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2023/09/28更新

自分の仕事を英語で言える?工事現場&日常で使える英会話

仕事

 
いきなりですが、現場で自分が受け持っている仕事を英語で言えますか?

現在の在留外国人数は、令和2年末現在で約289万人という報告が上がっています。
参考:出入国在留管理庁 令和2年末現在における在留外国人数について

人手不足が深刻化している日本では、現場や日常生活で外国人と関わることが多くなるかもしれません。
あるいは、既に職場などで身近に外国人がいるのではないでしょうか。

そこで今回は、現場の業種ごとの英単語と、仕事・プライベートで使える英会話をご紹介します。
 

「工事現場」を英語で?

 
「工事現場・建設現場」を英語では ” construction field ” や ” construction site ” と言います。

” construction ” は日本語で「工事、建設」、 ” field ” や ” site ” は「現場、場所」という意味です。

ちなみに、現場で働く「建設労働者」は英語で ” construction worker ” となります。

 

現場の業種ごとの英語表現は?


参考:国土交通省 Types of Construction Work, Contents of Construction Work, Examples, and Classification by Type of Permit

 
建設工事と土工はいずれも ” construction ” と表現されます。

各業種の職人を英語で表すときは、単語の接尾語に ” ~er ” を付けると「~人」となるものもあります。

例えば上表にいくつかある ” ~ work ” の場合は、workの後ろに ” er ” をつけて ” worker ” 「労働者」となります。

ただし業種によっては、人を指すときに全く別の言い方になるものもあります。

例にあげると「とび職人」は ” scaffolder ” 以外に ” steeplejack ” と表現されたり、「石工」は ” stonemason ” と表現されることがあります。

上表の英単語をヒントに、業種の職人の英名を一度調べてみるのも良いかもしれませんね。
 

仕事やプライベート使える例文


 
それでは、ここからは仕事やプライベートで使える例文を紹介します。
 

自己紹介編

 
初対面であればよく聞かれるであろう常套句の一つ「お仕事は何をされていますか?」に対して、返答は以下の言い方があります。

    ” What do you do? ”
    「お仕事は何をされていますか?」

  • ” I work in the construction industry. ”
    「私は建設業界で働いています。」
  • ” I work at construction sites. ”
    「私は建設現場で働いています。」
  • ” I work for a construction company as a scaffolder. ”
    「私は建設会社でとび職として働いています。」
  • ” I’m in construction. ”
    「建設関係の仕事をしています。」

 
” work in ~ ” 、 ” work at ~ ” 、 ” work for ~ ” はいずれも「~で働いている」という意味になりますが、それぞれニュアンスが多少異なります。

” work at ~ ” と ” work for~ ” は「(勤務先・現場)で働いている」という意味合いになり ” work at ~ ” は場所や所在地を指すのに対し、 ” work for ~ ” は雇用契約が存在していることが強調されます。

一方の ” work in~ ” 「(業界)で働いている」はほかの二つに比べて広い範囲を指すので、それぞれ使い分けましょう。
 

現場編

 
次は、現場で働いているときに使える例文を紹介します。

  • ” The point beyond here is under construction. ”
    「ここから先は工事中です。」
  • ” That building is under construction so you cannot enter. ”
    「その建物は工事中なので入ることはできません。」
  • ” Are you affiliated with this facility? Only authorized personnel can enter. ”
    「あなたはこの施設の関係者ですか? ここは関係者以外立ち入り禁止区域です。」

 
” under construction ” で「工事中の、工事中で」という意味となります。

” facility ” 「施設、設備」と ” be affiliated with ~ ” 「~に所属している、~と提携している」で「施設の関係者」と表現されます。

” Only ~ ” + ” authorized personnel ” により「任命された者のみ」で限定しているため、「関係者のみ入場できる=関係者以外立ち入り禁止」となります。

 

  • ” This road is closed to traffic for construction work. ”
    「この道路は工事中のため通行止めです。」
  • ” This street is closed to motor vehicles from 8 to 10 a.m. ”
    「この通りは朝 8 時から 10 時まで自動車は通行止めです。」

 
” be動詞 + closed to~ ” で「~は立ち入り禁止である」ですが、to直後に「交通、通行」を意味する ” traffic ” が付くことで「通行止め」となります。

” motor vehicles ” と ” car ” は日本語訳は同じ「車」ではありますが、日本人が使い慣れている ” car ” は、厳密には「乗用車」のニュアンスに近いです。

一方の ” vehicle ” (読み方:ビークル)は、乗用車以外のバスやトラックに、バイクや自転車、さらに宇宙船や電車など「乗り物全般」を指すため、英語圏の方にとっては ” vehicle ” 日常的に使いやすい単語なのです。

文末の ” from A to B ” は「AからBまで」という意味で、今回のような通行止めの時間帯を示すことができます。

もし数日かかる場合は ” from August 7th to 10th ” 「8月7日から10日まで」となり、曜日で示す場合であれば ” from Tuesday to Saturday ” 「火曜日から土曜日」となります。

 

  • ” The works are expected to be completed in a year. ”
    「工事は向こう一年間に竣工の予定です。」

 
” 主語 ” + ” be動詞 ” + ” expected to be completed ~ ” で「(主語)は~に完了する見込みである」となり、completed以降に完了予定の時期を入れることができます。

時期をあらわすとき、ざっくりとした期間で表現するなら、季節であれば ” by spring next year ” 「来春まで」、年 + 季節なら ” in the fall of 2020 ″「2020年の秋に」、年は ” in 2020 ″や ” next year “となります。

細かい期間であれば 、週だと ” this week ” 「今週」や ” next week ” 「来週」、特定の日付であれば ” on January 10th ” 「1月10日に」となります。

表現によって by や in などの前置詞が変わってきますので、適宜使い分けましょう。
 

フランクなコミュニケーション編

 
仕事をしていく中で使いたい、部下や同僚をほめるフレーズや、飲み会で使えるフレーズをまとめました。

  • ” You did a great job! ”
    「素晴らしい仕事だ」
  • ” Thank you for your hard work. ”
    「君の一生懸命な働きぶりに感謝するよ」
  • ” You were amazing. ”
    「素晴らしかった」
  • ” Thank you for all you do. ”
    「いつもありがとう」
  • ” Marvelous job! ”
    「優秀な、素晴らしい出来だ」

 
” thank you ” はそれだけでも感謝を伝えられますが、 ” thank you for~ ” とforで続けることによって、何に対して感謝しているかを理由も併せて伝えられます。

また、「素晴らしい」と表現できる ” good ” や ” great ” はほかに ” excellent ” , ” brilliant ” , ” wonderful ” などに言い換えて、 ” You are wonderful ” や ” Excellent job! ” などと表現することもできます。
 

続いて、飲みへの誘い方・注文・お会計で使えるフレーズです。

【飲みへ誘うとき】
  • ” Are you free to go out for drinks tonight? ”
    「今日、飲みに行きませんか?」
  • ” Let’s go for drinks! ”
    「飲みにいこうよ!」

【注文のとき】

  • ” Would you like snacks with drinks? ”
    「何かおつまみを頼みますか?」
  • ” We’ll start with beer. ”
    「ビールから始めましょうか」

【会計のとき】

  • ” It’s on me. ”
    「ここは私が持ちます」
  • ” I’ll get it. ”
    「私が払いますよ」
  • ” Is everyone fine with splitting the check? ”
    「割勘でいいですか?」
  • ” Can we have separate checks? ”
    「会計は別々でいいですか?」

 

いざというときのために!

 
外国人労働者や、海外からの渡航者が増えてきています。

単語や例文を全部を覚えるのは大変かもしれませんが、いざというときに使えると役に立つはずです。

外国人とのコミュニケーションを取るためのツールとして、積極的に英語を使っていきましょう!

 
 

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この記事を書いた人

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