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2020/11/04更新

冬はノロウイルスに注意!食中毒にならないために気をつけるべきこと

健康

11月に入り、寒い日が増えてきましたね。
冬は温かい鍋がおいしい季節ですが、ノロウイルスが怖い季節でもあります。
ノロウイルスは食中毒のなかでも最も患者数が多く、年間で57%の患者がノロウイルスによるものです。
またノロウイルスによる食中毒は、11月から2月が最も多い傾向にあります。

そんな今の時期だからこそ気をつけたい、食中毒にならないための知識をご紹介します。
 

食中毒を引き起こす細菌の種類

食中毒とは、食品に付着している細菌やウイルスが体内に進入することにより下痢や腹痛、発熱などが引き起こされる症状のことを言います。
食中毒の原因となる細菌の種類により、引き起こされる症状は様々です。

また食中毒は、気温が高く細菌が繁殖しやすい6~9月に多くみられますが、ウイルスによる食中毒は冬場に多い傾向にあります。

サルモネラ属菌

十分に加熱していない卵・肉・魚などが原因となります。
食後、6時間~48時間で、吐き気、腹痛、下痢、発熱、頭痛などの症状が出ます。


    生卵、オムレツ、牛肉のたたき、レバ刺し

 

黄色ブドウ球菌

人間の皮膚や鼻腔、口腔内にいる菌です。
加熱した後に手作業をする食べ物が原因となります。
食後30分~6時間で、吐き気、腹痛などの症状が出ます。


    おにぎり、お弁当、調理パン

 

腸炎ビブリオ菌

生の魚や貝などの魚介類が原因となり、塩分の多いところで繁殖する菌です。
食後4時間~96時間で、激しい下痢や腹痛などの症状が出ます。


    さしみ、すし

 

カンピロバクター

十分に加熱されていない肉や、飲料水、生野菜などが原因となります。
食後2~7日で、下痢、発熱、吐き気、腹痛、筋肉痛などの症状が出ます。


    十分に火が通っていない焼鳥、十分に洗っていない野菜、井戸水や湧き水

 

腸管出血性大腸菌(O157)

十分に加熱されていない肉や生野菜などが原因となります。
O157やO111などの菌は症状が重くなれば重症化する可能性もある菌ですが、食品を十分に加熱すれば防ぐことができます。
食後12~60時間で、はげしい腹痛、下痢、血が多くまざった下痢などの症状が出ます。


    十分に加熱されていない肉、十分に洗っていない野菜、井戸水や湧き水

 

ノロウイルス

牡蠣などの貝類を生食したり、十分に加熱しないで食べた場合に感染します。
ほかにも、ウイルスに汚染された水道水や井戸水、感染した人の吐瀉物などからも感染する場合があります。
食後1~2日で吐き気、ひどい下痢、腹痛などの症状がでます。


    十分に加熱されていない牡蠣、アサリ、しじみ

 

E型肝炎ウイルス

加熱不足の豚などの肉や内臓を食べたことが原因となります。
ほとんど症状は出ませんが、一部の人は感染から平均6週間たつと、だるくなったり、皮膚が黄色くなったり、発熱したりします。


    十分に火が通っていない豚肉やレバー

 

食中毒にならないために気をつけること

飲食店だけで起こると思われがちの食中毒ですが、家庭でも十分に起こり得ます。
食中毒にならないためにも、日々の食品の管理や意識が非常に重要となってきます。

細菌の場合は、細菌を食べ物につけない、食べ物に付着した細菌を増やさない、食べ物や調理器具に付着した細菌を殺すという3つが原則となります。
またウイルスの場合、食品から自然に発生しないので、持ち込まないこと、広げないことが重要となってきます。

    食中毒を防ぐ三原則

  • 細菌をつけない。
  • 手指、調理器具などを丁寧に洗う(除菌)。

  • 細菌を増やさない。
  • 早く調理し、早めに食べる。
    食品の保存は冷蔵庫で。ただし冷蔵庫の過信は禁物。

  • 細菌を殺す
  • 多くの菌は高温で死滅。調理の時、加熱は中心までしっかり行う。

 

ほかにも家庭でできる食中毒の予防ポイントを、厚生労働省が案内していますのでこちらもご参考にしてください。

出典:厚生労働省

 

しっかり予防して防ごう

食中毒は十分な手洗いや、食品管理などで防げるものが多いです。
コロナ対策だけでなく、食中毒からも自身を守るために、日頃から手洗いを行いましょう。

菌・ウイルスは工事現場にも潜んでいる!正しい手洗いうがいで対策を

また症状が出た場合、自己判断で市販の下痢止めなどの薬をむやみに服用しないようにするのではなく、かかりつけの医師に相談することを心がけましょう。

 

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