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2020/10/02更新

頭が痒い、掻いたら痛い!何度も繰り返す頭皮の痒みの原因と対策

健康

 
頭が痒くて、無意識に掻いたら痛い!となったことありませんか?

多くの人が頭の痒みやニキビのようなおできに悩まされています。
頭皮の痒みはニキビとは限らず、疑われる疾患はいくつか考えられます。

その原因も様々で、ヘルメットを被っているからだけでなく、日々の生活からくるものがほとんどです。

痒みやニキビができる頭皮は抜け毛につながりやすい状態でもあるため、生活習慣を見直して原因を突き止め、適切な対処をしていきましょう。
 

頭が痒い原因

頭が痒くなる原因は様々あると考えられます。
一つ一つ自分に当てはまっていないか確認していきましょう。


 

シャンプー・リンスの洗い残し

 
シャンプーやリンスが頭皮に残っていると、毛穴を塞いでしまい頭皮トラブルにつながってしまいます。

毎日のシャンプーの洗い方、すすぎなど適当に済ませていませんか?

すすぎ時間が1分未満の場合は、洗い残しが考えられます。

またシャンプーやリンスが肌に合わないことも考えられます。

特に敏感肌やアレルギー体質の人は、低刺激のものがおすすめです。
しっかり洗っても痒みが取れない人は、一度使用しているシャンプーを見直してみましょう。
 

頭の洗いすぎ

 
逆に、気持ちがいいからとゴシゴシと頭皮を洗っていませんか?

洗いすぎも頭皮を傷つけてしまったり、皮膚が乾燥して余分な皮脂を出してしまいます。

爪を立てて洗うのも、頭皮を傷つけてしまい、雑菌が入りやすい状態になってしまいます。
 

生活習慣の乱れ、睡眠不足

 
運動不足、寝る時間が遅い、あまりよく眠れないことが多いと頭皮だけでなく、体全体の不調にもつながります。

特に質の悪い睡眠はストレスやホルモンバランスにもつながり、頭皮トラブルに影響します。

寝る前に携帯でゲームをやりすぎたり、テレビをつけたまま寝てしまうことはありませんか?
 

偏りのある食生活

 
揚げ物ばかり食べていたり、お酒の飲み過ぎは、余分な皮脂を増やしてしまい、抜け毛の原因にもなります。

外食が多い、お菓子ばかり食べている、同じものばかり食べているなども、栄養不足や偏った栄養の摂取となり、頭皮の皮脂分泌量や皮膚の生まれ変わりなどに影響してきます。

コンビニ弁当やカップ麺ばかり食べている、夜はお酒の方が多い、などということはありませんか?
 

ストレス

 
日々のストレスによってホルモンバランスが崩れたり、寝不足につながることから、免疫機能が下がったり、頭皮の細胞機能の低下につながってしまいます。

仕事やお金のこと、人間関係など、誰しもが日々感じているストレスですが、ため込まず発散できていますか?
 

ホルモンバランス

 
女性に起こりやすいホルモンバランスの乱れは、男性にも起こります。

30代〜40代は男性ホルモンが活発になる時期で、皮脂が多く分泌されることから、頭皮のベタつきや痒みにつながりやすくなります。

また、睡眠不足やストレスなどが原因でホルモンバランスが変化し、抜け毛にもつながる可能性があります。

食生活の乱れ、睡眠不足、ストレスなどからホルモンのバランスが崩れやすくなってしまいます。
 

その他

 
カラーリング剤やパーマ液なども、頭皮のダメージにつながります。
頻度の高いカラーリングはなるべく控えるようにしましょう。
 

考えられる疾患

頭皮の痒みの原因は、ニキビだけとは限らず様々な疾患が考えられます。


 

乾燥肌

  • 頭の洗いすぎ
  • 頻度の多いカラーリング
  • シャンプー後の自然乾燥
  • 洗浄力の高いシャンプー
  • 熱いお湯で頭を洗う

 
これらが原因で乾燥肌になっている可能性があります。

乾燥肌はパラパラとしたフケが多い頭が痒いピリピリするなどの症状があります。

皮膚が乾燥することでバリア機能が低下し、肌が敏感になりダメージを受けやすい状態になります。
この状態で刺激を受けてしまうと炎症が起こりやすく、皮膚炎につながってしまいます。

また頭皮のベタつきが気になる人でも、乾燥肌の場合があります。

乾燥によりバリア機能が低下した肌が過剰に皮脂を分泌して潤いを保とうとします。

これにより、皮脂を栄養分とする常在菌が異常発生してしまい、ベトっとしたフケや痒み、細菌が入ってしまうと皮膚炎などにもなってしまいます。
 

脂漏性皮膚炎(しろうせいひふえん)

 
皮脂の分泌量が多くなり、常在菌であるカビの一種が増殖することで皮膚が刺激されて炎症を起こします。

地肌が赤く腫れたり、痒みフケが出るなどの症状があります。
頭皮が一部赤くなった部分に痒みが生じ、掻いたら痛い、というような症状は、脂漏性皮膚炎を疑ってもいいかもしれません。

ニキビと少し似ていますが、ニキビは毛穴にたまった皮脂にアクネ菌が増殖し炎症を起こしているので、治療法が異なります。

脂漏性皮膚炎はぶり返しやすく慢性化しやすいため、早めの治療が必要です。
 

接触性皮膚炎(かぶれ)

 
頭皮で多い皮膚炎は「アレルギー性皮膚炎」と「刺激性皮膚炎」があります。

アレルギー性皮膚炎はアレルギーがある人に起こり、刺激性皮膚炎は強い刺激が原因の、誰にでも起こる皮膚炎です。

シャンプー・リンス、カラーリング剤などに含まれる成分に対してアレルギー反応がでてしまったり、洗浄力の高いシャンプーが刺激となり起こってしまうなどが考えられます。

刺激物が接触した箇所が痒くなって赤くなりブツブツができたり、ひどいときは水ぶくれになるなどの症状があります。
 

膿痂湿疹(のうかしっしん)

 
飛び火と同じで、雑菌が傷口などから入って起こる皮膚の感染症です。

皮脂の分泌や汗、アレルギーなどが原因で頭が痒くなり、強く何度も掻いてしまったり、シャンプー時に爪を立てて洗うことで頭皮に傷がつき、雑菌が入って増殖してしまうことにより起こります。

赤みフケ水ぶくれかさぶたなどの症状があります。

他の人に移してしまう可能性もあるので、注意が必要です。
 

毛包炎(もうほうえん)・毛嚢炎(もうのうえん)

 
毛根を包んでいる毛包にできた傷から雑菌が入ることで炎症が起きます。

ニキビに似た症状で、赤く真ん中に膿が溜まって腫れ、しこりのようになります。

皮脂や古い角質などが溜まっていると発症しやすく、1つできる場合もあれば、いくつもの毛包にできる場合があります。

酷くはありませんが、痒み痛みの症状があります。
 

汗疹(あせも)

 
あせもは白い汗疹の「水晶様汗疹」と赤い汗疹の「紅色汗疹」があります。

水晶様汗疹は汗が出る穴が詰まってしまうことで皮膚表面に汗が溜まり、白っぽい水ぶくれができます。
痒みなどはなく、短期間で治るため自覚症状がないこともあります。

紅色汗疹は一般的に言われるあせもで、汗が出てくる汗管が詰まり、皮膚内で破裂し炎症を起こします。

赤いポツポツができ痒みを伴います。またヒリヒリやチクチクとした痛みが出ることもあります。

夏場のヘルメット着用で頭皮が高温多湿の状態になり、汗をかくことで起こりやすくなります。
 

頭ジラミ

 
普通の生活で発生する頭ジラミは、保育園や幼稚園、小学校など、子供たちの間で発生することが多いです。

頭の中で寄生し、頭皮から血を吸って生きるため、強い痒みの症状がでます。

頭同士の接触や、寄生されている人が使用したヘルメットやタオルなどを共有することで移ってしまいます。
 

対策

シャンプーや頭の洗い方を変える

 
男性用のシャンプーは、洗浄力の強いものが多いため、乾燥肌や敏感肌の人には合っていない可能性が考えられます。

今使っている物から、低刺激性や天然由来成分の入ったシャンプー・リンスなどに変えてみましょう。

またシャンプー・リンスの洗い残しが原因で痒みや皮膚炎などの症状が出てしまっている可能性もあります。

洗い残しは抜け毛の原因になることもあるので、正しい頭の洗い方を心がけましょう。

▷正しい頭の洗い方


 

カラーリングを控える

 
カラーリングやパーマに使われている薬剤が、肌には刺激が強かったり、合わないことも考えられます。

特に赤身や痒みなどの症状が出ているときは、カラーリングやパーマを控えましょう。

どうしてもカラーリングをしたい場合は、美容院で相談をしてみるのも一つの手です。
 

生活習慣を変える

 
寝不足や、偏った食生活などの不規則な生活や、日々のストレスが考えられるようであれば、改善していきましょう。

バランスの取れた食事を摂るのが難しくても、意識して野菜を食べるようにする、早めに寝るなど、できることから改善していきます。

ストレスの場合はその原因を突き止め改善するか、ストレスを溜め込まず、できるだけ発散するように心がけます。
 

皮膚科で薬をもらう

 
自己判断で処置をしてしまうと思わぬトラブルや、さらに悪化してしまう可能性が考えられます。

また脂漏性皮膚炎や接触性皮膚炎など、自然にはなかなか治らない症状は処方箋をもらうのが確実です。

疑っていた疾患とは違う可能性も考えられます。
何度もぶり返してしまう痒みや痛みなどは、まず皮膚科に相談しましょう。
 

ヘルメットでも快適に

毎日ヘルメットを被っていれば、頭が痒くなるのは当たり前と思っていませんか?

症状によっては痒みを放っておいてしまうと、悪化して治りにくくなってしまいます。

痒みや痛みを頻繁に感じたら、簡単にできる身近なことから気をつけていき、それでも治らない場合は皮膚科を受診してください。

仕事に集中できる、痒みのない快適なヘルメット生活を送りましょう!
 
 

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BUILD編集部

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