BUILD

職人のためのライフスタイルメディア

2022/09/12更新

【プチDIY】ボンドで簡単!スマホスタンドを作ってみよう!

資格

 
生活に欠かせないスマホ。仕事中、デスクや手元に置くことも多いかと思います。

そんなときにスマホスタンドがあると、通知や時計を見やすいですよね。

実は、スマホスタンドは簡単にDIYできてしまいます!身近な材料で、自分好みのスマホスタンドを作ってみませんか?

今回は、100円ショップやホームセンターで購入できる木材を使って、スマホスタンドを作ってみました!
 
img
 
写真の右側部分は、100円ショップで入手した木製の入れ物を鉛筆立てとして使っています。
 

どんなスマホスタンドがいいか、アイデアを考えよう!

スマホのサイズを確認する

およそでいいので、スマホの大きさを測っておきましょう。サイズによって、購入する材料の大きさが変わります。

筆者のスマホはiPhoneSE(第2世代)のため、約7cm × 約14cmです。
 

スマホ置く+αのアイデアを考える

デスクに置くことを想定したスマホスタンドなら、小物入れや鉛筆立てなどをセットにすると、デスクの周りがより整頓されます。

今回ご紹介する作品も「スマホスタンド + 鉛筆立て」の作品です。

また、アイデアがしっかり決まらなくても、色のイメージや、+αで小物も置けるように…など考えておくと、材料を購入するときに迷う時間が少なくなります。
 

ホームセンターや100円ショップで材料を探そう!

アイデアが決まってきたら、買い出しリストを作って、近くのホームセンターや100円ショップに足を運んでみましょう!

お店に行くと色々な材料があるので、材料を見て完成形のイメージが変わることもあるかもしれません。それもまた、DIYの楽しみのひとつです。
 

必要な材料・道具

材料

・木材(詳細は後述)
・ニスなどの仕上げ剤

木材は、スマホを置く際の安定性と製作のしやすさを考えて、厚さ0.9cm〜2cm程度がおすすめです。木材の種類は、桐や杉、ひのきが扱いやすいです。

今回購入した板は、100円ショップ(ダイソー)の桐材で

12cm × 40cm × 厚さ0.9cm→1枚(スマホを置く板と下の台で使用)
9cm × 40cm × 厚さ1.2cm→1枚(スマホを置く板を後ろから支える板で使用)
2cm × 40cm × 厚さ0.9cm→1枚(スマホを下で支えるパーツとして使用)

の3種類です。
 

道具
・のこぎり
・木工用ボンド
・紙やすり
・新聞紙など(仕上げ剤を塗るときに使用)
 

買い出しにおすすめのお店

家の近くにある100円ショップやホームセンターを確認しましょう。100円ショップは大き目の店舗がおすすめです。

今回は、木材と仕上げ剤、組み合わせて使う鉛筆立てを100円ショップで、のこぎりと紙やすりをホームセンターで購入しました。

仕上げ剤は好みのものが100円ショップになければ、ホームセンターで手に入るニスでもいいでしょう。

注意点としては、木材や仕上げ剤は100円ショップのものでも十分ですが、のこぎりはホームセンターなどである程度しっかりしたものを購入することをおすすめします。

理由としては、以下が挙げられます。

①安全に、しっかり切ることができる。
②種類が豊富で自分に合うものを選べる。
③耐久性がある。使えなくなっても、歯の部分だけ変えることができる。

特に①はとても大切です。楽しく作っている途中で、怪我をすることは避けたいですね。
 

材料を切ろう!

材料が揃ったら、作品作りに入りましょう。

ざっくりとした手順は、以下の通りです。

1.作りたいサイズに合わせて、板に線を描く
2.のこぎりで板を切る
3.やすりがけ
 

作りたいサイズに合わせて、板に線を描く

 
img
 
最初に測ったスマホのサイズを元に、スマホを置く板の大きさを決めます。

スマホカバーをしている方も多いと思いますので、実際の大きさよりも一回り大きくした方が置きやすいです。(スマホとほぼピッタリが好み、という方は大きくしなくてOKです。)

作りたい大きさに合わせて、定規で印をつけて鉛筆で線を引きましょう。

もし、さしがねなどを持っていたら、定規でなくさしがねを使うといいですね。
 

のこぎりで板を切る

 
img
 
次に、のこぎりで板を切ります。日本ののこぎりは、引いて切るタイプのため(西洋は押して切るタイプ)最初に2〜3回切り込みを入れてから切ると切りやすいです。

クランプや万力で板を固定すると切りやすいですが、今回使用する板は小さめのため、手や足でおさえて切ることも可能です。怪我に気をつけて、焦らずゆっくり切りましょう。

木材を切るときは、
①スマホを置く板
②その他の木材
の順番で切りましょう。

スマホを置く部分は長方形に、後ろの板は斜めにスマホを置きたいので、三角形に切ります。

スマホスタンド+鉛筆立てを作る材料です。
 
img
 

それぞれの板のサイズは、以下の図を参考にしてください。
 
img
 

※ 100円ショップで見つけた入れ物の大きさは、8.5cm × 8.5cm × 高さ8cmです。
 

やすりがけ

切り終わったら、やすりで木材の切り口の周りを削りましょう。

切り口がざらざらしていると、組み立ての時に作業しにくいことがあります。

ツルツルにしなくても、ある程度ざらざらの部分がなくなればOKです。
 

組み立て〜仕上げまで

ボンドを使って組み立てる

 
img
 
今回は釘などを使わずに、手軽にボンドで仕上げていきます。

①スマホを下で支えるパーツを、スマホを置く板に貼り付ける。
②後ろから支える板の斜め部分にボンドを塗り、スマホを置く板を貼り付ける。

※ 台の板には、仕上げ材を塗ってから、最後に貼り付けます。

ボンドは数時間乾かすとしっかり接着します。触らずに置いておきましょう。
 

仕上げ材、トップコートを塗って完成!

 
img
 
↑左がブラウン系の仕上げ剤で、右がトップコートです。

ボンドが乾いたら、台の板、スマホスタンド部分、鉛筆立て部分に、それぞれ仕上げ剤を塗ります。

今回はダイソーにあった「ナチュラルミルクペイント」のブラウン系の色を使用しました。ほかにも仕上げ剤の種類がいくつかあったので、色々試してみたい方にはおすすめです。

仕上げ剤を塗る前に、表面に汚れがついていないか、板がささくれだっていないか確認しましょう。必要ならやすりを少しかけます。

はけに仕上げ剤をつけて全体に塗っていきます。(つけたときに、はけから垂れてしまうようだとつけ過ぎです。)

塗りムラが無いように全体に伸ばしていきます。

木材の種類にもよりますが、今回使用した板は表面に少し凹凸があるタイプだったので、仕上げ剤を2回塗りました。

表面がなめらかなタイプの木材であれば、1回でもOKです。

この後さらに、トップコートで仕上げをしていきます。トップコートも1回でも構いませんが、2回〜3回塗るとツヤをしっかり出すことができます。

乾いたら、台用の板にスマホスタンド、鉛筆立てをそれぞれボンドでつけて完成です!
 

手軽なDIYにチャレンジしてみよう!

100円ショップやホームセンターで購入できる材料に少し手を加えるだけで、生活を楽しくするアイテムを手軽にDIYすることができます。

道具も簡単に揃いますので、DIYにチャレンジしたい方はぜひ作ってみてください!

 
 

Pocket   はてブ   保存

この記事を書いた人

BUILD編集部

BUILDのSNSをフォローして
最新情報をチェックしよう!

のSNSをフォローして
最新情報をチェックしよう!