2023/05/25更新
購入前に知っておきたい!ワイヤレスイヤホンの種類と特徴
生活
今やパソコンやスマートフォンに繋げて使うイヤホンがワイヤレスとなり、イヤホンジャックのついたデバイスは古いものとなりました。
価格が安く、デザイン性のあるワイヤレスイヤホンも多く販売されており、買い替えや複数持つのを検討している人もいるのではないでしょうか。
そこで今回は、ワイヤレスイヤホンの種類やメリット・デメリットについて紹介します。
どのような用途で使用するのか、いつ使うのかなど、購入前に知っておきたいワイヤレスイヤホンの特徴を知って、イヤホン選びに役立ててください!
目次
イヤホンの装着方法違い
ワイヤレスイヤホンの種類の前に知っておきたい、イヤホンの様々な装着方法。
どのような種類の装着方法があるのかを知り選ぶことで、快適にイヤホンを使用することができます。
カナル型
耳栓のように奥まで差し込むタイプで、密閉型とも呼ばれます。
耳穴に挿入するので、外れにくい、音漏れがしにくい特徴がありますが、遮音性が高いため外からの音が聞こえにくくなったり、長時間の使用で耳が痛くなることがあります。
格安なタイプのものから、ハイレゾ対応やノイズキャンセリング対応などの機能がついたものまで種類が多い、主流の形です。
低音再生力が高く、厚みのある音質が楽しめます。
インナーイヤー型
耳の形状にはめ込むようにして装着するタイプで、開放型とも呼ばれます。
耳穴の浅いところにはめ込むため、外れやすい、音漏れがしやすい特徴がありますが、軽いつけ心地で耳が痛くなりにくく、周りの音も聞こえやすいです。
BGM感覚で音楽を聞きたい人におすすめ。
イヤーフック型
カナル型やインナーイヤー型に加えて、耳に掛けるフックがついているタイプ。
耳にかけることから、普段メガネやサングラスをかける人は装着しにくいことがあります。
落としにくく、運動中に装着しても安定して音楽を聴くことができます。
イヤーカフ型
耳に穴を開けずにつけるイヤーカフ(アクセサリー)のように、耳の中央、軟骨部分を挟んで装着するタイプ。
コンパクトで軽く、耳を塞がずに装着する比較的新しいタイプで、種類は多くありません。
音漏れがしやすいですが、落としにくく、開放的で周囲の音も聴こえるため、オンライン会議や、ランニング中などにも使用することができます。
ワイヤレスイヤホンの種類
イヤホンの装着方法と併せて選びたい、ワイヤレスイヤホンの種類。
いつ・どういった場面で使用するのかなど、目的に合わせてワイヤレスイヤホンのタイプを選ぶことができます。
完全独立タイプ
ワイヤレスイヤホンといえば、コードレスでスピーカー部分を耳に入れる完全独立タイプ。
ケーブルがないため、移動時だけでなく、運動をしながらでも自由に快適に装着できるのが特徴です。
接続が安定しない場合もありますが、通話用としてもおすすめ。
インナーイヤー型は特に落としやすく、コンパクトで無くしたときに見つかりにくいので注意が必要です。
- コンパクト
- 装着していても動きやすい
- 接続が不安定になることがある
- 落としやすい、無くしやすい
左右一体タイプ
左右のスピーカーがコードで繋がっている、左右一体タイプ。
コード部分を首にかけられるため、完全独立タイプよりも無くしにくく、取り外しがしやすいのが特徴です。
コードに音量調整などの操作ができるリモコンが付いていることが多い。
コードを触ることで出る、ガサガサとした音「タッチノイズ」が気になることがあります。
- 首にかけられる
- 無くしにくい
- タッチノイズ音が出やすい
- コードが切れてしまう可能性がある
ネックバンドタイプ
左右一体タイプの首部分が固定されている形で、バンド左右の先端部分からコードでスピーカーが繋がっているネックバンドタイプ。
ネックバンド部分にコードやバッテリーなどが内蔵されており、音楽再生時間が長いのが特徴です。
首元でネックバンドを支えるため、安定感があり、ランニングなどの運動時でも快適です。
- 音楽再生時間が長い
- 左右一体タイプよりタッチノイズが少なく安定したつけ心地
- 運動時でも落としにくい
- 形状が大きい
- ファッションに影響する
骨伝導タイプ
耳を塞がず、こめかみ辺りに装着して頭蓋骨に直接振動を送る骨伝導タイプ。
周囲の音を聞いたり会話もしながら、音楽を楽しめるのが特徴です。
マイクがついているものも多く、通話やテレワークなどにも使用することができます。
後頭部にセットするヘッドセットのような形やイヤーカフ型、イヤーフック型などのタイプがあります。
- 耳が疲れにくい
- 何かをしながら音楽が聴ける
- 周囲の音に気づける
- 外に音漏れがしやすい
- 一般的なイヤホンよりも音質が劣る
- 音の遅延がある
片耳タイプ
左右の耳どちらかにだけ装着する片耳タイプ。
スピーカーが一つしかなくマイクが搭載されているものが多いため、音楽を楽しむというよりも、通話に適しています。
ハンズフリーで会話ができ、イヤホンを装着していない耳で周囲の音も聞けるため、運転中の通話やビジネスシーンで使われていることが多くあります。
海外ドラマで運転しながら通話をしているシーンで、片耳タイプを見かけたことがある人もいるのではないでしょうか。
- 運転中などでも通話ができる
- 周囲の音も聞ききやすい
- 音楽鑑賞向きではない
用途に合わせて選ぼう
コードの煩わしさがなくなり、より一層使いやすくなったワイヤレスイヤホン。
今では様々な種類が販売されているため、用途や目的にあったワイヤレスイヤホンを選ぶことができるようになっています。
選ぶポイントは装着方法や種類だけではありませんが、一番重要な部分でもあります。
まずは第一歩として、購入前に知識を入れておきましょう!
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