BUILD

職人のためのライフスタイルメディア

2024/03/06更新

花粉症メカニズムと花粉症を悪化させないための対策【2024年】

健康

 
今年もつらい花粉症の時期が、すでにきていますね。

花粉症の人にとって日常生活を送るだけでもつらいというのに、屋外での仕事がメインとなる建設業者は考えるだけで憂鬱になる季節。

2024年の花粉飛散情報や花粉症のメカニズムを知り、効果的に対策を行いましょう。
 

2024年花粉飛散情報

 
今年は暖冬と季節外れの暖かさの影響により、2月中旬ごろには東北の一部を除くほとんどの地点で花粉の飛散が開始しています。

東京のスギ花粉のピークは、3月上旬〜下旬となっており、その後すぐにヒノキ花粉のピークをむかえます。

2024年花粉のピーク予報
*参照元:日本気象協会 tenki.jp 2024年 春の花粉飛散予測(第4報)を元に作成

 
そして特に、雨上がりの日などは花粉の飛散がとても多くなるようです。
 

花粉症のメカニズム

 
花粉症の代表的な症状ともいえる鼻水やくしゃみ、目のかゆみなどは全て、体内に入ってきた花粉に対する免疫反応になります。

私たちの体内に花粉が入ってきたとき、体の免疫システムは花粉を異物と見なし、花粉に対する抗体を作ります。

この抗体は次に花粉が入ってきたときに、ヒスタミンやロイコトリエンというアレルギーの症状の原因となる物質を放出し、異物である花粉を体外に出そうとします。

これが鼻水やくしゃみ、目のかゆみなどの症状になります。

大量の花粉が体内に取り込まれることで、抗体もたくさん作られ、花粉症を発症したり、症状が重症化したりします。

そのため、花粉症の人はもちろん、花粉症ではない人も花粉に接しないことが重要です。
 

花粉症を悪化させないためにできること


 
花粉をなるべく取り込まないことが一番の対策となりますが、毎年この時期になると花粉対策グッズを買い込む人も増えるのではないでしょうか?

花粉対策グッズや薬は、症状を和らげてくれますが、日常生活の中で花粉症を悪化させないための習慣も大切です。
 

食生活での対策

 
花粉症は体の免疫機能が過剰に働くことで、つらい症状を引き起こします。
いくら花粉対策グッズや市販薬で症状を落ち着かせても、免疫機能が乱れていれば効果も半減です。

栄養バランスの取れた食事で免疫機能を正常に保つために、栄養の偏った食事や、暴飲暴食に注意し、規則正しい生活を心がけましょう。

アルコールの摂取やタバコを控えることも、鼻の粘膜を正常に保つために重要です。
 

自宅でできる対策

 
体を整え、免疫機能を正常に保つことに加えて、花粉を取り込まないための対策も必要です。
 

  • 家に花粉を持ち込まない
  • 持ち込んだ花粉をいつまでも部屋に留まらせない

 
この2つに気をつけて、対策を行いましょう。

以下を習慣づけることで、室内での花粉対策になります。
 

  • 帰宅時は玄関前で花粉を払い、洗顔、うがいをする
  • つるつるした素材の衣類で外出する
  • 室内をこまめに掃除をする

 

外出時はつるつるした素材の衣服を選び繊維に花粉が入り込まないようにし、帰宅したら玄関前で花粉を払いましょう。

花粉の時期は、日頃の手洗いうがい加えて洗顔も行い、顔の周りについている花粉を落とします。

とはいえ、完全に花粉を持ち込まないことはできないので、室内の掃除をこまめに行うことも重要です。
 

▽花粉症対策についてはこちら▽


 

できることから対策しよう

 
花粉対策グッズや市販薬は効果がわかりやすく、頼りっきりになってしまいがちですが、日常生活での対策もとても重要です。

疫機能を正常に保ち、花粉を体内に入れないように気を付け、つらい症状を少しでも和らげましょう。
 

▽花粉症に関連するそのほかの記事▽



 
 
Pocket   はてブ   保存

この記事を書いた人

BUILD編集部

BUILDのSNSをフォローして
最新情報をチェックしよう!

のSNSをフォローして
最新情報をチェックしよう!