2022/12/11更新
忘年会&新年会に向けて知っておきたい!胃もたれ解消方法
健康
年末年始に向けて、忘年会や新年会などのお酒を飲む機会が増える時期。
飲みすぎや食べすぎが多くなるこの時期に、胃もたれで悩まされている人も少なくないのではないでしょうか?
胃に負担がかかると気持ちが悪くなり、食事も仕事もままならなくなってしまいます。
「胃がもたれて何も食べられない…」なんてことにならないために、予防策や胃もたれになってしまったときの解消方法を紹介します。
目次
胃もたれとは
胃もたれとは、食べたものの消化が進まず、胃が重く感じる症状のことを言います。
食べすぎや脂っこいものを取りすぎると、食べ物の消化速度が追いつかず、常に胃の中に食べ物がある状態になります。
胃が動いている状態が続くため胃が疲れてしまい、その結果胃もたれになってしまいます。
飲みすぎは胃粘膜を荒らし、脂っぽいものは消化が遅いため、食べすぎると胃もたれになりやすいです。
また、喫煙も血管を萎縮させて血行を悪くし、胃が荒れやすくなります。
胃もたれを解消する方法
では、胃もたれを解消するにはどのようなことをすればいいのでしょうか?
胃を温める
カイロや温熱シートを胃の上に貼り、じんわりと温めます。
温めることで胃周囲の血行がよくなり、胃の働きを助ける効果が期待できます。
温かいものを食べる
疲れている胃に、こってりしたものや刺激物、冷たいものはNGです。
おかゆやスープなど温かく消化のいいものを食べましょう。
また、傷んだ胃を修復してくれるビタミンU(キャベジン)を含むキャベツも、胃もたれのときの味方です。
野菜スープなどあっさりめの味つけで食べるといいでしょう。
ツボを押す
人の体には365のツボがあると言われます。
胃もたれなどの不調でも、ツボを押すことで胃酸の分泌を促進するなどの快復の手助けをしてくれます。
- 足三里(あしさんり)
- 合谷(ごうこく)
左右それぞれの膝の外側のくぼみから、指4本分下にあるツボです。
正常な胃酸の分泌を助け、胃の痛みや胃もたれを緩和します。
両手の親指と人差し指の間にあるツボです。
反対側の手で少し痛いと感じるくらい、強く押します。
このツボは、胃腸の調子を整えるだけでなく、頭痛や歯痛、ストレスによる肌荒れにも効くなど万能のツボと言われています。
胃もたれを解消する飲み物
胃もたれで何も食べる気が起きない時には、飲み物を飲むことでも胃もたれを解消できます。
コーヒー
コーヒーの持つカフェインやクロロゲン酸には、胃液の分泌を促す働きがあります。
コーヒーを飲むと胃が荒れると思われがちですが、飲むタイミングを間違わなければ、むしろコーヒーは、胃の調子を整えてくれます。
逆に空腹時にコーヒーを取りすぎると胃が荒れる原因にもなりがちなので、適量を守りましょう。
乳製品
牛乳やヨーグルトなど、乳製品をとって胃の粘膜を保護すると楽になります。
お酒を飲む前に乳製品を胃に入れておくのも良いでしょう。
味噌汁・スポーツ飲料
お酒を飲んだ翌日は脱水症状になっているケースが多く、意識して水分を取ることが大切です。
適度な塩分を含む具なし味噌汁や、体液に近い塩分を含むスポーツ飲料を飲むと脱水症状が緩和され、胃もたれを楽にしてくれます。
胃腸薬
新年会や忘年会など行事が重なることが分かっている場合、事前に胃腸薬に頼るというのも手段の一つです。
消炎鎮痛剤は逆に胃を荒らす原因になるため、避けたほうが無難です。
食べすぎ・飲みすぎには十分注意を
年末年始はイベントごとが盛りだくさんですが、何事もやりすぎは禁物です。
胃もたれを起こさないよう、飲みすぎ・食べすぎないようにしましょう。
▽関連記事
BUILDのSNSをフォローして
最新情報をチェックしよう!