2021/01/07更新
年末年始の食べ過ぎ・飲み過ぎに!胃の疲れをリセットする方法
健康

今年はコロナの影響で、外食や忘年会などは少なかったものの、年末年始は何かと食べ過ぎ・飲み過ぎてしまいますよね。
今回は疲れた胃をリセットする方法や、胃腸に優しい食べ物を紹介します。
胃のもたれや疲れがあると、体全体がだるく重くなります。
お正月明け、1週間でリセットしましょう!
疲れた胃をリセットする方法3つ
まずは胃が疲れたときに試したいこと3つを紹介します。
七草粥を食べる
古くから日本では1月7日には、七草粥を食べる風習があります。
七草とは、セリ・ナズナ・ゴギョウ・ハコベラ・ホトケノザ・スズナ・スズシロのことです。
七草粥には邪気を払い、万病を防ぐという意味もありますが、お正月のご馳走で疲れた胃を休めるという意味もあります。
七草粥ではなくても、胃が疲れたときにはお粥を食べることで、胃を休めることができます。
一食置き換え
1日の中で、一食をスムージーやスープに置き換えることで、食べ過ぎた胃腸を休めるという方法もあります。
スープの場合は油っぽいものや、バターなどはなるべく使わず、消化の早い具材を中心に作りましょう。
また、具材を細かく刻んで消化をよくするのも効果的です。
スムージーに使う野菜・果物も胃に優しいものを選べるとより良いでしょう。
スムージーにしても、そのままでも食べられるりんごやバナナがおすすめです。
食べる量を減らす
一食置き換えるのが難しいというときは、同じ食事内容でも腹六分目を目安に量を減らしてみましょう。
アルコールやコーヒー、炭酸ジュースも胃を刺激するため、しばらくは休憩するのがベストです。
自分の生活に合わせて、胃に優しい行動を心がけましょう。
胃腸に優しい食べ物
胃腸が弱っているとき、油っぽいものや消化に悪いものは禁物です。
胃を休めるときに選びたい、おすすめの食材を紹介します。
キャベツ
キャベツに含まれる「キャベジン」には、傷ついた胃粘膜の再生を促す働きがあります。
胃腸薬の名前にもなっているので、聞き覚えのある人もいるのではないでしょうか?
そのほかにも、胃酸の過剰な分泌を抑え、胃腸粘膜の負担を軽減したり、胃もたれの症状の緩和にっも効果が期待できます。
スープや蒸し野菜など、温かい状態で食べるのがおすすめです。
大根
消化酵素が含まれる大根は、食べ物の消化をサポートする効果が期待できます。
その中でもアミラーゼは、ご飯やうどんなどの炭水化物の消化を助け、胃もたれや胸やけの予防に役立ちます。
酵素は熱に弱いので、大根おろしにして普段の料理にトッピングしたり、大根サラダにしたりと、生で食べるのがおすすめです。
豆腐
胃腸を刺激せず、消化にいい豆腐は、ヘルシーでお腹にもたまる食材です。
スープやお味噌汁などに入れて、お腹を温めましょう。
湯豆腐や冷奴で食べる場合は、薬味や調味料の使いすぎで胃腸を刺激しないように注意が必要です。
ささみ
お肉が食べたいときには、ヘルシーで消化にいいささみを選びましょう。
鶏胸肉や鶏もも肉を食べる場合は、脂身が多い皮を取り除いて食べるのが◎
脂肪が少ないお肉は、胃腸が弱っているときにもおすすめです。
白身魚
脂が少ない白身魚も消化にいい食材です。煮魚や蒸し魚、鍋などに入れて食べましょう。
脂の多い魚や、イカ、タコは消化に悪いので避けるのがベストです。
弱った胃を労ろう
胃腸の疲れは、様々な体の不調に繋がります。
お正月の疲れをいつまでも残さないよう胃腸を休め、お休みモードの体を切り替えていきましょう!