2021/08/05更新
そうめんを食べると熱中症になりやすいってホント?食から熱中症を防ぐ
健康

照りつけるような暑い日差しの日が増えてきて、夏真っ盛りですね。
暑い日にはツルッとのどごしが爽やかなそうめんがおいしい!
しかし、「そうめんを食べると熱中症になりやすい」と聞いたことがある人もいるのではないでしょうか。
夏の風物詩のそうめんですが、熱中症には気をつけたいところ。
今回は、そんなそうめんを中心に食から考える熱中症対策についてご紹介します。
熱中症の怖さ
熱中症とは、体温が上がり、体内の水分や塩分のバランスが崩れたり、体温調節機能が働かなくなり、体温上昇やめまい、けいれん、頭痛などのさまざまな症状を起こす病気のことを指します。
平常時は体温調節反応により汗や外気への熱伝導などで熱を放散しますが、熱い環境に長時間いると、この体温調節機能が乱れ、体外への熱の放出ができなくなります。
これが熱中症の原因となります。
熱中症のほかにも、夏バテなども私たちにとって身近な存在です。
エアコンの効いた部屋と外気温の差が激しいと、温度差による体温調節がうまく出来ず、自律神経の乱れにつながります。
また、汗をかくことで体内の水分やミネラルが不足して脱水症状を起こしたり、食欲減退による栄養素不足なども、夏バテの要因のひとつです。
そうめんを食べると熱中症になりやすい?
夏場の昼食にそうめんを選択する人は非常に多いかと思います。
火を使わずに調理したい人や冷たいものを食べたいなどから、昼食選びに麺類が上位ランクインします。
そんな夏の風物詩のそうめんですが、夏バテ・熱中症の原因になりやすくなります。
正しくはそうめん自体が悪いのではなく、食欲不振からなるビタミン不足・たんぱく質不足が原因です。
暑くて食欲がわかないとき、そうめんと薬味だけで十分だという人も多いでしょう。
これを繰り返しているとたんぱく質、ビタミン、ミネラル、脂質、糖質の5大栄養素の体内バランスが崩れ、熱中症や夏バテになりやすくなります。
暑い夏は大量の汗をかきやすく、塩分や水分などが不足しがちです。
あっさりとしたそうめんはおいしいですが、それだけではなく野菜や肉も同時にとるようバランスの良い食事を心がけましょう。
熱中症に負けない!夏野菜そうめんアレンジ
夏のそうめんはツルッとおいしい風物詩です。
薬味とそうめんだけではなく、野菜や肉などの具材と一緒に食べれば、熱中症になりにくいそうめんへと変化します。
熱中症に負けないため、夏野菜などをふんだんに使ったそうめんのアレンジをご紹介します。
【簡単レシピ】暑い夏に大葉がさっぱりおいしい!トマトツナそうめん
トマトとツナのさっぱりとした味付けに、大葉の香りがおいしいそうめんアレンジは、暑い日にぴったり!
パパッと5分で調理できるので、忙しい昼食にもおすすめの一品です。
*【簡単レシピ】暑い夏に大葉がさっぱりおいしい!トマトツナそうめん
余ったそうめんを簡単アレンジ!ピリッと辛い韓国風ビビン麺
韓国で人気のビビン麺をそうめんでアレンジしてみた一品です。
ピリッと辛いコチュジャンを使ったアレンジは、辛味成分で食欲増進効果も期待できます。
お好みでキムチや韓国海苔を加えてもおいしいです!
にんにくと豚肉で夏バテ防止!さっぱり塩そうめんのレシピ
豚肉に含まれるビタミンB1は疲労回復ビタミンとも言われ、糖質をエネルギーに変える酵素をサポートします。
夏バテかな?と感じたら豚肉を使ったアレンジメニューがおすすめです。
さっぱり塩味のそうめんですがガッツリ食べれるのが嬉しいポイントです。
おいしく夏を乗り切ろう
そうめんに限った話ではなく、偏った食生活は体調不良の原因になりがちです。
暑い夏、食事を疎かにしてしまいがちですが、水分補給と栄養バランスをしっかりと考えて食事をとるように心がけましょう。
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