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2023/01/18更新

罪悪感なく楽しむ!焼酎の割り方とその糖質&カロリーとは

趣味

 
1週間お仕事を頑張った体に、ぐいっと飲むお酒はとってもおいしいですよね。
けれども、お酒好きでも気になる糖質やカロリー、そしてとっても怖い痛風の足音…

そんな健康を気にしているお酒好きさんに、今回は焼酎の糖質とカロリーを、割り方別でも紹介します。

罪悪感なく、思いっきりお酒を楽しみましょう!!
 

焼酎の糖質とプリン体含有量


 
酒かすやさつまいも、麦などから作る蒸留酒の一種である焼酎ですが、その糖質量はなんと0g

ビールや発泡酒、日本酒やワインの糖質量は、以下となります。


 
そして、痛風にとっての天敵であるプリン体含有量も0.0mg

ビール100mlのプリン体含有量が平均5.2mgに対して、焼酎には糖質もプリン体も含まれていないので、健康を気にしている人にはまさにぴったりのお酒です。
 

焼酎の種類とカロリー

焼酎のなかでも分類があるのを知っていますか?

一見すると同じに見える焼酎でも、製造方法や原料が異なると、カロリーやおいしく飲める組み合わせなどに違いがあります。
 

甲類

 
焼酎甲類はかつて新式焼酎と呼ばれており、伝統的な焼酎の飲み方から異なった新しい焼酎という意味です。

原料を糖化して発酵して生まれる醪(もろみ)を連続的に蒸留するため、高純度のアルコールが取り出され、無色透明でピュアな味わいが特徴です。

すっきりとした味わいでクセがないため、酎ハイやサワー、カクテルなどとの相性がいいので、飲み方のアレンジがしやすい焼酎です。
 

乙類

 
蒸留の仕方がとてもシンプルなため、原料独特の味わいや風味を残したままの焼酎です。

原料の幅が広く、そば・麦・米・黒糖などバラエティに富んでいます。
原料の風味を生かした焼酎なので、ロックやお湯割り、水割りなどの焼酎本来の味を楽しむ飲み方がおすすめの焼酎です。

ちなみに、乙類と甲類の見分け方ですが、ラベルに本格焼酎と書かれているものはすべて乙類に分類されますので、参考にしてみてください。
 

▽焼酎についての詳しい解説については以下の記事を参考にしてください。


 

焼酎のカロリー


 
焼酎のカロリーは、ほかのお酒と比べると比較的高めとなります。


 
比較的カロリーは高めですが、飲む量を考えるとアルコール度数の高い焼酎は、そこまで高いカロリーとは言えませんね。

とはいえ、飲み過ぎてしまうと太ってしまう原因になりかねないので、注意しましょう。
 

おすすめの焼酎の割り方とその糖質&カロリー

 
焼酎はおうちで手軽に飲めますが、割り方によって味や感じ方、糖質やカロリーも全く異なります。

今回はベーシックなものから、よりおいしく飲めるおすすめの焼酎の割り方と、その糖質・カロリーを紹介します。
 

ロック


 
氷が溶けるのに時間がかかるため、より長く焼酎本来の味が楽しめます。

焼酎は乙類がおすすめで、大きめの氷を用意すると、なおいいでしょう。
グラスに水滴がつき始めたら飲み頃のサインです。

時間によって味わいが変わるのも、楽しみ方の一つですね。

ロックの場合、ロックグラス1杯60〜90mlほどの量と言われています。

ロックグラス1杯分 (75ml)
  • 糖質量 :約0g
  • カロリー:甲類:約146kcal 
         乙類:約105kcal

 

水割り

グラスに多めの氷を入れて、必ず焼酎を先に入れ、氷と混ぜた後で水を注ぎます。

水と焼酎の割合は一般的に、焼酎6割:水4割の通称ロクヨンの割合が黄金比だとされています。

こちらは好みの問題なので、自分に合った割合を見つけられるといいですね。

水割りグラス1杯分 (200ml) ※ 焼酎120ml、水80mlで割った場合
  • 糖質量 :約0g
  • カロリー:甲類:約233kcal  
         乙類:約168kcal

 

お湯割り

こちらは水割りとは異なり、お湯を先にグラスに注ぎます。お湯を先にいれ、後から焼酎を加えることで香りが豊かになります。

お湯は45~50度が適温で、沸騰したお湯はNGです。焼酎の味も一緒に飛ばしてしまいます。

割合もまた好みがわかれるところですが、シチュエーションによって割合を変えてみるのもおすすめです。

  1. 焼酎の味を楽しみたいなら 焼酎6:湯4(ロクヨン)
  2. 食事と一緒に飲むなら 焼酎5:湯5(ゴーゴー)
  3. 飲みやすさを求めるなら 焼酎4:湯6(ヨンロク)

 

お湯割りグラス1杯分 (200ml) ※ 焼酎6:湯4は、水割りと同じ
  • 糖質量 :約0g
  • カロリー:甲類:焼酎5 (100ml):湯5 (100ml) 約203kcal
            焼酎4 (80 ml) :湯6 (120ml) 約156kcal
         乙類:焼酎5 (100ml):湯5 (100ml) 約144kcal
            焼酎4 (80 ml) :湯6 (120ml) 約112kcal

 

焼酎梅酒

焼酎を梅酒で割った甘いお酒が好みの人向けの割り方です。

梅の持つクエン酸は肝機能を高める役割を持っているほか疲労回復の効果もあるので、疲れた体にはおすすめの割り方です。

焼酎の味と梅酒の味がぶつかりあわないように、甲類で割ることでよりおいしく楽しめます。

しかし、梅酒の糖質は100mlあたり20.7g、カロリーは155kcalと高くなってしまいます。

焼酎梅酒グラス1杯分 (200ml) ※ 焼酎100ml:梅酒100mlで割った場合
  • 糖質量 :約20.7g
  • カロリー:甲類:約358kcal  
         乙類:約299kcal

 

ジュース割

自分好みにアレンジができるジュース割りは、可能性が無限大です。

定番の柑橘系のジュースははずれがなく、コーラやコーヒーなどで割る方法もあります。

特に濃縮還元ジュースだと、ジュースの味で焼酎が薄まったりしないのでおすすめの割り方です。

オレンジ (果汁30%) ジュース割り
グラス1杯分 (200ml) ※ 焼酎70ml:ジュース130mlで割った場合
  • 糖質量 :約13g
  • カロリー:甲類:約195kcal  
         乙類:約154kcal

※ 果汁30%オレンジジュースの糖質は100mlあたり約10g、カロリーは41kcal

オレンジ (濃縮還元) ジュース割り
グラス1杯分(200ml) ※ 焼酎70ml:ジュース130mlで割った場合
  • 糖質量 :約14g
  • カロリー:甲類:約202kcal  
         乙類:約161kcal

※ 濃縮還元オレンジジュースの糖質は100mlあたり約10.5g、カロリーは46kcal

コーラ割り
グラス1杯分(200ml) ※ 焼酎70ml:コーラ130mlで割った場合
  • 糖質量 :約15g
  • カロリー:甲類:約202kcal  
         乙類:約161kcal

※ コーラの糖質は100mlあたり約11.4g、カロリーは46kcal

ブラックコーヒー(浸出液)割り
グラス1杯分(200ml) ※ 焼酎50ml:コーヒー150mlで割った場合
  • 糖質量 :約1g
  • カロリー:甲類:約148kcal  
         乙類:約107kcal

※ ブラックコーヒーの糖質は100mlあたり約0.7g、カロリーは4kcal

 
ジュースで割ってしまうと糖質やカロリーが高くなってしまうので、ダイエット中の人は、お茶やコーヒーで割った方が安心ですね。
 

適量を決めて飲むと安心

  
お酒全般にいえることですが、飲みすぎは万病の元です。
適量を飲んで、お酒とうまく付き合っていけたらいいですね。

▽二日酔いについての記事はこちらから。


 

参考元:
*公益財団法人 痛風財団 アルコール飲料中のプリン体含有量

*アサヒビール 焼酎のおいしい飲み方
*文部科学省 日本食品標準成分表 2020年版(八訂)
 
 

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この記事を書いた人

BUILD編集部

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