2023/05/04更新
全然違う!コンビニで買える缶コーヒー微糖を飲み比べてみた
生活
現場作業の休憩時間にひと息…そんな安らぎの時間を担ってくれる缶コーヒー。
無糖、微糖などの種類があるほか、メーカーによっても味わいが異なる缶コーヒーですが、それぞれの細かい差などはあまり知らないのではないでしょうか?
そこで今回は、缶コーヒー飲み比べ第一弾!BUILD編集部でコンビニで買える缶コーヒー【微糖】の飲み比べをしてみました。
目次
缶コーヒーの選び方
缶コーヒーを買うとき、コーヒーという表記以外にコーヒー飲料というのを見たことはありませんか?
市販の缶コーヒーは、コーヒー飲料等の表示に関する公正競争規約に基づいて、内容量100g中のコーヒーの生豆分量によって分類表記が義務付けられています。
- コーヒー:5g以上
- コーヒー飲料:2.5g以上5g未満
- コーヒー入り清涼飲料:1g以上2.5g未満
ほかにも、缶コーヒーには甘さの度合いを示す表現として、「ブラックコーヒー」「無糖」「微糖」などがあります。
無糖とブラックコーヒーの何が違うのか、と思うかもしれませんが、実はコーヒーに限らず、飲料の場合は100mlあたり砂糖0.5g未満であれば、無糖と表記することができます。
また、2.5g未満であれば、微糖、低糖と表示を使用してもいいという決まりがあります。
人工甘味料の使用をしている場合もあるので、甘いものが苦手な人は注意が必要です。
缶コーヒー【微糖】を飲み比べてみた!
「コーヒー豆の香り」「酸味」「甘さ」「バランス」の観点から5種類の缶コーヒーを飲み比べてみました。
いずれもコンビニや自販機で買える缶コーヒーです。
- セブンズボス 関東甲信限定
- ボス ザエスプレッソ
- WANDA 金の微糖
- FIRE 挽きたて微糖
- ボス 贅沢微糖
セブンズボス 関東甲信限定
酸味★★☆☆☆
甘さ★★★☆☆
バランス★★★★☆
同じコーヒーでも地方によって好みが異なるので、地域にあった味を届けたいという思いから開発されたセブン&アイグループ限定発売の商品です。
マイルドでミルク感が強く、カフェラテのような印象を受けますが、ロースティな香りと力強いコーヒーの味わいがおいしい一缶です。
編集部の中では一番人気でした。
ボス ザエスプレッソ
酸味★☆☆☆☆
甘さ★★☆☆☆
バランス★★★★☆
ボスは種類が数多く出ていますが、ザエスプレッソはファミリーマート限定商品です。
香りが豊かでコーヒー豆っぽさが感じられるのはエスプレッソならでは。
エスプレッソの良質な苦味を生かし、すっきりとした味わいが楽しめます。
甘さ控えめなので、甘いのが苦手な人でもおいしく飲めるのが嬉しいポイント。
編集部の中で二番目に人気の一缶でした。
WANDA 金の微糖
酸味★★☆☆☆
甘さ★★★★☆
バランス★★★☆☆
実は、缶コーヒーで金やゴールドなど高級感のある商品名を使用するには、「コーヒー飲料等の表示に関する公正競争規約」で決められている条件をクリアしていることが前提となっています。
「金の微糖」という名前も、これに沿って付けられており、ブラジル最高等級高級豆100%のコーヒーに高級豆で抽出したエスプレッソをブレンドしています。
甘さを感じるコーヒーですが、酸味があるのでコーヒーに砂糖を入れた印象を受けます。
苦味が後に残りますが不快感はなく、コーヒーが苦手な人でも飲みやすい一缶です。
FIRE 挽きたて微糖
酸味★★★☆☆
甘さ★★★☆☆
バランス★★★★☆
缶コーヒーで一般的な熱風式焙煎だけではなく、直火式焙煎で仕上げているので、炭火焼きの焦げた旨味を感じられます。
すっきり飲めて後にひきませんが、香りが豊かでありコーヒー豆らしさを感じられます。
アメリカンコーヒーのような味わいと甘さのバランスがいい一缶です。
ボス 贅沢微糖
酸味★★☆☆☆
甘さ★★★★☆
バランス★★★☆☆
贅沢微糖は、特別焙煎した厳選高級豆を中心にブレンドし、最後の部分をあえて使わない贅沢なドリップをしているので、雑味がないのが特徴です。
ミルク感が強く、まろやかな味わいですが後味にほんのり苦味を感じます。
コーヒーが苦手な人でも飲める、飲みごたえのある一缶です。
飲み比べると全然違う!
缶コーヒーはメーカーによって味が違うとはいえ、飲み比べてみて差がわかるのか不安だったのですが、飲めばすぐわかるほどにそれぞれにしっかり個性があり驚きました。
ぜひ参考にして、自分のお気に入りの一缶を見つけてくださいね。
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