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2020/12/25更新

塩除草は危険!?安易にやってはいけない理由

仕事

雑草が生えた土地に塩や塩水を撒くことで、除草できるという「塩除草」。

効果が高く、手軽に行えるということで、メディアなどで紹介されることもありますが、実は危険が多くある除草方法です。

塩除草の危険性について紹介します。

 

塩で草が枯れる?

土に塩を撒き、土壌の塩分濃度を高めることで、浸透圧によって根からの吸水を阻害したり、成長を阻害することができます。

低コストで手軽にできて、薬品などを使わないため、人体や動物への害もほとんどないことがメリットです。

 

塩除草の危険

家にあるもので安全に行える塩除草は、一見今すぐにでも試したくなりますが、実はおすすめできない方法です。

塩除草が危険とされる理由を4つ紹介します。
 

土壌に残留する

塩は土壌で分解されることがありません。
除草効果は継続しますが、何年にもわたって雑草はもちろん、植木や花、野菜などの植物も育たなくなります。
 

周辺に流出する危険性

雨水などによって塩が流出することで、周辺の住宅や農家にも被害が及ぶ危険があります。
万が一流出してしまった場合、自宅の庭の雑草だけでなく、近隣の植木や畑の野菜を枯らしてしまいます。

また、下水や川に流出すると環境を破壊する恐れもあります。
 

住宅の基礎、インフラ設備への影響

塩害対策をしていない住宅では、建物の基礎や排水管を傷める原因になります。
雨水などで流出した塩は、鉄筋コンクリートを傷め、住宅に被害が及ぶこともあります。
 

土地の価値が落ちる

土壌の塩分濃度が高く、植物が育たないなどの環境は土地の価値が落ちることがあります。

また、塩害によるダメージが建物にも及んでいれば、建物自体の価値も下がるでしょう。

 

塩以外にできる安全な除草方法

人体や動物への被害が少ない除草剤などもありますが、それ以外にも除草・防草効果が期待できるものを紹介します。
 

熱湯

狭い範囲であれば、熱湯でも雑草を枯らすことができます。

塩のように雨水などで流出し、周囲に被害がでる危険性はありませんが、土壌の細菌も死滅してしまうことがあります。
そのため、除草後に植物を育てる場合には不向きでしょう。
 

防草シート

地面をシートで覆い、太陽光を遮断、雑草の発育・貫通を防止することで、防草する方法です。

周りの草木や花などには影響がないため、安全に行うことができますが、見た目が悪かったり、防草シートによっては劣化などであまり効果を得られないこともあります。
 

ウッドチップ

ウッドチップや、バークチップ、砂利を敷き詰めて防草する方法もあります。

防草シートに比べて、景観を保持しながら雑草の成長を抑えることができます。
木を原料とするウッドチップやバークチップは、湿気がこもりやすく、カビが生えたり虫がついたりする場合があります。

 

デメリットもしっかり確認しよう

手軽で効果の高い塩除草ですが、長い目で見ると良い方法とは言えません。

塩害は自身の土地だけでなく、周辺の地域や環境にも被害が及ぶ可能性があります。
塩だけではありませんが、土壌に薬品などを散布する場合は、メリットだけでなくデメリットも確認した上で行いましょう。

 
 

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BUILD編集部

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