2023/03/25更新
眼鏡とコンタクト、どっちがいいの?メリットとデメリットを知ろう
生活
近年のスマートフォンやパソコンの普及は目まぐるしく、仕事だけでなくプライベートでも必要不可欠な存在となっており、意識せずとも目を使う機会が増加しています。
それもあってか、現代人の視力低下は著しいものです。
現在20〜60歳の日本人で、視力を1.0以上に維持できている人は、20%に満たないと言われています。
*参考元:ITmediaビジネスオンライン 大人の視力、平均値は「0.5」 「メガネ男子・女子」好きは3割超
視力矯正の定番といえば眼鏡とコンタクトレンズですが、どちらにしようか悩んでいたり併用したりする人もいるのではないでしょうか。
今回は、眼鏡とコンタクトレンズのどちらを選べばいいのか、メリットデメリットを交えて紹介します。
目次
目が見えにくくなる原因
目が見えにくくなる原因には種類がありますが、大きく分けて「近視」「遠視」「乱視」があります。
遠視は、ものの距離に関係なく、ピントの調節が必要なため、疲労を感じやすいことが特徴です。
見え方に変化がそこまであるわけではないので気が付きにくいですが、放置すると目に疲労が溜まり、日常生活に支障を来す場合もあります。
乱視は、ピントがひとつに合わず、文字などが二重に見えたり、輪郭がはっきりしなくなったりすることが特徴です。
見え方には様々な種類があるため、視力低下を感じたら眼科に行って検査をしてもらうようにしましょう。
放置していると視力低下が悪化する場合もあるので早めの検査が肝心です。
視力矯正はどっちがいいの?
眼鏡とコンタクト、それぞれ視力矯正の代表ですがそれぞれメリットもデメリットもあり、特徴が大きく異なります。
眼鏡
眼鏡の利点として、手入れが簡単なのが挙げられます。
特別なケアが不要であり、メガネ拭きなどで軽く拭き取るだけで十分の場合が多いです。
着脱も楽であり、またコンタクトは装用時間を超過すると目に負担がかかる場合がありますが、眼鏡には装用時間の制限がないことも利点のひとつです。
しかしながら眼鏡は耐久性がなく、ボールなどにぶつかれば歪んだり壊れる恐れがあります。
コンタクトは眼球に張り付いているので激しい運動をしても外れにくいですが、眼鏡は別途固定する用具が必要なほか、フレームによって視野が狭くなることもあります。
ほかにもレンズがすぐ曇るので熱気があるところは不向きだったり、汗でフレームがずれやすくなるなどもデメリットとして挙げられます。
-
メリット
- 着脱が楽
- 長時間使用しても健康被害がない
- 手入れが楽
-
デメリット
- 耐久性がなく、安定性が悪い
- フレームで視野が狭くなる
- すぐ汚れたり、すぐ曇ったりする
コンタクトレンズ
コンタクトのメリットとして挙げられるのは、顔の印象が変わらないことです。
眼鏡をかければ全体の印象も変わりますので、素顔の印象から変えたくない人はコンタクトの方がおすすめです。
また眼鏡は長時間かけているとフレームによる締め付けで頭痛がする場合があります。
顔にフレームの跡がついたりもするので、コンタクトはそういったストレスからも解放されます。
運動時に外れにくいのも、アスリートにとって大きなメリットです。
しかしコンタクトは眼球に直接触れるアイテムなので目の健康に影響を与えやすいです。
コンタクトがうまく装着できてなかったり、ゴミが入ったことに長時間気がつかないまま使い続けていると眼球を傷つけるてしまう恐れがあります。
また1day用コンタクトだったり2week用コンタクトだったり、使用期間に制限があったり手入れに専用の液体が必要だったりと、手間や費用がかかるのもコンタクトの特徴です。
- メリット
- 素顔と印象が変わらない
- フレームによる頭痛がなくなる
- 運動をしてもずれたりしない
- デメリット
- 着脱するのに多少の慣れが必要
- 手入れの手間がかかる
- 追加で費用がかかる
- 長時間着用していると健康被害がある
レーシック手術とは
眼鏡とコンタクトのほかに、視力矯正方法に屈折矯正手術があり、中でも有名なのがレーシック(LASIK)です。
レーシック(LASIK)とは、角膜にレーザーをあて、角膜の屈折力を調整することにより、視力矯正する方法です。
外科手術のなかで最も安全な手術だと言われており、厚生労働省にも許可されている視力回復方法です。
手術時間も短く、術後の痛みが少ないのが特徴であり、またランニングコストがかからないのもメリットです。
しかし、術後にドライアイになったと感じる人や、光のチラつきが気になる人もいたりします。
またコンタクトや眼鏡に比べて、費用が高額です。
自分の生活スタイルにあった視力矯正を選ぼう
眼鏡とコンタクト、それぞれメリットデメリットがあり、自分の生活スタイルによって合うものは異なります。
自分の仕事や生活を見直して、どちらが自分に合っているのか改めて考えてみましょう。
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