2024/02/21更新
釣れたのに喜ばれない?魚を持ち帰ると嫌がられる3つの理由
趣味
2020年7月1日公開 2024年2月12日更新
魚釣りの最大の楽しみといえば、魚が釣れたときですよね。
小さい魚でもたくさん釣って持ち帰ったら、きっと家族も大喜び…と思ったら、案外喜ばれないことはありませんか?
せっかく新鮮でおいしい魚を釣ってきたのにも関わらず、なぜ渋い顔をされてしまうのでしょうか。
今回は、釣った魚を持ち帰って嫌がられる3つの理由と、嫌な顔をされない対策を挙げていきます。
これで釣った魚を持ち帰っても、渋い顔をされずに、きっと喜んでもらえるはず…です!
目次
釣った魚を持ち帰ると嫌がられる3つの理由
食べられない、調理が難しい
魚をさばける人は、なかなかいないのではないでしょうか。
さばき方を知らないのに、釣った魚をそのまま持って帰ってこられても、どうしたらいいのか戸惑ってしまいます。
さばけたとしても、調理の仕方やどう消費するかに悩んでしまうなど、面倒と思われやすいです。
また、魚の中には毒をもつ魚や匂いの強い魚、骨が多い魚がいます。
以下の魚には注意しましょう。
フグには毒があり、食べられないことは有名です。
毒を持たず食べられるフグもいますが、素人には基本的に見分けがつきません。
捌く場合にも免許が必要なので、釣った場合はリリースしましょう。
【アイゴ、オニカサゴ、ミノカサゴ、ゴンズイ等】
ヒレに毒があり、刺されるとかなり痛い魚です。
死んでも毒は健在で、調理中でも鋭いヒレが刺さってしまうこともあります。
アイゴは、独特な臭みがあるので人を選ぶ魚です。
またオニカサゴ、ミノカサゴは高級魚ですが、アイゴ同様ヒレに毒があり危険です。
【エソ、ネンブツダイ】
エソもネンブツダイも食べられなくもない魚ですが、骨が多いわりに身が少ないのであまり好まれません。
揚げても硬くて食べられないなど、調理や食事の際に嫌がられる魚です。
傷んでいる、臭い
魚は、非常に腐りやすいです。
特に夏場は、すぐに鮮度が落ちてしまい食べられなくなってしまいます。
また臭くなりやすいので、ゴミ箱に捨てても嫌な匂いが気になることがあります。
下処理がめんどくさい
魚をさばけたところで手間は多く、台所で下処理をすると生ゴミは増え、鱗は飛び散り、家中に生臭さが蔓延ります。
特に大量の小魚の下処理は大変で、小さくて処理しにくく、数が多いので嫌がられる傾向にあります。
負担をなくすためには
毒魚はリリース
まず、毒のある魚は基本的に持ち帰らないことをおすすめします。
釣れた後は、なるべく手で触れずにリリースしましょう。
針から外しにくい場合は、糸を切ってリリースするのも手です。
もし、ヒレに毒があるタイプの魚を持ち帰る場合は、細心の注意を払いヒレを切ってから持ち帰るようにしましょう。
下処理をしておく
魚の血は傷みやすく、放置すると身までおいしくなくなります。
魚が釣れたら、すぐに脳天の目より後ろあたりを釣り用ナイフなどで刺します。
すると魚がビクビク動いた後に動かなくなり、締めることができます。
実は、生きたまま魚を持ち帰ろうとするとストレスで身が硬くなり不味くなってしまうのです。
次に血を抜く場合、エラから下の付け根までをハサミやナイフで切ります。
そうすることで血が出てくるので、その状態で数分待ちます。
これだけでも、持って帰った後の臭いや味が変わってくるはずです。
ほかにも、鱗を落とす、内臓を取り除くなどがありますが、釣れている量やサイズをみて実施することをおすすめします。
文章だけでは良くわからないという人は、YouTube等の動画サイトで「魚 下処理」と検索してみましょう。
わかりやすく動画付きで解説されています。
冷やす
下処理が終わった魚は、すぐにクーラーボックスに入れ、氷などで冷やしておきましょう。
どれだけ下処理をしたとしても、腐ってしまっては意味がありません。
ワンポイントとして、氷に魚を直接当てないようにすると、さらにおいしい状態のまま持ち帰ることができます。
家族や釣りで疲れた自分のために
小さい頃、父親は釣りが好きで小魚をたくさん釣ってきたのですが、そのあと母親が文句を言いながら処理していたのをよく覚えています。
そうならないためにも、しっかり下処理をしてから魚を持ち帰りましょう。
帰りに釣った魚のおいしい調理方法を調べておいたり、自分で調理したりすると、家族はさらに喜ぶかもしれませんよ。
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