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2022/03/01更新

ハイエースが建築現場 御用達なワケとは?

仕事

大小問わず建築現場に一番多くいる車といえばトヨタのハイエースでしょう。

働くクルマとして職人や建設関連の法人車両となっているワンボックス車ですが、なぜハイエースなのか?
他のワンボックスじゃだめなのでしょうか。

この記事では、ハイエースが建築現場御用達となった理由を解明します。
 

ハイエースが建設現場で人気なワケ

ハイエースは商用バンであることもありますが、乗用車と比べて走行距離は10万、20万キロ、使用年数も10年はあたりまえで、これらを超えた中古車も販売されています。

ハイエースバン3.0 DX ロング ディーゼルターボ 中古車車両本体価格60万円

10年落ちの車が低価格で販売されるなか、12年経過したこの車両が60万円というのも驚きですが、その走行距離は28.2万キロ。
ちなみに、筆者が検索した2010年~2012年の400台以上のハイエースバンの中では最低価格に近い車種です。

このように日本でも耐久性に定評のあるハイエースですが、アジア圏を始めとする海外では絶大な人気と信頼があり、日本で使わなくなったハイエースの中古車が、バイヤーによって買われて海外へ輸出されています。
ハイエースの根強い人気のワケを考えてみましょう。
 

丈夫で壊れない

建築現場のみならず、様々な用途でハイエースを使うユーザーに共通する感想はハイエースは丈夫だということです。

ハイエースが耐久性に優れていることは、ここまで現場の人たちに信頼を置いていることで事実ではあるようですが、詳細な故障率のデータは公開されていないのが実情です。

また丈夫とはいっても、10万、20万キロ走行してなおトラブルがおきないというわけではありません。
日本では1年に一度の車検整備があり、商売道具であるハイエースのメンテナンスがオーナーによって行われています。

これらの積み重ねが、ハイエースが丈夫で壊れないと言われる所以でもあるのではないでしょうか。
 

多彩なバリエーション

ハイエースは大工や左官、そして電気工事や内外装業に至る多くの建築関係の職人から、圧倒的な支持を集めていますが、これらの職人はそれぞれに関連する多くの機材を積む必要があります。

荷室などバリエーションの多さもハイエースの魅力です。
ボディの長さ、標準とワイドの車幅、ハイルーフと標準ルーフ、そしてフロア形状やドア数、乗車定員など、仕事に合ったボディ形状が選べます。

その他、ワゴンやコミューターといった多人数の送り迎え用や、ガソリンやディーゼルといった仕様なども選ぶことができます。

また、自分の仕事に合った道具を、自分好みにカスタマイズして積み込めるといった自由度が高い荷室があるのがハイエースなのです。

 

NV350(キャラバン)ではダメか?

なぜハイエース?かというと、大きな車両では現場の通行を妨害してしまうし、小さければ必要な道具が乗りきらない。ハイエースバンの標準ボディなら5ナンバーサイズなので最適な大きさなのです。 

ここでひとつの疑問が浮かびます。
ハイエースと並ぶワンボックス型商用バンの日産NV350(キャラバン)でもいいのではないか?と。
確かにワンボックスバンの旗頭として長くハイエースのライバルであったキャラバンは、荷室の広さや動力性能でハイエースに劣らない優れた車種です。

現行モデルのNV350(キャラバン)は、2012年6月にフルモデルチェンジを行っており、ハイエースよりも新しい車体です。
ハイエースと比較しても十分な魅力があるのですが、販売台数ではハイエースに圧倒的な差をつけられたままです。

シェアがここまで差がついてしまうと、現場にはハイエースだらけで、違う車種を購入する気が薄れるということもあります。
買い替えるにしてもハイエースに不満がないので、次もハイエース、知り合いから譲り受けるのもハイエース、こうなるとNV350(キャラバン)が入り込むすきはなさそうです。

しかし、けっしてNV350(キャラバン)がハイエースより劣っているというわけではありません。

 

最新のハイエースはこうなっている

ハイエースオーナーには気がかりな最新のハイエースはどうなっているのでしょうか?

現行モデルは2004年にフルモデルチェンジされた4代目で、すでに18年が経過しているロングライフモデルですが、度重なる改良で今も第一線で活躍できるパフォーマンスを維持しています。

最新の改良は2021年4月に行われて、この時は5速MTモデル設定が全てなくなり、エンジンやグレード、駆動仕様関係無く、全て6速AT車のみとなりました。

また、衝突回避支援パッケージToyota Safety Senseは2017年から全車設定され、乗用車並みの安全性能が備わっています。
 

最新モデルの車両価格

車両価格は、DX 2WD(2000ガソリン・6A/T・標準ルーフ)の2,530,000円からで、人気の
スーパーGL(2WD・2800ディーゼル・標準ボディ・標準ルーフ)は3,685,100円。

そして特別仕様車スーパーGL“DARK PRIME Ⅱ”(2WD・2000ガソリン・標準ボディ)が3,241,000円とお買い得感があります。

参考:トヨタ ハイエース バン | 価格・グレード | トヨタ自動車WEBサイト
 

動力性能は?

力強さで人気のあるディーゼルエンジンでは、コモンレール式燃料噴射システムや空冷式インタークーラー付ターボチャージャーなどの採用により、パワーやトルクを犠牲にせずに排気量は抑えながらも力強い動力性能を実現し、燃費も向上させています。
 
また、リーズナブルな価格が嬉しいガソリンエンジンは、Dual VVT-iの採用などにより、エンジン性能を引き出し、高出力と低燃費を両立しています。

さらに、前記の通り、パワフルな動力性能を引き出し、低燃費を実現する6速オートマチックをディーゼル車、ガソリン車ともに搭載されています。

参考:トヨタ ハイエース主要諸元表[バン]2WD

 

独立するならまずハイエースを買え

「職人として独立するならまずハイエースを買え」といわれるほど、ハイエースは職人の大切な道具であり、個人経営の「一人親方」にとってはハイエースさえあれば仕事ができるのです。
今も大きなビルの建設現場でも、住宅地のリフォーム工事の現場でも、職人のそばに寄り添うハイエースは強い味方であり続けるでしょう。

 
 

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BUILD編集部

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