2024/11/20更新
【ワイン入門】赤ワインと白ワインの違いやカロリー糖質比較・合う料理とは
趣味
2019年9月28日公開 2023年12月21日更新
ワインを頼むとき、赤ワインと白ワインの違いが正確にわからずに、どちらにするか悩んだ経験はありませんか?
ブドウの品種や産地など、奥が深く難しそうなイメージのあるワインの世界。
もちろん好みで選んでもいいですが、基本である赤と白の違いについて知ることで、ワインの楽しさはグッと広がります。
目次
赤ワインと白ワインの違い
赤ワインと白ワインの違いを知る上で押さえておきたいのが「ブドウの種類による違い」と「製法」による違いです。
ブドウの種類
まずブドウの違いについて、赤ワインでは「黒ブドウ」、白ワインでは「白ブドウ」が使用されます。(白ワインでも黒ブドウが使用される場合もあります。)
黒ブドウはその名の通り黒い皮のブドウ、白ブドウは黄緑色の皮のブドウです。
赤ワインと白ワインに使われる代表的なブドウの品種は合わせて5つ。
- カベルネ・ソーヴィニヨン
- メルロー
- ピノ・ノワール
【白】
- シャルドネ
- ソーヴィニヨン・ブラン
このほかにもありますが、この代表的な5つを覚えておくだけでも、ワインの味の違いがわかるようになります。
品種がわかれば、いつもはなんとなくで決めていたワイン選びがずっと楽しくなりますよね!
製法
次に製法による違いです。
赤ワインは、皮や種を丸ごと発酵させて作られるのに対して、白ワインは皮や種を取り除いた後の果汁を発酵させて作られます。
そのため赤ワインは、皮の色が赤くつくだけでなく、皮や種の渋みが感じられるのが特徴です。
一方白ワインは、赤ワインに比べて渋みが少なく、スッキリとした飲み口のものが多いので、赤ワインは苦手という人も白ワインはおいしく飲めることがあります。
赤ワインと白ワインの糖質やカロリー
赤ワインと白ワインそれぞれの糖質は、日本酒やビールよりも低めですが、焼酎やウイスキー、ブランデーなどの蒸留酒よりは高めです。
カロリーになると、日本酒、蒸留酒よりも低く、ビールよりも高くなります。
糖質やカロリーがほかのお酒と比べて、比較的低めなことから、ダイエットをしている人でも飲みやすいお酒といえます。
しかしお酒ですので、飲み過ぎには注意しましょう。
赤ワインと白ワインに合う料理
赤ワインと白ワインのブドウの品種や、製法とその特徴がわかればワイン選びも楽しくなりますが、やはりワインと料理のマリアージュも重要なポイントになります。
赤ワインと相性の良い料理・選び方
赤ワインは渋みが強くどっしりとした飲み口であるため、肉料理や味の濃い料理と相性がいいとされています。
また、渋みと香りが強く重いワインは「フルボディ」、渋みが少なく軽い飲み口のワインを「ライトボディ」、その中間で様々な料理に合わせやすいワインを「ミディアムボディ」といいます。
脂がのりガツンとした肉料理にはフルボディの赤ワインを、軽食と一緒にワインを楽しむときにはライトボディの赤ワインを、など料理とワインの重さで選ぶのも楽しみ方の一つです。
白ワインと相性の良い料理・選び方
白ワインは魚介やさっぱりとした料理と相性がいいとされています。
辛口のワインは、白身魚のフリットやクリーム煮などと合わせると、料理の味もワインの味も引き立ちます。
少し意外かもしれませんが、寿司や天ぷらなどにもよく合いますよ!
甘口のワインは、前菜や塩気の効いたおつまみ、デザート・軽食のときにぴったりです。
迷ったときは?
赤ワインか白ワインかどちらにすればいいか迷ってしまったときは、スパークリングワインを選んでみるのもおすすめです。
スパークリングワインはどんな料理にも合いやすく、失敗しにくいワインでもあります。
奥が深いワインの世界を楽しもう
難しそうなワインの世界ですが、基本さえおさえておけば楽しみ方が見えてきますよね。
いつもなんとなく赤か白を決めていたワイン、違いや特徴を踏まえて楽しんでみてはいかがですか?
*参考元:厚生労働省 日本食品標準成分表2020年版(八訂)
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