2024/01/23更新
速攻で治す!外で手がかじかんだときに試したい5つの改善方法
健康
2023年1月20日は大寒(だいかん)と呼ばれ、2月4日の立春まで、1年で最も寒さが厳しくなるころといわれています。
もうすぐ立春といえども、まだまだ寒い日が続き、外での現場作業には厳しい季節。
手がかじかんで思うように動かない、細かい作業がしにくい、なんてことありませんか?
そこで今回は、外で手がかじかんだときに試したい温める方法を紹介します。
目次
手がかじかむ理由
手が冷たくなって凍ったように感じ、普段動かしているような動作がしにくくなる、手のかじかみ。
手がかじかむ理由は「体の冷え」が原因と考えられます。
体が冷えることにより、生命維持に重要な役割の脳や心臓などの臓器へ優先的に血液を送り、体を温めようとします。
このとき、体の末端にある手足の血流を減らして、熱が逃げるのを防ごうとするため、手足が冷たくなります。
筋肉を包み込みスムーズな動きを助ける筋膜は、体温の影響を受ける特徴があるため、手足が冷たくなることで固まってしまい、動きが鈍くなってしまいます。
これにより、手がかじかむ状態になるといわれています。
手を温める方法
外での現場作業では、手がかじかんでしまうと仕事にならなかったり、事故の原因にもなりかねません。
お湯で手を温めたり、温かい飲み物を飲んだりする方法などもありますが、作業の妨げにならないような手の温め方を紹介します。
ストレッチをする
体全体を温めるストレッチ。
体全体があたたまることで、手の冷えも改善する効果が期待できます。
ウォーミングアップにもなるので、作業前に取り入れるのがおすすめ。
手を振る
2019年に警視庁警備部災害対策課が手がかじかんだとき、すぐに改善できる方法をツイートしていました。
手を上下に、大きく素早く数回振ることで、遠心力により体幹の温かい血液を指先に送ることができ、指先のかじかみは改善されるようです。
シンプルな方法で、即効性が期待できます。
「上下に大きく素早く振る」ので、手をぶつけないよう、近くに物などがない場所で試してみたい方法ですね。
手をグーパーする
手をただグーパーグーパーするのではなく、握る・開くをそれぞれしっかりと力を入れて行うことで、効果があるといわれています。
- グーにしたとき、親指を中に入れてぎゅっと握る。
- パーにしたとき手のひらの色が変わるくらい、外に引っ張られているように思いっきり開く。
- ①②を何回か繰り返し行う。
実際にやってみると、確かに血流がよくなったように感じます。
場所を選ばず素早い改善が期待できそうですね。
手のツボを押す
陽池(ようち)と呼ばれる、手首の付け根にあるツボは手の血行を良くし、冷えに効くといわれています。
陽池は手の甲側、小指と薬指の間を手首の方にたどって手首の方に下ろしていくとある窪みです。
- 親指を使って5秒ほど押す。
- 力を抜いて、再度5秒ほど押す。
- ①②を10回ほど繰り返し行う。
揉んだりさすったりと1分ほど刺激しても効果が期待できるそう。
グーパーと同様、場所や人目を気にしないでできる簡単な方法ですね。
お腹を温める(カイロや腹巻をする)
即効性はありませんが、体が冷えてしまったときは、お腹を温めるのがいいといわれています。
貼るホッカイロをお腹のあたりに下着の上から貼ったり、ホッカイロがない場合はお腹にタオルを巻くなどしてもう一枚プラスするだけでも、体全体が温まるそうです。
ホッカイロはおへその下あたりに貼ると、丹田(たんでん)や気海(きかい)といったツボがあり、効果的に体を温めるだけでなく、免疫力アップや腰痛など様々な効果も期待できます。
もしあれば、腹巻にホッカイロを貼るとさらに効果アップ。
腹巻は、お腹を温めて体内の臓器を冷やさない効果があり、末端の手足に血液が行きやすくなります。
年配の人が着ているイメージがありますが、今では薄くて体にフィットするものや、引き締め効果のあるものなど、機能性の高い腹巻なども販売されていますよ。
ただ着るだけでいいので作業の邪魔にならず、余計な時間も取られません。
作業中ホッカイロは熱くなりすぎるという人は、腹巻だけでもおすすめ。
▽BUILDでは、腹巻きについても紹介しています。
寒さに負けない体づくりを
手がかじかむのは、体の冷えからくるもの。
体の冷えは、食事や入浴、運動などの普段の生活習慣で改善できるといわれています。
手がかじかんでしまったときは、一時的に改善させる方法を試すのもいいですが、普段から体を冷やさないように対策することが大切ですね。
しかし普段の生活に気をつけていても、寒さが厳しい日は、特に手がかじかみやすくなります。
手がかじかんでしまったときは、ぜひ試してみてください!
▽しもやけや、ストレッチについても紹介しています。▽
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