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2019/08/09更新

大人なら知っておきたい!シャンパンとスパークリングワインの違い

趣味

結婚式などで出されることも多いスパークリングワインですが、シャンパンとの違いは知っていますか?
シャンパンとスパークリングワインは、同じようで少し違うもの。
レストランやパーティーなどの場で、違いもわからず全てシャンパンだと思っていると、恥をかくかも…

大人なら「シャンパン」と「スパークリングワイン」の違いはしっかり押さえておきましょう!
 

シャンパンはスパークリングワインのひとつ

シャンパンやスパークリングワインは、発泡性のあるワインのことです。

一度発酵がおわったワインに、糖分と酵母を加え、再び瓶やタンクの中で発酵させることで、スパークリングワインができあがります。

そしてスパークリングワインの中でも、特定の条件を満たし、かつシャンパーニュ地方で作られたものだけがシャンパンと呼ばれます。
 

シャンパンの条件とは

シャンパンとスパークリングワインの違いとして、大きく分けて3つの条件を押さえておきましょう。
 

その1:製造方法

スパークリングワインの製法は主に5つ。

  • シャンパーニュ方式
  • シャルマ方式
  • トランスファー方式
  • 田舎方式
  • 炭酸ガス注入方式

今回製法について詳しい説明は省きますが、シャンパンは「シャンパーニュ方式」で製造されています。
5つの製法の中で一番時間や手間のかかる作り方になることから、シャンパンは高価なお酒になります。

シャルマ方式やトランスファー方式は、シャンパーニュ方式を簡略化した製法と言われ、比較的安価で大量に作ることができます。

炭酸ガス注入方式は、名前の通りワインに炭酸ガス注入してスパークリングワインを作ります。
コストを抑えられるため、スーパーなどで安く大量に売られるものはこの製法で作られています。

シャンパンの条件1:シャンパーニュ方式で製造されている

参考:ワイン用語の解説・辞典。類似表現や用例なども – ワインリンク
 

その2:ぶどうの品種

シャンパンには使用できるぶどうの品種も決められています。
使用が許されている品種は7種類。

  • ピノ・ノワール
  • ムニエ
  • シャルドネ
  • アルバンヌ
  • プティ・メリエ
  • ピノ・グリ
  • ピノ・ブラン

この7種類をブレンドして作られますが、ピノ・ノワール、ムニエ、シャルドネの3つが大半を占めています。

シャンパンの条件2:使用できるぶどうの品種は7種類

参考:シャンパーニュに使用される葡萄の種類 | シャンパーニュ事務局
 

その3:アルコール度数

シャンパンのアルコール最低度数は毎年決められますが、大抵11~12%になります。
それを下回ってしまうと、シャンパンとは認められません。

シャンパンの条件3:アルコール度数が規定値を満たしている

もちろんこの他にも細かな規定はありますが、以上を抑えておきましょう。
また、全ての規定を満たしたシャンパンには、「シャンパーニュ」と記載されたラベルが貼られるので、シャンパンかスパークリングワインかわからないときは確認してみましょう。

【これだけはおえたい】シャンパンとは
  • シャンパーニュ地方で作られたスパークリングワイン
  • シャンパーニュ方式で製造されている
  • 使用が許された7品種のぶどうで作られる
  • アルコール最低度数を満たしている

 

スパークリングワインと合う料理は?


ワインを頼むとき、料理と合うものはどれか迷ってしまうこともありますが、基本的にスパークリングワインはどんな料理にも合いやすいと言われています。

家でスパークリングワインを飲む場合も、あまり考えすぎず、「合うかも」と思ったおつまみをチョイスしましょう。

一般的に合う合わないと言われるものはありますが、最初は楽しみながら飲むことも大切です。

ワインの種類に迷ったら、スパークリングワインに挑戦してみてはいかがですか?
 

違いがわかる大人に

シャンパンはスパークリングワインの中のひとつです。
カテゴリーは同じスパークリングワインですが、スパークリングワイン=シャンパンではありません。
違いをしっかり理解して、いざというときに恥をかかないようにしましょう!

 

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