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2023/05/18更新

実は理にかなっていた!3時のおやつの理由とおすすめおやつ

健康

 
誰もが知っている「3時のおやつ」という言葉。
しかしおやつの時間と言えば、なぜ3時なのでしょうか?

3時のおやつが広まった経緯は諸説ありますが、実は理にかなっている部分もあるんです。

3時のおやつの由来やその理由、体を動かすことの多い現場監督・職人さんにおすすめな、栄養のあるおやつを紹介します!
 

おやつの時間はなぜ3時?

 
3時のおやつの由来は、江戸時代に遡ります。
現代では1日3食が一般的ですが、当時は朝と夜の2食が基本でした。

江戸時代の人々は、1日働く体力を補うために午後2〜4時ごろに休憩を取っており、その時間に食べる軽食をおやつと呼ぶようになったのです。

おやつは漢字で書くと「御八つ」。

江戸時代では午後2〜4時を「八刻(やつどき)」と呼び、この「八つ」に丁寧語の「御」がついて「御八つ」に変化したと言われています。
 

「3時のおやつ」は理にかなっていた!


 

夕食の食べ過ぎを防ぐ

 
おやつや間食はなるべく食べないほうがいいと考える人も多いかと思いますが、上手に取り入れることで健康やダイエットのためにもプラスに働きます。

昼食を取ってから夕食まで時間が長く空くことで、夕食を食べる前には強い空腹感を感じることがあります。

強い空腹状態になると、夕食を食べ過ぎてしまうことも。間食を取ることで強い空腹感を防ぎ、夕食の食べ過ぎを防ぐことができます。
 

太りにくい時間帯は2時から3時

 
3時におやつを食べても「脂肪として蓄積されにくい」というメリットがあります。

脂肪の蓄積に大きく関係するのが「BMAL1(ビーマルワン)」というタンパク質です。
BMAL1は時間帯によって量が変動するタンパク質で、脂肪の合成を促し、脂肪細胞の分化を促進して新たな脂肪細胞を作り出す働きがあります。

このBMAL1は、夜にエネルギーを蓄えて休息するために増え、昼間はエネルギーを消費して活動するために量が減ります。

BMAL1が少ない時間帯が午後2時から3時であるため、3時はおやつを食べても脂肪として蓄積されにくい時間帯と言えるのです。
 

現場監督・職人におすすめおやつ

 
3時は太りにくい時間帯と言えますが、毎日食べる習慣がある人は太りにくいおやつを選ぶのも大切。

1日に200kcalまでがいいと言われ、コンビニのおにぎり約1個分のカロリーとなります。

おやつを食べ過ぎてしまうと、夕食のときに必要な栄養が摂れにくくなってしまうので注意しましょう。

ただし、体を動かすことの多い現場監督や職人は、栄養も摂れるおやつを選ぶことがおすすめです。
 

プロテイン食品


 
今やどこでも手軽に買えるようになった高タンパクなプロテイン食品は、間食にぴったりです。

SOYJOYやプロテインバーなどのエナジーバーや、ヨーグルトなどデザートに近いもの、サラダチキンやスープなどの軽食まで、種類が豊富なので飽きずに食べられるのもいいですね。

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あたりめ(するめ)


 
あたりめは、噛みごたえがあり、咀嚼回数が増えるので満足感のある低カロリーなおやつです。

甘いものが苦手な人でも食べやすく、少量で満腹感が出て、夕食の食べ過ぎを防ぎます。
固いあたりめは消化しにくいため、よく噛み、水分も一緒に取るようにしましょう。
 

焼き芋・干し芋


 
冬場になるとスーパーやコンビニなどでも販売される焼き芋は、食物繊維など栄養たっぷりですが、しっかり甘みもあるおやつです。

より手軽に買える干し芋や、手軽に食べられるさつまいもの入った蒸しパンもおすすめですよ。
 

適度なエネルギーチャージで1日元気に過ごそう

 
江戸時代から続くおやつの時間。「3時のおやつ」は理にかなっていることが多くありました。

おやつはなるべく食べないほうがいいというイメージもありますが、上手に取り入れれば日中のパフォーマンスを上げ、食べ過ぎも防ぐことができます。

ご褒美として甘いものを食べるのももちろんいいことですが、毎日のおやつは「補食」として栄養やエネルギーを補う意識で選んでみましょう。
 

参照元:
*厚生労働省 eヘルスネット間食のエネルギー(カロリー)
*社会医療法人 明陽会 健康管理センター 保健指導室だより Vol.10 2013.3

 

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