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2023/10/23更新

詳しくなくても大丈夫◎チーズの種類分けとワインとの相性

趣味

 
ワインのお供と言えば、最初に思いつくのがチーズですよね。

ですが、チーズと一概に言っても種類が多く、どのワインと合わせたらいいのかわからない…なんて人も多いかもしれません。

でも、難しく考えなくても大丈夫です。口当たりの軽いワインには爽やかで優しい味のチーズを、渋みや風味の強いワインには個性の強いチーズを、といった具合に、ワインとチーズの重さ・強さを合わせればおいしい組み合わせになります。

まずはチーズの種類を知って、自分の好みを探ってみましょう。

また、レンジで簡単に作れるチーズのおつまみの作り方も併せて紹介しています。

この記事を読めば、ワインの時間が一層楽しくなること間違いなしです!
 

チーズの大きな分類

チーズは大きく、ナチュラルチーズとプロセスチーズに分けられます。

両者の違いは、加熱処理工程の有無です。それぞれ見ていきましょう。
 

ナチュラルチーズ

 

 

ナチュラルチーズ最大の特徴は、購入後も発酵が続いていること。

加熱処理しておらず乳酸菌が生き続けているので、味の変化を楽しむことができます。

ナチュラルチーズの中でも、さらに6つのタイプに分けることができます。
 

フレッシュタイプ

 

 

クリームチーズカッテージチーズマスカルポーネモッツァレラなどがこの部類にあたります。

水分を多く含んでいるため、やわらかい食感とクセのない優しい風味・酸味が味わえます。

クラッカーにチーズをのせてハチミツをかけたり、トマトとオリーブオイルと一緒に食べるなど、プラスアルファで楽しむことがメインなチーズです。

相性の良いワイン
  • スパークリングワイン
  • 白ワイン

 

ハード・セミハードタイプ

 

 

ゴーダチーズチェダーチーズミモレットパルミジャーノがこれにあたります。

濃厚な味が魅力的ですが、ほかの食材の風味を邪魔をせずに引き立たせてくれるのが特徴的なチーズです。

居酒屋やカジュアルなバルなどでもよく出されています。

相性の良いワイン
  • 赤ワイン全般
  • 白ワイン全般

 

白カビタイプ

 

 

カマンベールブリ・ド・モーシャウルスなどがこれにあたります。

白カビを表面に付着させて繁殖させ、熟成させて作るチーズです。

「カビ」と聞くと人体に有害なのではと思う人もいるかもしれませんが、チーズについているカビは健康に有益な効果をもたらしてくれます。

熟成の進んだチーズには、血圧を下げる作用を持つペプチドが数多く含まれているため、高血圧対策などの効果が十分に期待できます。

相性の良いワイン
  • シャルドネなどコクのある白ワイン
  • 渋みの少ない赤ワイン

 

青カビタイプ

 

 

ゴルゴンゾーラスティルトンロックフォールなどがこれにあたります。

白カビタイプはチーズの表面に白カビを付着させますが、青カビタイプは内部に青カビを繁殖させて熟成させるチーズです。

青カビタイプのチーズは、風味が独特で味も濃厚でもあり、塩味が強いのが特徴です。

相性の良いワイン
  • しっかりとした味わいの赤ワイン
  • ハチミツをかけてポートワインと合わせるのもおすすめ

 

ウォッシュタイプ

 

 

エポワスモンドールなどがこれにあたります。

外皮を塩水や酒で洗いながら熟成させたチーズです。

マイルドな味とは裏腹に、匂いが強く、好き嫌いが分かれやすいチーズと言えるでしょう。

相性の良いワイン
  • 赤ワイン全般

 

シェーブルタイプ

 

 

ヴァランセクロタン・ド・シャヴィニョールなどがこれにあたります。

「シェーブル」というのはフランス語でヤギという意味で、ヤギの乳で作られるチーズです。

熟成度合いで味や風味も変わるので、一口食べてみてからワインを選ぶのもおすすめ。

相性の良いワイン
  • 酸味のある爽やかな白ワイン
  • フルーティな赤ワイン、白ワイン

 

プロセスチーズ

 

 

プロセスチーズは、ナチュラルチーズを粉砕し、加熱溶融した後に再び固めたチーズの総称です。

1種類のナチュラルチーズで作られるものもあれば、複数種類のナチュラルチーズを混ぜ合わせて作るものもあります。
加工の段階で発酵に必要な菌が死滅するため、味が変化することなく、品質を安定して保つことができます。

日常生活でも気軽に食べられる価格やサイズのものが多く、小さくしたブロックチーズやスライスチーズなど、料理でも馴染み深いチーズです。

赤ワインやスパークリングワインに合うほか、ビールやチューハイのあてにもピッタリです。

*参考元:雪印メグミルク株式会社 チーズクラブ チーズの種類
 

レンジで簡単!カリッと香ばしいパリパリチーズ

 

 

フレッシュタイプのチーズを常備していないけれど、家にあるワインにチーズを合わせたい、というあなた。

プロセスチーズの一種であるスライスチーズなら、余っても料理に使えばOKなので気兼ねなく購入できます。

ひと手間加えて、宅飲みの時間をグレードアップしてみませんか?
 

【材料】
  • スライスチーズ
お好みの量
  • ブラックペッパー
適量

 

【作り方】
 

  1. スライスチーズを一口大の大きさに切り、クッキングシートの上に並べる。
    チーズ同士がくっつくのを防ぐため、少し離しておく。

  2.  

  3. ブラックペッパーをまぶし、電子レンジ(600W)で1分30秒ほど加熱して完成。

 
※ お好みでちりめんじゃこやバジルなどをかけると、風味に変化があって楽しめます。
 

少しの知識で、日常はもっと楽しくなる

チーズやワインはその専門家もいるほど奥が深いものですが、基本的な知識を日常に少し取り入れるだけでも楽しみの幅は広がります。

自分は詳しくないから…と尻込みしていてはもったいないです!

色がおいしそう!パッケージがおしゃれ!そんな理由でOK。手に取って、気軽に味わってみてください。

 
 

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