2019/10/11更新
ワイン・チーズの相性の基本!レンジでできるチーズおつまみの作り方
趣味

ワインのお供のおつまみといえば、一番最初に思いつくのがチーズですよね。
ですが、チーズと一概に言っても実はとても種類が多く、どのワインと相性がいいのかよくわかっていない…なんて人も多いんじゃないでしょうか。
今回はそんな様々な種類を持つチーズについての知識と、レンジで簡単に作れるチーズのおつまみの作り方をご紹介します!
ナチュラルチーズ
ナチュラルチーズ最大の特徴は、加熱処理していないために、購入後も発酵が続いていること。
発酵のための乳酸菌が生き続けているので、味の変化を楽しめるのがナチュラルチーズのメリットです。
ナチュラルチーズの中でも、さらに6つのタイプに分けることができます。
フレッシュタイプ
クリームチーズ、カッテージチーズ、マスカルポーネ、モッツァレラなどがこの部類にあたります。
水分を多く含んでいるため、やわらかい食感とクセのない優しい風味・酸味が味わえます。
クラッカーにチーズをのせてはちみつをかけたり、トマトとオリーブオイルと一緒に食べるなど、プラスアルファで楽しむことがメインなチーズです。
スパークリングワインや白ワインなどとも相性が良く、万能なおつまみです。
ハード・セミハードタイプ
ゴーダチーズ、チェダーチーズ、ミモレットやパルミジャーノがこれにあたります。
濃厚な味が魅力的ですが、他の食材の風味を邪魔をせずに引き立たせてくれるのが特徴的なチーズです。
赤ワインや白ワインと相性が良く、居酒屋などでも良く出されているチーズの一種です。
白カビタイプ
カマンベール、ブリ・ド・モー、シャウルスなどがこれにあたります。
白カビを表面に付着させて繁殖させ、熟成させて作るチーズです。
カビ、と聞くと人体に有害なのではと思う人もいるかもしれませんが、チーズについているカビは健康に有益な効果をもたらしてくれます。
熟成の進んだチーズには、血圧を下げる作用を持つペプチドが数多く含まれているため、高血圧対策などの効果が十分に期待できます。
シャルドネから造られるコクのある白ワインと非常に相性がいいです。
青カビタイプ
ゴルゴンゾーラやスティルトン、ロックフォールなどがこれにあたります。
白カビタイプはチーズの表面に白カビを付着させますが、青カビタイプは内部に青カビを繁殖させて熟成させるチーズです。
青カビタイプのチーズは、風味が独特で味も濃厚でもあり、塩味が強いのが特徴です。
風味や塩味の強い青カビタイプはフレッシュなもの・しっかりとした味わいの赤ワインとも相性がいい他にも、チーズにハチミツをかけたりすると、甘口のポートワインとも相性が良いです。
ウォッシュタイプ
エポワス、モンドールなどがこれにあたります。
外皮を塩水や酒で洗いながら熟成させたチーズのことを言います。
匂いが強烈なため、熟成中は数日ごとに表面を塩水やワイン、ビール、ブランデーなどその土地の酒で洗います。
味は非常にマイルドなチーズですが、匂いが強いものが多いためあまり一般的ではないかもしれません。
果実味豊かな赤ワインや渋みのある赤ワインなどが相性ピッタリです。
シェーブルタイプ
ヴァランセ、クロタン・ド・シャヴィニョールなどがこれにあたります。
「シェーブル」というのはフランス語でヤギという意味です。
ヤギの乳で作られるこのシェーブルタイプは、熟成度合いで味も風味も変わってくるという個性的なチーズです。
酸味のある爽やかなタイプやフルーティなタイプの白ワインがおすすめのチーズです。
プロセスチーズ
プロセスチーズは、ナチュラルチーズを粉砕し、加熱溶融した後に再び固めたチーズの総称です。
1種類のナチュラルチーズで作られるものもあれば、複数種類のナチュラルチーズを混ぜ合わせて作るものもあります。
加工の段階で発酵に必要な菌が死滅するため、味が変化することなく、安定した品質と味がメリットです。
日常生活でも気軽に食べられる価格やサイズのものが多く、小さくしたブロックチーズやスライスチーズなど、料理に合わせて使える万能チーズです。
赤ワインやスパークリングワインに合う他、ビールやチューハイのあてにしている人も多い人気のおつまみです。
参考元: 雪印メグミルク株式会社
レンジで簡単!カリッと香ばしいパリパリチーズ
チーズには色んな種類があり、それぞれ相性のいいお酒が違うことがわかりました。
しかしフレッシュタイプのチーズを常備している家は少ないでしょう。
そこで、レンジで簡単にできるチーズのおつまみの作り方のご紹介です。
そのまま食べてももちろんおいしいチーズですが、ちょっとしたアレンジを加えることでより一層楽しむことができますよ!
- スライスチーズ
- お好みの量
- 胡椒
- 適量
- スライスチーズを一口大の大きさに切り、クッキングシートの上に並べる。
この時、チーズ同士を近づけすぎるとくっついてしまうので十分離しておくと◎ - 胡椒をまぶし、電子レンジの600Wで1分40秒程加熱すれば完成!
お好みでちりめんじゃこやバジルなどを振りかけてみても、風味に変化があって楽しめます。
パリッと食感でついつい食べすぎてしまわないように気を付けましょう。
秋も深まり、スポーツの秋に食欲の秋。
ワインやビールのお供にチーズをつまみながら、スポーツ観戦してみてはいかがですか?