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2021/05/18更新

おうち時間の癒しに!初心者のためのアクアリウムの始め方ー必要なもの編ー

趣味

水中を優雅に泳ぐ魚たちを眺める時間は、心を落ち着かせ癒しを与えてくれます。

まだまだおうち時間を楽しむための商品や工夫が人気を集める昨今、アクアリウムを楽しんでみるのもおすすめです。

今回は、初心者のためのアクアリウムの始め方ー必要なもの編ーをご紹介します。

 

アクアリウムに必要なもの

アクアリウムを始めるのに必要なもの、あるといいものを紹介します。
 

水槽

まずは、水槽。これがないと始まりません。

サイズは30cm前後の小さなものから、100cmを超える大型サイズまで様々です。
大型になればなるほど、その他の設備にもお金がかかるので、初心者は30~60cmくらいから始めるのがおすすめです。

水槽のサイズによって、飼える魚の種類や数が変わるので、水槽を選ぶ前にある程度考えておきましょう。

目安として、30cmの水槽で小型の熱帯魚6匹程度、60cm水槽で30匹程度を飼うことができます。

水槽に余裕があるように見えるからと、サイズに見合わない量の魚を飼育するとストレスで弱ってしまうこともあります。

ある程度欲しい水槽の大きさが決まっていたり、飼育したい魚がいる場合は、それをベースに専門店のスタッフに相談するのがおすすめです。
 

ろ過装置

水槽の水を綺麗にしてくれる「ろ過装置・水槽用フィルター」も最初に揃えておきたい道具です。

水槽内は、目に見える餌の食べ残しやフンだけでなく、見えない汚れや有害物質で汚れていきます。
ろ過装置を設置することで、水質の悪化を防ぎ、魚が快適に住める環境を作ります。

ろ過装置には、外部フィルターや外掛けフィルター、スポンジフィルターなど様々な種類があります。

それぞれ静音性があったり、ろ過能力が高かったりとメリット・デメリットがあるので、飼育する魚や水草にあったろ過装置を選びましょう。
 

カルキ抜き・水槽用コンディショナー

魚を飼育すると言っても、水槽に水を入れ、その中に魚を入れればOKというわけではありません。
その中でも「カルキ抜き」という言葉は、聞いたことがある人もいるのではないでしょうか?

私たちが利用する水道水には、雑菌を殺菌するためカルキ(塩素)が含まれており、人間の体には害はありませんが、小さな生き物にとっては有害です。

そのカルキを簡単に抜くことができるのが、カルキ抜きです。

カルキ抜き以外にも、水中の汚れを分解するバクテリアを含む商品や水の濁りを解消してくれる商品など、様々な効果のあるコンディショナーが販売されています。
 

水槽のサイズにあっていれば、全ての魚を飼育できるのかというと、そうではありません。

複数の種類の魚を飼育する場合、混泳の相性を考える必要があります。

混泳させやすい温和な性格のネオンテトラや、コケや餌の食べ残しを食べてくれる小型のナマズやエビなど、特性で選ぶのもいいでしょう。

熱帯魚であればヒーターが必要など、飼育する魚の種類によってさらに必要な設備があれば一緒に買い揃えましょう。
 

魚を飼育したら必須の餌。

魚の種類によってたくさんの種類の餌が販売されているので、最初はそちらを選ぶのもOKです。

人工飼料や生き餌などの種類がありますが、小型の魚であれば扱いやすく、栄養バランスも取れている人工飼料がおすすめです。

また、コリドラスやプレコなどのように水槽の底で過ごしている熱帯魚は、水に沈みやすい餌を選ぶ必要があります。
 

メンテナンス用品

小型の水槽であれば、1~2週間に1回のペースで水換えが必要です。
アクアリウムを綺麗に維持するために、メンテナンス用品を揃えておくと水槽の管理がしやすくなります。

最初から買い揃える必要はありませんが、ピンセットや網、ブラシなど、必要なものを少しずつ揃えていきましょう。
 

レイアウト用品

せっかくのアクアリウム、景観にもこだわって綺麗な水槽を作ることが醍醐味ですよね。

そういった場合は、水槽の底に敷く砂利やソイル、水草や流木なども用意しましょう。

砂利やソイルの色、水草の種類などで水槽のイメージは大きく変わります。
水槽のサイズと相談しながら、あらかじめどのようなアクアリウムにしたいのかイメージをして、レイアウトを楽しみましょう!
 

その他の設備

その他の設備として、飼育する魚や水草の種類によって、プラスで必要な設備もあります。

熱帯魚を飼う場合や冬場に水温が下がってしまう場合は、ヒーターや水温計が必要です。
また魚や水草が健康に育つために、ライトやエアレーションを用意した方がいい場合もあります。

 

初心者向け・低予算でもOK

アクアリウムを作るには、たくさんの道具が必要なイメージがありますが、最低限必要なものはそんなに多くありません。

まずは、必ず必要な道具を揃えて、徐々に周辺の設備を整えていくことで、最初の予算は低く済ませることができます。

また、初心者向けに水槽とろ過装置などがセットになった商品も数多く販売されています。

そういったものも上手に活用しながら買い揃えれば、より低コストで始めることも可能です。
 

まずは下調べと準備をしっかり!

おうち時間に癒しを与えてくれるアクアリウム。
生き物を飼育するとあってハードルが高いイメージがあり、責任も必要になります。

下調べと準備をしっかり行い、水槽レイアウトや色鮮やかな熱帯魚を楽しみましょう!

 
 

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この記事を書いた人

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