2022/10/02更新
知らないと損!?現場やいざという時に使えるロープワーク応用
仕事
現場の作業で木材をまとめたり、トラックで荷物を運ぶときなど、普段さりげなくロープを結んでいることがあると思います。
現場だけでなく、日常生活やアウトドア、災害時など、いざというときに役に立つロープの結び方がたくさんあります。
基本編に続いて、今回は応用編のロープワークをまとめています。
応用の結び方は、現場でよく使う結び方と、知っていると役に立つ結び方を紹介します。
▽ロープの結び方基本編
目次
現場でよく使う結び方
荷造りやトラックで荷物を運ぶときに使う結び方を紹介します。
結束結び(けっそくむすび)とかます結び
別名:郵便縛り、藁結び
主に角のある物を束ねたり箱を結んで運ぶときなどに使う結び方。
固く結ぶことができますが、簡単に解くことができます。角材、雑誌や本、段ボール、新聞紙などをまとめるときに便利です。
▽同じ用途で「かます結び」もあります。
角材、雑誌や本、段ボール、新聞紙などをまとめる
南京結び(なんきんむすび)
大きい荷物をトラックで運ぶ際、荷物を固定するときに使う結び方。
滑車の原理でロープを引くので、軽い力で強く固定することができます。
振動があっても緩みにくく、強固にとめておくことができ、解きやすいのが特徴。
南京結びで荷物を固定した後、ロープの端をトラックのフックに結びつけます。
このとき「ふた結び」で止めています。ふた結びは、基本編で紹介しています。
知っていると役立つ結び方
知っていればやアウトドアなど、色々な場面で使いたくなるような、役に立つ結び方を紹介します。
丸いものを縛る
球体を運ぶときに便利な結び方。
持ちにくい球体をそれぞれロープで結べば、複数個同時に、そして簡単に運ぶことができます。
▽詳しい動画
ボールやスイカなどを運ぶとき
重ねたヘルメットを持ち運んだり、収納するとき
ロープの末端処理
クラウンノット
ロープの端が解けないように止める結び方。
ロープをまとめる
ロープを使わないときにまとめておく結び方。
ロープの太さや長さによって結び方を変えることで、ロープを使うときも片付けるときも、より楽になります。
棒結び
5〜6mの細めのロープをまとめるのに適した結び方。
巻き結び
細くて長めのロープをまとめるのに適した結び方。基本編でも紹介しています。
結び終わりのロープが上向きになります。
エクセレント・コイル
太くて長いロープをまとめるのに適した結び方。
結び終わりのロープが横向きになります。
長めのロープをまとめる
太くて長いロープをまとめるのに適した結び方。
まとめたロープをホックなどに引っ掛けて収納したいときなどに便利です。
現場での作業を効率よく
今ではトラックに積んだ荷物を簡単に固定できるベルトが販売されていたりと、ロープを使う機会が減ってきています。
しかしベルトの数が限られている時や、突然資材が必要になったというときなどに、ロープの結び方を色々知っていると、とても役に立ちます。
ロープを上手く使いこなすことで、現場作業の効率化にもつなげられるので、結び方を知っていて損はありません!
▽ロープの結び方基本編
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