2020/12/25更新
爪の間の汚れは雑菌だらけ!落ちにくい油汚れをきれいに落とす方法
生活

現場仕事で手や爪の中が汚れやすく、土や埃、油などの汚れがこびりついて、黒くなっていませんか?
人目につきやすい手や爪の中が汚れていると、不快感を持たせてしまいかねません。
特に新型コロナの影響で、手の汚れに過敏になっている人も少なくないはず。
そこで今回は、落ちにくい爪の汚れを簡単に落とす方法を紹介します。
毎日の汚れるからと諦めず、清潔できれいな手や指先を保ちましょう。
爪が汚れていると…
爪の裏、爪と皮膚の間が汚れていると、雑菌が繁殖しやすく、においや病気などの原因になってしまいます。
雑菌が繁殖している爪で体や顔を引っ掻いたり、目を擦ったりすることで、傷口が膿みやすくなってしまったり、粘膜から菌が入り、眼の病気になってしまう可能性が考えられます。
よく使う指先は、常に清潔に保つことが大切です。
汚れの取り方
爪の間の汚れの原因は、現場での土や使用している機械油などが考えられます。
特に油汚れは普段のハンドソープではなかなか落とすことはできません。
重曹
キッチンの油汚れ、お風呂の水垢などの掃除や、洗濯などさまざまな用途で使える重曹。
爪の間に溜まった汚れをきれいに落としてくれますが、やりすぎは手が荒れてしまうので、注意が必要です。
洗い方
- 洗面器にぬるめのお湯をいれ、大さじ1程度の重曹をいれます。
- 手を①の洗面器の中に入れて5分ほどしたら、ハンドソープなどで洗い流します。
洗い流すときに、手のひらに爪を立てて、爪の裏や間の中まで洗うようにしましょう。
化粧落とし
ファンデーションや口紅などの化粧品には、主成分に油性成分が使われていることが多いため、化粧落としにも油を落とす界面活性剤などが含まれています。
化粧落としには、クレンジングオイル、ジェル、クリームなどがありますが、洗浄力の高いオイルがおすすめです。
洗い方
- 手のひらに適量クレンジングオイルを出し、爪の裏、爪の間に塗り込むようにして洗います。
- 汚れが浮いてきたら水洗いをし、ハンドソープですすぎ洗いをします。
顔に直接つけるクレンジングオイルなので、肌に優しく、商品によっては保湿剤も含まれていることがあるため、おすすめの洗い方です。
専用クリーナー
頑固な機械油などの汚れは、専用クリーナーを使うのが手っ取り早い方法です。
工場勤務の人や、機械整備、印刷業などの仕事をしている人向けのクリーナーなので、油汚れの他にも、インキやカーボン、油性ペンキなども洗い流すことができます。
洗い方
- 水をつけず、汚れた手に適量のせ、爪の裏、爪の間の汚れに馴染ませます。
- 汚れが浮いてきたら水で流します。
2度洗いする必要がないので、ぱぱっと汚れを取りたい人におすすめです。
KURE(呉工業) ニュー シトラスクリーン ハンドクリーナー
洗いま専科ハンドクリーナー
爪用ブラシ
爪専用ブラシは、取りにくい爪と皮膚の狭い間の汚れを直接洗い落としてくれます。
クレンジングやクリーナーなどと一緒に使うと、さらに洗浄力が上がります。
使い方
- 重曹で洗う場合は、洗面器に手を5分つけた後、洗面器の中で爪の間にブラシをあてて、優しく擦ります。
- クレンジングオイルや専用クリーナーで洗う場合は、爪の間の汚れに馴染ませてからブラシをあてて、優しく擦ります。
爪垢取り
土や埃などの汚れが詰まり、固まって取れない場合は、爪垢とりを使うと効果的です。
ステンレス製の爪垢とりは、汚れを落としやすく、洗えて清潔に使えます。
ブラシではなかなか落とせない汚れに使いましょう。
清潔な手を保とう
爪と皮膚の間の狭い隙間に入り込んだ油などの汚れは、ハンドソープだけでは落としきることができません。
毎日汚れるからと放置してしまうと、汚れがこびりついて固まってしまい、落とすことが難しくなってしまいます。
また爪の間が汚れているだけで、手が汚いと見られてしまいます。
指先は使うことが多いので、他人に不快感を与えたり、汚れや雑菌を溜めないためにも、毎日のケアをしっかりしましょう。