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2020/03/31更新

工事用ヘルメットの耐用年数は?ヘルメットに関する規則と確認事項

仕事

安全の基本とも言えるヘルメット。

着用はもちろんのことですが、ヘルメットの定期チェックや耐用年数のチェックも行えていますか?

ヘルメットに関する規則と確認事項を今一度確認し、安全管理を行いましょう。
 

工事用ヘルメットの着用に関する規則

建設現場での作業でヘルメットの着用は義務です。
着用義務が適用される作業については、労働安全衛生規則やクレーン等安全規則などで定められています。

物体の落下や飛来による危険がある作業や、墜落の危険がある作業などを行う場合に、ヘルメットの着用が義務化されます。

また、労働者に着用義務があるだけでなく、事業者にも着用指示の義務があります。
ヘルメットの未着用は自身の命の危険だけでなく、事業者にも管理責任が問われることになります。

参考:保護帽の着用が規定された作業範囲(関連規則)

 

工事用ヘルメットの耐用年数

ヘルメットの耐用年数は、素材によって異なります。
PC(ポリカーボネート)やPE(ポリエチレン)などの熱可塑性樹脂製のヘルメットでは使用開始から3年とされています。
一方、高熱性に優れるFRPなどの熱硬化性樹脂製のヘルメットは、使用開始から5年とされています。

また、あごひもなどの内装品は劣化が早いため、1年ごとの交換が推奨されています。
内装品は汚れや破損はもちろん、匂いや雑菌など目に見えないところで劣化が進んでいる可能性があるので、定期的に点検・交換をしましょう。
 

定期チェックをしよう

ヘルメットは耐用年数の間に交換することが推奨されていますが、破損や変形があれば耐用年数に関わらず交換が必要です。

以下の項目を定期的にチェックする習慣をつけましょう。

帽体

  1. 縁に欠損または亀裂のあるもの
  2. 衝撃の跡が認められるもの
  3. すり傷が多いもの
  4. 汚れが著しいもの
  5. メーカーが開けた以外の穴が開いているもの
  6. ガラス繊維が浮き出しているもの(FRP製)
  7. 着装体取付部に亀裂のあるもの
  8. 著しい変色が認められるもの
  9. 帽体と着装部の取付部に破損、滅失などがあるもの
  10. 変形しているもの

着装体・あごひも

  1. 使用者が改造したもの
  2. 環ひもが伸びたり、著しく汚れているもの
  3. あごひもの縫い目がほつれているもの
  4. ヘッドバンドが破損しているもの
  5. 汗・油などによって著しく汚れているもの
  6. あごひもが損傷したり、著しく汚れているもの
  7. ハンモックが損傷しているもの


衝撃吸収ライナー

  1. 熱、溶剤などによって変形しているもの
  2. 著しく汚れているもの
  3. 傷、割れが激しいもの

一度でも衝撃を受けたものや、改造されたものは使用しないようにしましょう。

参考:20のチェックポイント

ヘルメット着用は安全の基本

耐用年数をすぎたヘルメットや、定期点検を怠ったヘルメットを着用していては、本来の保護機能は発揮されないかもしれません。

防げたはずの事故が起きないよう、安全の基本を今一度見直しましょう。
 
 

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BUILD編集部

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