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2021/12/17更新

指の「ささくれ」が辛い!ささくれを改善するケアと対策

健康

空気が乾燥する冬にできやすい「ささくれ(さかむけ)」。

ささくれとは、爪の周りの皮膚が裂けて剥がれてしまう状態のことで、一見地味ですが衣類などに引っ掛かり、悪化すると強い痛みを感じることも…

ささくれの原因と症状を改善・予防するケアの方法を紹介します。
 

ささくれの原因

ささくれの原因は大きく3つ。乾燥と刺激、栄養不足です。
ただでさえ乾燥する冬の時期に、水仕事やシャンプーなどで指先に刺激が加わったり、偏った栄養の食事をすることで、ささくれができやすくなってしまいます。
 

乾燥

空気が乾燥する冬場は、ささくれができやすい季節です。
また、空気の乾燥だけでなく、水で濡れた手をそのままにするのもNG。手についた水分が蒸発するときに手の水分まで蒸発してしまい、乾燥の原因となります。

指先が乾燥することで、ひび割れなどが起きやすくなり、爪周りの皮膚がめくれてしまいます。
 

刺激

水仕事や洗剤、シャンプーなどの刺激でも、指先の乾燥は進みます。工事現場で働く人は、泥や土、薬品などの刺激にも注意が必要です。

また、最近では感染対策として手洗いやアルコール消毒の機会も増えました。
もちろん感染対策は重要ですが、刺激が加わりやすいので、手のケアを怠ると、ささくれの原因となります。
 

栄養不足

乾燥や刺激など外部からの要因だけでなく、偏った食生活や不規則な生活習慣もささくれを引き起こします。

タンパク質やビタミン、ミネラルなど皮膚を健康に保つための栄養不足に注意しましょう。

 

ささくれができたときは?

保湿する

保湿は、ささくれの改善だけでなく、新たにささくれを作らないための予防としても有効です。
水仕事や手洗いのあとには、優しくしっかり水分を拭き取って保湿しましょう。

保湿の習慣がないひとは、水回りやデスクなどにハンドクリームを置き、いつでも保湿できる状態にしておくのがおすすめです。
 

手袋でカバーする

ハンドクリームを塗った後や寝る前には、手袋で手をカバーするのも効果的です。
保湿効果をより高めるだけでなく、衣類への引っ掛かりなどを防ぐこともできます。

シルク製や綿製など、手荒れ用の保湿手袋もかなりの種類がありますよ。
 

カットする

衣類に引っ掛かり悪化しそうな場合は、ささくれをカットしてしまうのもおすすめです。
無理に手で引っ張ると、より傷が深まり悪化するのでやめましょう。

小さめのハサミやキューティクルニッパーで、飛び出たささくれをカットし、悪化を防ぎます。

 

よく使う指先こそ念入りなケアを

ささくれが痛むと、生活のさまざまな場面で支障がでてしまいます。

ささくれができる前に予防を行い、できてしまったときは正しくケアすることで悪化する前に治しましょう。

 
 

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