BUILD

職人のためのライフスタイルメディア

2022/10/18更新

よく聞くけど、今更聞けない…環境に関するカタカナ語解説!

生活

 
最近多くのカタカナ語を聞きますよね。
よく聞くけど実は意味をあまり理解していない…ということ、ありませんか?

今回は今更人に聞けない、理解していないとちょっとマズイ?という用語について簡単に解説していきます。

少しでも理解をして、話題や世の中の動きについていけるようにしたいですね!
 

よく聞くけど、イマイチ理解していない?カタカナ語

 

 
SDGs、サステナビリティ、エシカル…最近テレビや雑誌、お店など、さまざまな場面で出てくる環境や生活に関するカタカナ語を紹介します。
 

サステナビリティ(サステイナブル)

  
持続可能性 = sustainabilityは、環境、社会、経済、文化を含む幅広いテーマで扱われる言葉。
主に環境問題などについて用いられることが多く、地球環境に配慮して、将来に渡って続けられる社会システムを目指す考え方や取り組みのことを指します。

温暖化を防ぐ取り組みや、再生可能エネルギーの開発など、自然環境や人間社会が今の機能やシステムを失わず、持続可能な世の中を実現するためのさまざまな取り組みがされています。
 

SDGs(エスディージーズ)

 
持続可能な開発目標 = Sustainable Development Goals を略してSDGs。
2016年から2030年までの間に世界の人々が取り組むべき課題として2015年の国連サミットで採択された国際目標です。
SDGsは企業がサステナビリティに取り組むための一つの方法でもあります。

取り組む課題とは、持続可能な世界を実現するための17のゴールと169のターゲットが設定されています。

17のゴール
  1. 貧困をなくそう
  2. 飢餓をゼロに
  3. すべての人に健康と福祉を
  4. 質の高い教育をみんなに
  5. ジェンダー平等を実現しよう
  6. 安全な水とトイレを世界中に
  7. エネルギーをみんなに そしてクリーンに
  8. 働きがいも経済成長も
  9. 産業と技術革新の基盤をつくろう
  10. 人や国の不平等をなくそう
  11. 住み続けられるまちづくりを
  12. つくる責任 つかう責任
  13. 気候変動に具体的な対策を
  14. 海の豊かさを守ろう
  15. 陸の豊かさも守ろう
  16. 平和と公正をすべての人に
  17. パートナーシップで目標を達成しよう

 

SDGsに取り組むことで社会的イメージにもつながり、経済的効果があると言われていることから、さまざまな企業が取り組んでいます。

またこれらの課題は政府や企業が取り組むだけではありません。
電気の節約やエコバックを使うなど、家庭や個人でも取り組めることから、色々な場面で耳にすることが多くなってきています。
 

エシカル消費

「倫理的な」や「道徳上」を意味するethical(エシカル)。
エシカル消費は、道徳的な観点から、より良い社会にするため、人、社会、環境に配慮した消費行動のことを言います。

例えば、リサイクル素材を使ったエコな商品、寄付付き商品、地元産の商品などを購入することです。

エシカル消費をすることで環境保護や、さまざまな人への支援、地元で生産されたものを地元で消費する地産地消による、輸送エネルギーの削減や地元活性などに繋げることができます。

エシカル消費をすることで、SGDsの取り組みにも繋がります。
 

フェアトレード

「公正な貿易」や「公平な通商」を意味するfairtradeとは、生産者が人間らしいより良い暮らしを目指すため、正当な価格で売り買いすること。

発展途上国で生産されている原料や製品を不当な価格で取引されることにより、貧困に苦しみ子供が働かざるを得ない状況であったり、労働環境が悪く健康に害を及ぼすなどの事態が起こっています。

こういった事態が起こらないよう、経済的に弱い立場にある発展途上国の生産者と経済的に強い立場にある先進国の消費者が対等な立場で行う貿易の仕組みです。

フェアトレードの基準例

  • 最低価格の保証などの経済的基準
  • 強制労働や児童労働のない安全な労働環境の保証などの社会的基準
  • 農薬使用削減や遺伝子組み換え禁止などの環境的基準

 

フェアトレードの取り組みは、SDGsが掲げる17のゴール全てに関係しています。
 

ロハス/ローハス

 
Lifestyles Of Health And Sustainabilityの略LOHASは、健康的で持続可能な暮らしを意味し、地球環境に配慮しつつ、経済的にも精神的にも無理のない生活スタイルのことを言います。

自分自身の健康にも気を使いながら、リサイクルや省エネ、エシカル消費などをして、環境にも気を使った生活を送ることがロハスな暮らしとなります。
 

世の中の動きを知ろう

カタカナ語が増えてきており、ついていくのが大変…と思ってしまいますよね。
日本語に訳さずカタカナ語として英語をそのまま使うことは考え物ですが、何も気にしないでおくと、いつの間にか世間に取り残されてしまうことも。

よく聞く言葉は、世の中の動きや風潮を表していることがあります。

まずは言葉の意味を理解して、できるところからロハスな暮らしができるようにしていきたいですね。
 
 

Pocket   はてブ   保存

この記事を書いた人

BUILD編集部

BUILDのSNSをフォローして
最新情報をチェックしよう!

のSNSをフォローして
最新情報をチェックしよう!