2022/12/22更新
ツーリングって疲れる…バイクに乗るときの疲労対策6選!
趣味
ツーリングには多くの魅力がありますが、その一方で身体を酷使し疲労を溜めてしまう一面もあります。
帰宅したらそのあとはぐったり、翌日も疲れがとれずに何もできない…という経験はありませんか?
ツーリングで疲労を溜めないために、事前にできる対策がいくつかあります。また、帰宅したあとの過ごし方でも体力回復のスピードに違いが出てきます。
今回は、事前にできることと当日にできることに分けて、6つの疲労対策を解説します。
目次
事前に準備できること
筋肉をつける
教習中や乗り始めのころ、思いがけず筋肉痛になったという方もいるのではないでしょうか。かくいう筆者も初めての教習後は脚が筋肉痛になり驚きました。
バイクは取り回すときにも、運転をするときにも、筋肉を使います。日頃から筋トレをして体を鍛えておきましょう。
ムキムキになる必要はなく、マシンやダンベルを使わない自重トレーニング(スクワットや腕立て伏せなど)でも十分効果が期待できます。
ヘルメットの重量を知る
装着後はあたかも自分の体の一部のように馴染んでしまうヘルメットですが、実はかなり重みがあり、首に負担がかかっています。
大手メーカーの代表的なモデルでも1.5~1.7キロほどあり、頭に重りを付けて何時間も運転しているようなものなのです。
上記の重量のヘルメットは大手メーカーが力を入れて製作しているモデルで、価格もそこそこ高価です。安いヘルメットはこれらよりもさらに重くなってきます。
さらに走行中は空気抵抗が生じるため、首にはヘルメットの重さ以上に力がかかります。
首回りの疲れ対策は2つ。
一つは首回りのトレーニング・ストレッチです。運転前後に頭を前後左右に倒してストレッチをするだけでも、断然楽になります。
もう一つの対策は、ヘルメットを軽量モデル・空気抵抗の少ないモデルに買い替えることです。
前述の通り、性能の良いヘルメットほど高価になる傾向がありますが、首周りの疲労に悩まされているなら値段に見合う価値はあるでしょう。
お財布に余裕があるときに買い替えてしまうのも一つの手です。
装備を工夫する
気温や過ごし方に合わせた装備を身に付けることも、疲労軽減に繋がります。
暑い時期は直射日光を避けたり、メッシュ素材で風通しを良くする。寒い時期はカイロや電熱インナーで体を温めたり、手首足首の隙間風を防ぐなど、気候に合わせた装備しましょう。
また、サイズや着心地を自分にピッタリ合わせることも必要です。
ライディングウェアは一般の衣服より高いこともあり、サイズや着心地だけのために買い替えるのはもったいないと感じてしまうかもしれません。
しかし、疲労で集中力が欠けるなど、些細なストレスの積み重ねで事故を招くことを考えれば、ウェアの新調は安全への価値のある投資と言えるでしょう。
昨今はフリマアプリなどもありますので、ワンサイズ大きめ・小さめのものを安く手に入れられるかもしれませんよ。
今まで使っていたものもまだまだ使えそうであれば、洗濯など手入れをして綺麗な状態にした上で出品してみましょう。捨てるよりは、少しでも手元に返ってきた方がうれしいですね。
ツーリング当日にできる対策
ストレッチ
ツーリング前後にストレッチをすることで、疲労を軽減することができます。
バイクの運転は、スポーツ的な側面があります。運動の前後にストレッチをするように、ツーリングの前後で体をほぐしておきましょう。
出発前に体を温めておくことは、適度にリラックスした運転の助けになります。
また、ツーリングを終えて帰宅した後もストレッチをするようにしましょう。股関節、腰回り、肩や首をよく伸ばしてください。
ツーリング後のストレッチをしっかりすれば、疲労回復がグンと早くなりますよ。
荷物の積み方を工夫する
ツーリング中にずっとリュックを背負っていると、肩が疲れてしまいます。
荷物はリアキャリアに積むか、ウエストポーチやヒップバッグを使ってみましょう。
バイクの運転はただでさえ腕を酷使します。肩回りの荷物がないだけで、とても快適になります。
適度な休憩
適度な休憩は、快適なツーリングに欠かせないポイントです。
しかし困ったことに、人は疲れると正しい判断ができなくなってしまいます。疲労が溜まれば溜まるほど「まだ休憩しなくても大丈夫」という気になってしまいがちなのです。
おすすめしたいのは「次の休憩について考え始めたら疲れてきたサイン」と捉え、直近の休憩ポイントでひと休みすることです。
本格的に疲れる前に休憩することで、最後まで快適にツーリングを楽しむことができますよ。
体を労わって快適・安全なツーリングを!
好きなことであっても、何かをするには体力が必要です。バイク愛ですべてを乗り切る!という気持ちもよくわかりますが、体を労わることは安全のためにも大切です。
また、体調が良くないときや「なんだか疲れが溜まっているな」というときは、無理にツーリングに行かないという判断も必要です。
仲間と約束をしているときのドタキャンは気まずいですが、何より安全が第一です。
疲労を溜めすぎない工夫をして、安全に、そして快適にツーリングを楽しんでくださいね。
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