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2023/02/07更新

これだけは絶対にはずせない!花粉症の人がやるべき対策11選

仕事

 
 
つらい花粉症の時期、皆さんはどのような予防・対策をしていますか?

花粉症の人にとって、外でも家の中でも、どこにいてもつらい。
特に、1日中外での仕事をしている人にとっては、もうどうしようもありませんよね。

つらい花粉症の時期を乗り越えるには、マスクやメガネだけでは足りません!

今回は、これだけははずせない花粉症の人がやるべきセルフケアを、3つのセクションに分けて紹介します。
 

花粉症と風邪の見分け方

 
スギ花粉が飛び始める2月ごろは、新型コロナやインフルエンザなどの風邪が流行しやすい時期とも重なり、風邪なのか、花粉症なのか、判断に迷った経験がある人も多いはず。

セルフチェックでどちらの症状が出ているのかを確認し、気になる場合は病院を受診しましょう。

花粉症かな?と感じたら、早めに花粉症対策をして、少しでも症状を軽くしましょう!
 

花粉症対策①:体調管理

薬を服用する


 
早い段階で病院を受診して、処方箋をもらうことで、症状を予防できるケースがあります。

また、市販の薬でも効果はありますが、しっかり受診して医師と相談しながら薬を処方してもらうのがベストです。

一般的に市販薬の場合は、即効性がありますが、持続性が低いものが多く、処方箋の場合は、即効性は低いが、持続性があり、症状が出る前から服用を続けることで効果が持続するなどの、メリット・デメリットがあるようです。

薬は、内服薬、点鼻薬、点眼薬があります。
市販のものでも、処方箋でも、症状やほかに服用している薬と併用できるかなどを確認しましょう。

すでに花粉症があるとわかっている場合は、症状が出る前に早めに病院へ行くのがおすすめです。
自分に合った薬を処方してもらえるほかに、別の治療方法を紹介してくれる場合もあるようです。
 

体調をよくしておく

 
睡眠をたくさんとり、体調を整えておくことは、花粉症の症状を悪化させない手でもあります。

寝不足になっていると、ホルモンバランスや免疫機能が正常に働かなくなり、症状を悪化させてしまう原因になってしまうことも。

また花粉症の症状が出ていると、風邪を引きやすくなりがちです。

症状を悪化させたり、風邪などひかないよう、しっかりと体調管理をすることが大切です。
 

花粉症対策②:外出前・帰宅時にすること

マスク+スプレーで予防

花粉をブロックするスプレーを、外出前に顔や髪に吹きかけることで、体内への花粉の侵入を減らすことができます。

個人的なおすすめは、イハダ アレルスクリーンEX(ワタシプラス/資生堂)です。

スプレーなんか、マスクに比べたら効果ないんじゃ…と思われるかもしれませんが、このスプレーは本当に効きます!(個人差はあります)

花粉の時期は、マスクをする前とマスクの上からも、このスプレーを使っています。

スプレーを使った日と、忘れてしまった日では症状の重さが全然違うように感じるので、ぜひ試してみてください。
 

服装はつるつるした素材のものを

服装は、ウールなどの花粉のつきやすい素材は避け、つるつるした素材の服を選びましょう。

比較的、綿ポリエステルが付着しにくいといわれています。

服にたくさんの花粉をつけたままでいると、症状が治らなかったり、そのまま花粉を室内に持ち込んでしまうことになります。

また帽子を被り、髪に付着させないことも大切です。
 

静電気防止

 
服の生地も大切ですが、乾燥している時期や生地の種類、相性によっては静電気が発生します。

静電気が発生することにより、服に花粉を寄せ付けてしまい付着してしまいます。

静電気が発生しにくい綿などの素材や、ポリエステル素材には、綿やアクリル素材を組み合わせるなどして、静電気の発生を抑えたいところ。

しかし、服の素材は様々な繊維が混合していることも多く、素材の組み合わせを考えるのはとても難しいので、静電気防止スプレーを使用して、少しでも花粉を寄せ付けないようにしましょう。
 

付着した花粉を落とす

 
外出先から帰ってきて家に入る前には、必ず着ていたコートやジャケット、帽子、マフラーなどについた花粉を落としましょう。

そのまま入ってしまうと、家の中にたくさんの花粉を持ち込んでしまいます。

外出前に静電気防止や、花粉をつきにくくするスプレーをしていれば、軽く叩いてから家に入ると安心です。

また、手洗い・うがい、洗顔や、なるべく早めにシャワーを浴びるなどして、体についた花粉を早めに落とすことも大切です。
 

花粉症対策③:家の中の対策

空気清浄機を使う

 
花粉の侵入は、換気によるものが一番多く、次に付着して持ち込むケースが多いようです。

つまり、室内に侵入した花粉は、なかなか家の外に出すことができません。
空気清浄機を利用して、室内に入ってしまった花粉を減らしましょう。

侵入した花粉は下に落ちるので、空気清浄機を窓や玄関付近の床面において使用すると、効果が高くなります。

また空気清浄機を最大限に発揮させるには、適応床面積の確認やフィルターの掃除・交換などにも気をつけることが大切です。
 

室内は加湿する


 
空気清浄機に加え、室内を加湿することも大切です。

加湿することで、水分を含んだ花粉は空中を舞いづらくなり、体内への侵入を減らすことができます。

また湿度が上がることで、鼻や喉などの粘膜を保護する効果もあります。

例えば、特に寝る前の加湿と空気清浄機を使用し、就寝中の花粉の吸い込みを減らすことで、起床時の症状緩和につながります。
 

掃除は拭き掃除から


 
ホコリでもいえることですが、侵入した花粉は床に落ちます。
そのため、床に落ちた花粉を舞い上げないように掃除することがポイントです。

フローリングワイパーなどで必ず拭き掃除をしてから、掃除機を使うようにしましょう。
 

換気は早朝と夜に 

 
換気をする場合は、花粉の飛散量が少ない午前中や夜中がおすすめです。

東京では、気温が上がり花粉が舞いやすい11時〜14時と、気温が下がり花粉が下に落ちてくる17時〜19時に花粉の飛散量が多くなるといわれています。

花粉の時期は、午前10時まで夜中の時間帯に、家の空気の入れ替えをしましょう。
 

洗濯物は室内で干すか専用カバーを使う


 
洗濯物を干している時間帯は、花粉の飛散量が一番多い時間帯です。
外に干すことで洗濯物に花粉が付着し、室内に持ち込んでしまったり、花粉が付着したままの服を着ることになってしまいます。

洗濯物を干すときは、なるべく室内に干すようにするか、洗濯物保護カバー(ランドリーテント)を使用しましょう。

洗濯物保護カバーは、花粉だけでなく、急な雨や黄砂を防げたり、洗濯物の目隠し効果もあるので、外に干したい人に安心のグッズです。

ただし、完全に花粉の付着を防げるわけではないので、洗濯物を取り入れる際は、叩いてから取り込むことで、さらに室内への花粉の侵入を減らせます。
 

日頃から花粉対策を

マスクをつけたからといって、花粉症対策は万全かというと、そうでもないですよね。

早い段階からの対策と、日頃の対策で、少しでも症状を軽くすることができます。

花粉症の症状で、集中力が無くなったり、体調を崩してしまうことがないよう、花粉を寄せ付けない、持ち込まないよう心がけ、つらい花粉症の季節を乗り越えましょう!
 

▽花粉に関するそのほかの記事はこちら



 

参考元:
*公益社団法人 全日本病院協会 「花粉症について」
*大正製薬 ALLER-LAB 今年の花粉症対策! つらい症状に適切に対処してラクに過ごそう
*DAIKIN 
 ・花粉の困りごと解決法
 ・花粉が飛散しやすい時間帯や気象条件を把握して行動する。

 
 

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この記事を書いた人

BUILD編集部

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