BUILD

職人のためのライフスタイルメディア

2020/08/12更新

ヘルメットを被ると本当にはげるのか?薄毛・脱毛をする原因とは

健康

現場作業をする上で欠かせないヘルメット。
男性特有の悩みですが、長時間ヘルメットを被っていると薄毛になるんじゃないかと気になりますよね。

ヘルメットや帽子を被る職業の人間は薄毛になりやすいとまことしやかに囁かれています。
実際のところ、ヘルメットを被ることで薄毛が進行することはあるのでしょうか?

 

薄毛・脱毛の原因

ヘルメットを被っていることが薄毛・脱毛の原因になるというのは半分当たりでもあり、半分外れでもあります。
ヘルメットの被り方次第で薄毛・脱毛の原因にもなりえますが、逆に被り方に気を付ければ、ヘルメットそのものに問題はありません。

では薄毛・脱毛の主な原因とはなんなのでしょうか。

血行不良

髪の毛が生える仕組みとして、栄養成分が血管を通じて毛根に送られ、髪の毛が生えていきます。
そしてその栄養素を使って頭皮で細胞が分裂を繰り返し、表皮の上に押し上げられ、髪の毛となります。

締め付けが強いヘルメットを長時間付けていれば、頭皮にある血管が圧迫され、外的ストレスが与えられることで、頭皮の血行不良の原因にもなります。

またヘルメットだけではなく、血行不良の原因になりうる喫煙、運動不足や睡眠不足も薄毛や脱毛の原因となります。

頭皮の蒸れ

長時間作業をすれば当然汗をかきます。
通気性が悪いヘルメットだと内部は蒸れ、蒸れれば頭皮に雑菌が溜まり、不衛生な状態になります。
高い湿度は雑菌にとって住みやすい環境でもあります。

不衛生な状態が続けば当然頭皮環境に悪影響を及ぼします。
臭いもきつくなるため、常にヘルメットは清潔な状態を保ちたいですね。

また長時間ヘルメットを被っている状態で汗をかけば皮脂や汗で毛穴を詰まらせることもあり、髪の毛が生えにくくなる環境となってしまいます。

乱れた食生活

無理な減量や過剰摂取は、生活習慣の乱れにつながります。

身体が働くうえで必要な栄養素が足りない状態が続けば、頭皮に栄養が行き渡らなくなり、薄毛や脱毛の原因となります。
特に、髪の基本成分であるケラチンのもとになる、上質のアミノ酸を含むタンパク質やミネラル・ビタミンの不足は注意が必要です。

また外食が続くと栄養が偏りがちになり、脂質が高い食事を繰り返せば頭皮から皮脂が分泌され、頭皮の雑菌が増える原因となります。

ほかにも、寝る前に食事を摂ると食べ物を消化するために胃に血液が集中されます。
丈夫な髪の毛を作るのに、十分な量の栄養や酸素が頭皮まで運ばれない状態が続けば、当然薄毛や脱毛がおこる原因となるのです。

AGA

AGA(エージーエー)とは、Androgenetic Alopeciaの略で「男性型脱毛症」の意味です。
成人男性によくみられる髪が薄くなる状態のことを指します。

額の生え際や頭頂部の髪が薄くなっていく現象が多く見られ、一般的に遺伝や男性ホルモンの影響などが主な原因と考えられています。
これは生活習慣の他に遺伝的なものが原因だとも考えられており、男性ホルモンのジヒドロテストステロン(dihydrotestosterone, DHT)の作用によって引き起こされるものだと言われています。

ヘルメットを被ることで考えられる薄毛の原因としては頭皮環境の悪化であり、AGAが進行することはありません。

 

対策方法は?

薄毛・脱毛の原因がわかれば、対策することも可能です。
以下のことに気をつけましょう。

環境の設備

ヘルメットを被ることが薄毛の直接の原因、というわけではなく、環境によって引き起こされる薄毛ということがわかりました。
被り方さえ意識すれば、環境も変わります。

ヘルメットで薄毛にならないためにすることは大きく分けて3つです。

  • 圧迫しないサイズのヘルメットを選ぶ
  • 通気性のいいメッシュ生地のものを選ぶ
  • ごしごしふき取らず優しく拭う

 
自身の頭のサイズにフィットする、圧迫しないサイズのヘルメットにすることで頭皮の血行不良を改善し、栄養が行き渡るようにします。
また通気性をよくすることで雑菌が好む高湿度の環境を改善します。

現場仕事で汗はつきものですが、定期的に汗を拭うようにしましょう。
その際に頭皮を強く拭ったら頭皮へ外的ストレスを与えてしまい、薄毛の原因となってしまいます。
優しく拭うように心がけましょう。

休憩時間などはヘルメットを脱ぎ、内部を乾燥させるようにすることで大きく違います。
除菌スプレーなどを噴霧することは、ヘルメットの臭い防止にもつながります。

工事用ヘルメットが臭い!臭いを消す方法と清潔に保つコツ

規則的な食生活

規則的な食生活を続ければ、髪へ栄養が行き渡りやすくなります。

特に髪の基本成分であるケラチンのもとになる、上質のアミノ酸を含むタンパク質が多い食品や、血行を促進させるビタミンE、A、頭皮の新陳代謝をあげるビタミンBを多く含む食品などを意識的に摂取することで、髪に対していい影響を及ぼすでしょう。

  • タンパク質
    卵・肉・大豆・ジャガイモ・白米・納豆・牛乳・ツナ・牛もも肉・豚もも肉・鶏胸肉・鮭・かつお・豆乳・木綿豆腐など
  • ビタミンE、A
    にんじん、かぼちゃ、などの緑黄色野菜、玄米、胚芽米、ごま、ナッツなど
  • ビタミンB
    豚肉の赤身、レバー、マグロなど

 
もちろん食生活だけではなく、規則的な睡眠や適度な運動も重要です。

 

はやめの対策・予防を心がけよう

ヘルメットの被り方や手入れ方法、生活習慣の改善で頭皮環境は変わります。
意識しながら、仕事に取り組んでいけたらいいですね。

予防や対策を万全にしていても、進行する場合は病院にかかることもおすすめです。
プロの意見を直接聞くことは意識改善にもつながります。

 

Pocket   はてブ   保存
BUILD編集部

この記事を書いた人

BUILD編集部