネーター2級
  • 福祉住環境コーディネーター1級

 

福祉住環境コーディネーター3級

 
3級の試験は、福祉住環境コーディネーター資格のなかで最も合格率の高い試験です。
それでも国家資格にはなりますので、難易度は高めに設定されています。

福祉住環境コーディネーターの基礎とされる、少子高齢化社会やユニバーサルデザイン、バリアフリーなど生活していくうえで欠かせない住環境設備の基本に関する問題が出題されます。
 

福祉住環境コーディネーター2級

 
2級試験は3級の試験内容に加えて、福祉住環境コーディネーターとしてのマネジメント能力が求められる内容になっています。

リハビリテーション計画やケアマネジメント、最先端の福祉医療器具の活用など総合的な能力が求められます。
 

福祉住環境コーディネーター1級

 
1級試験は福祉住環境コーディネーター資格のなかで最も難易度の高い試験となっています。

住環境の基本だけでなく、地域福祉や高齢者住宅、介護施設に関する知識など福祉住環境のエキスパートとして知識が求められます。

1級試験については法律問題も多いため、常に最新の福祉情報を把握しておく必要があります。
 

福祉住環境コーディネーターの仕事内容は?

福祉住環境コーディネーターがおこなう仕事は、おもに以下の3つとなっています。

  • 住環境整備の提案
  • 福祉関連の提案
  • 住宅改修費支給申請の理由書作成

 

住環境整備の提案

 
福祉住環境コーディネーターは、介護福祉や医療、建築の現場の専門家と協力しながら高齢者や障害者に合った住環境整備の提案をします。

高齢化であったり、事故によって体が不自由になってしまった場合、それまでは何の不便も感じなかった自宅の小さな段差でも、乗り越えるのが難しくなります。

そんな不便を少しでも解消できるよう、それぞれの人に合わせて住環境整備の計画を提案します。
 

福祉関連の提案

 
現在は、高齢者や障害者でも自分自身で行動ができるようにサポートしてくれる器具がたくさん開発されています。

車いすや杖、介護用ベッドやスロープ、手すりにいたるまで数多く存在しています。

そんな数ある器具のなかから、体の状態に合わせた最適な器具を選定して、最適な住環境を整えるのも、福祉住環境コーディネーターの大切な仕事です。
 

住宅改修費支給申請の理由書作成

 
在宅での介護支援にともなって住宅改修工事をおこなう際、住宅改修費支給申請をおこない改修工事が必要と認められると、各自治体から改修工事費が支給されます。

例えば、手すりの設置や段差の解消、扉やトイレ工事などが対象の改修工事になります。

住宅改修費支給申請には改修前からの申請が必要となり、申請書類の一つに理由書の提出が求められます。

福祉住環境コーディネーター2級以上を取得していれば、住宅改修費支給申請の際の理由書作成のサポートをおこなえます。
 

福祉住環境コーディネーター資格の勉強法

福祉住環境コーディネーター資格を取得するための勉強法はおもに以下の2つの方法があります。

  • 問題集による独学
  • 通信講座の受講

 

問題集による独学

 
福祉住環境コーディネーター資格を独学で取得することは可能です。
しかしながら全体を通して出題範囲が広いため、効率的に学習していく必要はあります。

基本的には過去問題集と、それにともなう参考書によって学習できます。
過去問題集をできる限り解いて、わからなかったところを参考書によって知識を深める方法が効率的です。
 

通信講座の受講

 
独学による資格取得が不安な場合は、通信講座を受講するのも1つの手段です。
独学だと自分自身で学習計画を管理しなければならないため、忙しい人には難しいです。

その点、通信講座は学習スケジュールは既に立てられていますし、期間も半年ほどで資格取得できるので、忙しいなかでも資格所得を目指したい人にはおすすめです。
 

福祉住環境コーディネーター資格でステップアップ

福祉住環境コーディネーターは、快適な住環境をつくるうえで重要な資格であり、今後もニーズが高まっていくことが予想される、将来性のある職種です。

建築業界でも改修工事などで必要になることがあったり、介護福祉や医療に関する知識も身につけられるので、今後資格を持っていると活躍できる場を広げることができます。

快適な生活を送るためのお手伝いができるのも、福祉住環境コーディネーターの魅力。

キャリアアップに、福祉住環境コーディネーターの資格取得を目指してみてはいかがでしょうか?
 
 

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BUILD編集部

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