2024/04/09更新
筋肉をつける!健康的な筋肉づくりをするために必要な亜鉛とは?
健康
職人の仕事には体力も重要ですが、力仕事ゆえに筋力も非常に重要です。
筋肉をつけたい、と思っている職人の方も多いのではないでしょうか?
しかし、筋トレを続けていても効果を実感できないときもあるのではないでしょうか。
筋肉を効率的につけるには栄養バランスへの理解が不可欠です。
肉や野菜をとっていれば大丈夫!といった考え方ではなく、なんで肉が筋肉にとっていいのか、というのを理解したうえで生活をすれば、よりトレーニングの効果を発揮することができます。
今回は新しく筋肉を作るうえで必要不可欠となる亜鉛に注目してみましょう。
目次
亜鉛とは?
亜鉛とは、体内に約2000mgほど存在しているミネラルの1種です。
主にたんぱく質の合成に関わる酵素の材料として使われます。
人体に必要な栄養素の一つとして数えられていますが、体内で作り出すことができないため、食品などで摂取する必要があります。
亜鉛の持つ効果
亜鉛は、筋肉を作るために必要な細胞の生成を助けたり、修復や再生の働きがあります。
加えて成長ホルモンの分泌を促進する効果があることから、筋肉を効率よく増強させることができるのです。
筋トレを行うとき、体内に十分な亜鉛の量が貯蔵されていると、傷ついた筋組織の修復、及び新陳代謝がスムーズに進み、筋トレの効果を感じやすくなります。
また、亜鉛の筋組織の修復効果により、筋肉痛なども最小限にとどめてくれます。
亜鉛が不足すると?
亜鉛が不足していると様々な不調が体に起こります。
カップ麺などの加工食品に含まれる添加物には、亜鉛を吸収するのを阻害する働きを持ちます。
そのため、味覚障害や免疫力の低下、皮膚や生殖機能の異常などの不調を訴える若者も少なくありません。
そのほかにも、激しい運動により汗から亜鉛が排出されてしまい、亜鉛不足になる場合もあります。
筋トレの効率アップ以外の目的でも、意識してしっかりと摂っていきたいですね。
亜鉛の摂取量
男性の一日の亜鉛の摂取量は18~74歳は11mgが推奨されています。
亜鉛が多く含まれている食材は、主に牡蠣やうなぎ・レバーなどが例にあげられます。
亜鉛中毒という単語を聞いたことがある人は「そんなに亜鉛とっても大丈夫?」と不安になるかもしれませんが、亜鉛自体の毒性は極めて低いです。
食事からの適正量摂取であれば副作用が起きることはありません。
しかしサプリメント、あるいは亜鉛強化食品などで過剰量を摂取した場合、急性中毒を発生する危険性があります。
悪心、嘔吐、食欲不振、下痢などが起こる可能性があるため、十分注意しましょう。
コンビニで買える!亜鉛を多く含む商品
そんな亜鉛ですが、さまざまな食材に含まれており、コンビニで買えるものにももちろん含まれています。
なかでもプロセスチーズ、チェダーチーズ、ゴーダチーズ、パルメザンチーズやアーモンド、カシューナッツ、ごまなどには亜鉛が豊富に含まれています。
また卵の黄身にも亜鉛は多く含まれているため、卵焼きなどもおすすめです!
そのほかにも亜鉛を多く含む食材はレバーや牡蠣、うなぎなどがあげられます。
暑い夏にスタミナをつける意味でも、うなぎはおすすめの食材です。
土用の丑の日などにいかがでしょうか?
亜鉛をしっかり摂って効果的な筋肉づくりをしていきましょう!
参考元:
*公益財団法人 長寿科学振興財団 健康長寿ネット 亜鉛の働きと1日の摂取量
*厚生労働省 eJIM 海外の情報 亜鉛
▽筋肉をつける上で効果的なコンビニ飯はこちら▽
▽亜鉛のはたらきについてはこちら▽
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