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2019/09/10更新

朝食を抜く人の割合が深刻に?しっかり朝食を摂るメリットとは

健康

職人の朝はとても早いものです。
朝食をしっかり食べないといけないとわかっていても、ついつい抜いてしまったりだとか、おにぎり一個だけなどで済ませたりする人もいるんじゃないでしょうか。

現在、日本国内で朝食を抜いてしまう人口の割合が深刻化しており、厚生労働省も注意を呼びかけています。

「忙しい」「時間がない」などで抜いてしまいな朝食ですが、一日の作業効率の割合を上げるためには、朝食を摂るに越したことはありません。
今回は、朝食を摂ることで得られるメリットのご紹介です。
 

朝食を抜く人の割合

厚生労働省の調べによると、朝食の欠食率は男性 15.0%、女性 10.2%であることがわかっています。
また年齢階級別にみると、男女ともにその割合は 20 歳代で最も高く、それぞれ男性は約3人に1人、女性は約4人に1人は朝食を抜いているという結果が出ています。
 


出典:厚生労働省朝食欠食率
 

朝食を抜く人は夕食の時間が遅かったり、菓子類で済ませていたりなど1日の食生活のリズムが不規則になっているといわれています。
他にも朝食を抜くと、集中力が散漫になったり太りやすくなったりするなどという問題もあります。

また、朝食の欠食は大人だけでなく、未就学児や小中学生の一部も欠食している状況であり、社会的に見過ごせない問題となっています。
 

朝に必要な栄養素

体力仕事の職人には細やかな作業を求められる場面もあり、集中力の散漫は思わぬ事故を引き起こしてしまう危険性もあります。
そういったことを起こさないためにも、朝食を摂るということは非常に重要な事柄です。

では、一日を始める上で必要な栄養素とはなんなのでしょうか。

炭水化物


白米やパンなどに含まれる炭水化物にはブドウ糖が多く含まれています。

脳の活動エネルギーは主にブドウ糖の働きによるものですが、ブドウ糖は体内に大量に貯蔵しておくことができません。
つまり空腹な状態で起きた朝の脳は、エネルギーが足りていない状態なので、ブドウ糖を補給しないと記憶力や集中力が散漫になってしまいます。

集中力を高めるためにも朝食に食べることはとても重要なこととなっています。

たんぱく質


肉や魚、大豆に含まれているたんぱく質は、筋肉や臓器を構成するうえで非常に重要な栄養素です。

血液を作る働きもあることから体内に栄養素を行きわたらせる役割や、起床後の体温上昇とも関係があります。
朝から活動的に動ける身体になるためには、たんぱく質を摂ることで血行を良くし、体力をアップされることが大切です。

ビタミン、ミネラル


野菜などに含まれるビタミンやミネラルは、人の体を健康に維持する働きをしています。
ビタミンはブドウ糖などの他の栄養素がうまく働くために吸収の手助けをしてくれています。

ブドウ糖だけを摂るのではなく、ビタミンやミネラルも一緒に摂ることでより効果的に栄養素を補給できるとされています。

食物繊維


食物繊維は、腸の調子を整える他、生活習慣病の予防に役立つ栄養素と言われています。
また朝に食物繊維を摂取すると、一日の血糖値が安定して保たれることが分かっています。

これは、一日で最初の食事(ファーストミール)が、次の食事(セカンドミール)の血糖値に影響を及ぼすという、セカンドミール効果によるものです。
食物繊維を多く含む食事は、満腹感を持続させ、消化・吸収を遅らせるので、食後の血糖の上昇をおさえる効果があり、過食を防いでくれます。
 

不足したエネルギーを補うには

ではこれらの栄養素をバランスよく摂るにはどうしたらいいのでしょうか。

答えは、お米と魚などを食べる伝統的な定番の朝食スタイルが一番だと言えるでしょう。
ごはんは粒食なので、ゆっくりと消化・吸収され、なだらかに血糖値を上げて、長時間維持します。

また、食事は3時間を目安に体内で消化されていき、その後ブドウ糖の濃度が下がっていきます。
つまり、脳にとって非常に安定したブドウ糖の供給源のごはんと、身体に栄養を行き渡らせるたんぱく質の多いおかずを朝にしっかり食べることで、朝から集中力も体力もあがることになります。
 

朝食を食べて一日を迎えよう

朝食の欠食が社会問題となってきていますが、朝食を食べれば身体にたくさんのメリットを与えてくれます。
気持ちよく1日を迎えるために、朝食をしっかり摂りましょう!
 

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BUILD編集部

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