2020/11/16更新
実はコスパ悪いかも!?暖房器具の電気代とかしこい使い方とは
生活

11月も後半に差し掛かり、朝夕の冷え込みも厳しくなってきました。
そろそろ暖房をつけようかと考える人もいるかと思いますが、冬の電気代は夏場以上に高くつくことも…
各暖房器具の特徴や、電気代を押さえて、コスパよく部屋を暖めましょう!
暖房器具の電気代
契約している電力会社や暖房器具の種類によって、電気代は変わりますが、ここでは1kWhあたり27円と仮定した場合の電気代を紹介します。
これは、全国家庭電気製品公正取引協議会で定めている目安となります。
エアコン
エアコンは温風を出し、空気を循環させ空間を暖めます。
部屋全体を長時間暖かくキープすることが得意ですが、暖めるまでに時間がかかるという特徴があります。
※6畳の場合
電気ストーブ
電気ストーブは、電源をつけてから温まるまでのスピードが早く、前面のものをピンポイントで暖めることが得意な暖房器具です。
部屋全体を暖めるのには不向きですが、手足を素早く温めたいときなどに便利です。
400Wの場合…10.8円 / 時
800Wの場合…21.6円 / 時
こたつ
こたつは電気ストーブ同様、手足などをピンポイントで温めるのが得意な暖房器具です。
こたつ布団で覆われた内側のみを暖めるため、部屋を暖めることはできません。
オイルヒーター
オイルヒーターは、エアコン同様部屋全体を暖めるのに特化した暖房器具ですが、温風を出さないため、乾燥や音が気にならないというメリットがあります。
部屋をすぐに暖めたいときや、体をピンポイントで温めたいときには向いていません。
電気カーペット
電気カーペットは、カーペット型の床に敷くタイプの暖房器具です。カーペットの表面が全体的に素早く暖まるため、足元から体を温めます。
中…6.2円 / 時
強…8.9円 / 時
※2畳用の場合
電気代を安く抑えるには?
電気代を安く抑えるには、各暖房器具の電気代を知るだけでなく、暖房器具の特徴を理解して使用することが大切です。
例えば、電気ストーブを使って部屋全体を暖めようとするとコスパが悪くなりますが、短時間で足を温めたいときや、エアコンで部屋全体を暖めるまでの間に使うような使い方はOK!
こたつや電気カーペットを使用しているときは、部屋全体を暖める暖房器具はセーブするなど工夫して使いましょう。
また、古い電化製品は電気代も高くなることが多くあります。
新しい暖房器具の方が効率的に暖めることができたり、エコモードなども搭載されていたりするので、使用している製品を見直してみるのもいいかもしれません。
- 暖房器具の特徴を生かした使い方をする
- メインで使う暖房器具を決める(そのほかはセーブする)
- 古い暖房器具を買い換える
- エコモードを活用する
上手に使ってお得に暖まろう
部屋が冷えていると、とにかく早く暖めようと、こたつにストーブに…とつけてしまいますが、暖房器具の特徴を理解して、無駄な電気を使わないよう意識しましょう。
また、一度自宅の暖房器具の電気代を調べてみるのもおすすめです!
毎日使うものだからこそ、少しの見直しで節約することができますよ。